★釜夏物語(ボクの糖質制限狂時代)★第26話★「ライバル医師」

★釜夏物語★とは・・・・・
糖質制限の

「創始者と言われる;池豊秋先生」
「推進者と言われる;井睦先生」

・・・・の、お名前から1文字づつ拝借して名付けたものである。
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狂気&狭気&侠気&凶気and叫気そして狂鬼のごとく、一時期集中して実践した”ボクの糖質制限狂時代”・・・・
その中で
「糖質を憎み、人々を煽りまくった釜池&夏井両先生」
の影響を受けた私・・・
釜池豊秋&夏井睦、両先生の「動画作品」の凄まじい煽りエネルギーが起爆剤となったのだ。
「釜夏物語」を通じて私自身の体験や感想を、そして平成時代に多くの日本人が夢中になった「糖質制限という現象」を語っていこうと思う。
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なお私自身は今は糖質制限など実践もしていないし、長期の実践はむしろ健康に良くないと思っている。
た・だ・し。。。。で、ある。
この「釜池物語」は
「人生や健康について、一度立ち止まって考えなおすきっかけを作ってくれた」
「賛成反対含めて色々な広い考えを持つ事ができた、イマジネーションを掻き立てられた」
という意味での、釜池先生・夏井先生についての愛と感謝とリスペクトを込めて記事を書き進めている。
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さて、当シリーズ「釜夏物語」主役のひとりである夏井睦先生が2014年当時、ご著書「炭水化物が人類を滅ぼす」で話題となり、「糖質制限ダイエット推進ドクター」として多くのバラエティ番組に出演されていたことも既に取り上げてきた。
夏井先生がご出演されていた番組では、「MC芸人」「デブ枠」「リアクション枠」「ライバル医師」など、様々な芸能人や文化人や医師が登場していた。
その中で「デブ枠の文化人」として出演されていたのが経済アナリストの森永卓郎先生であった。
森永先生と糖質制限の関わりについては、結果的には森永先生への追悼となった愛を込めた渾身の 第23話★「モリタク」を、ぜひお読みいただきたい。
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ところで、夏井先生が糖質制限推進派ドクターとして「メインゲスト」として招かれた番組では、糖質制限に反対の立場で登場する「ライバルドクター」が登場し、番組を盛り上げていた。
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TV番組で夏井先生にとって最も強力な反対派ドクターと言えば、数々のバトルを繰り広げられた日比野佐和子先生と言っても過言ではなく、真実&事実そのものであろうと思う。
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平成時代2014年当時のバラエティ番組で、新聞記事を引用し炭水化物だけを抜く食生活は「心筋梗塞や脳卒中など生活習慣病のリスクが高まる」と主張した日比野先生。
さらにご自身の糖質制限失敗談を明かされた。
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「糖質制限なんかとっくの昔に実践してるから、危険だと分かっているのよ」と、言わんばかりにオノレの体験談を赤裸々に語る日比野先生。
日比野先生の「美人ビジュアル」の伏線が、「炭水化物抜きダイエットはダメ=その証拠は若くて美人で健康なアタシ」として、見事に回収された瞬間であった。
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●糖質制限に賛成する医師=終始ボソボソ語る冴えない初老男
●糖質制限に反対する医師=終始笑顔でコロコロ笑う健康美人
TVはビジュアルがほぼ勝敗を決定する。
日比野先生は、出演者、観客、そして恐らくは日本全国の視聴者を引き付けることに成功し、一気に番組の流れを制し「糖質制限はダメ」と怒涛の如く畳みかけていった・・・・・
さ・ら・に。。。。で、ある。
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日比野先生は、大胆にも年齢が上の夏井先生を右手で指し示しながら「先生(夏井)は、炭水化物は人類を滅ぼすという本を出されているんですよ。」とニコニコしながら余裕で「夏井ホンの宣伝と紹介」を行った!!
健康美人医師が終始満面笑みで「糖質制限はダメ」と語りながらも、何と、正反対の主張をしている夏井先生の著書もしっかり紹介するという大らかで器の大きさを視聴者に伝えた日比野先生。
これでは、夏井先生は徹底的に完膚なきまでにボコボコにされた格好だ。
しかし糖質制限に集中していた当時、この番組をYoutubeで見た私は、夏井先生を全面的に支持し応援していたのだ!
この番組は素晴らしかった。
MCや出演者や観客に嘲笑されることで、夏井先生の「ハニカミ、哀愁、頼りなさ、孤立無援、猫背」などが際立ち、糖質制限実践者にとっては「真のヒーロー」として捉えられて、求道の如く士気を高める源泉ともなったのだ。
日比野先生に徹底的におちょくられてMC芸人に完膚なきまでにボコボコにされたことで、かえって夏井先生のホンの宣伝になるという、ほのぼのとしたウインウインの番組進行であったと言えよう。
夏井先生個人の「初老男の哀愁」が色気と魅力となって爆発した名番組だったと今でも本当にそう思う。
平成時代、糖質制限推進派ドクターとしての夏井先生は、バラエティ番組の出演だったからこそ「キワモノとしての魅力」「怪しいけれど新しく試してみる価値がありそうだ」とのタレント価値があったのだと思う。
と・こ・ろ・が。。。。だ!
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時は流れて、令和時代の2019年10月。
「健康と経済」がテーマというBS日テレ「深層フライデー」という番組の、記念すべき一番大事な第1回目のテーマとして満を持して取り上げられた「糖質制限ダイエット」
    ↓
【関連記事】
(連載期間;2019.11.11~2020.5.16 全20回)
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この番組は、バラエティ番組の1コーナーではなく、最早、糖質制限「ダイエット」という大ブームが、「国民全体の健康のリスク、損失」として社会問題化しているのではないかとの「ガチ」な内容であった。
そして、糖質制限ダイエットがテーマのこの番組で、再び夏井先生(賛成派)と日比野先生(反対派)が共演することとなった。
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この番組で日比野先生はご自身の体験として「極端な糖質制限により半年で14kgやせたものの、偏った食事をとることで脳のエネルギーである糖質が不足し『一過性脳虚血発作』を発症。体の半身がしびれ、中性脂肪の数値は基準値を超えて脳梗塞の危険すらあった」と、語られた。
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女性ナレーター【談】
こちらは日比野さんが当時食べていた普段の食事です。
糖質を抜き、大好きな肉、そしてチーズが中心のメニュー、こうした糖質制限ダイエットが異変を招いたのでしょうか?

日比野佐和子先生【談】
当時のドクターもそういうふうに考えていたと思います。
やはり普段の食事について聞かれまして、そういう糖質制限でお肉と油を好きなだけ食べていたという話をしましたら、もうその食事自体が原因だと言われました。


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日比野先生はご自身の体験を踏まえ、医師の立場としても「糖質制限ダイエットは危険」と真剣に訴えられたのである。
これに対して夏井先生は、以下のように発言した。
●夏井先生【談】
江部先生のところで糖質制限やってる人は数万人レベルでいるし、海外の文献であっても、糖質制限やって一過性脳虚血発作を起こしたのは「彼女(日比野さん)ひとりだけ」です。

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日比野佐和子先生と当時の担当医が訴える「日比野先生ご自身が体験した糖質制限ダイエットが脳に与える危険性」
これに対して夏井先生は「そんな症例は世界で日比野さんのみ。そんなデータはない」と断定して否定。
「私はこうだった」という自分自身の事をTVで日本全国に向けて語った他人しかも医師である日比野先生の意見を、「お前に起こった体験の話だが、お前の診立ては間違っている」と、生放送で完全否定された夏井先生・・・・
かりにも医者である日比野先生ご本人と当時の担当医という「専門家」の意見を、しかも日比野先生自らTVで訴えておられるほどの実体験による診立てを全面否定しされた夏井先生の、この発言はかなり重いだろう。
その昔、平成時代のバラエティー番組での夏井先生は「哀愁、はにかみ、優しいお顔、痩せ体型」といった個人の魅力で、糖質制限実践者の背中を押してくれる役割を果たしてきたと思う。
しかし、令和時代のガチ健康番組での夏井先生は、かつての哀愁の魅力は消え去り「強気、ふてぶてしさ、怒り、ちょいデブ」が全面&前面に出ていると、私は感じてしまったのである。
この番組での夏井先生はユーモアもなく、日比野先生の事を「糖質制限で具合が悪くなった人は海外の文献でも例はなく、彼女だけ」と、「海外」つまり「世界でたった一人」という強い言葉を使うほど必死になって語ってしまった。
かつて平成のバラエティ番組ではライバルである日比野先生にニコニコと自分のホンを宣伝してもらったのにも関わらず・・・・(苦。。。笑)
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一方の日比野先生は、太って瘠せて太って瘠せて太って瘠せて太って瘠せて太って瘠せて太って瘠せて太って瘠せて太って瘠せてを繰り返し、糖質制限で「死にかけた」と自らカミング・アウトされている。
医師としては大失格と言っていい杜撰な健康管理だが、視聴者(日本国民)の健康喚起のために、オノレの恥を「シレーっとケロッと」乗り越えて、お仕事にも結び付けて次のステージに進むことが素晴らしいし、そこに人間のドラマや魅力があふれ共感する人も多いのだろう。
平成時代の終わりころ、当時の日比野先生は「糖質制限ダイエットで死にかけたが、今は健康になった美人医師」がブランド化して、TV番組や健康系取材で引く手あまたの大人気であったように思う。
バラエティー番組では、「医師としては健康管理失敗という大恥も晒す度胸、腹の座り具合、ニコニコ姿勢を崩さない余裕ある態度」が説得力があって潔く爽快であり、視聴者の共感や支持を得たのであろう。
た・だ・し。。。。で、ある。
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↑画像は、コロナ禍が始まった2020年に出版された日比野先生の著作である。
読後感想記を書こうと思ってコンビニで見つけたこのホンを買ったのだが・・・・
パラパラとページをめくってみたが、面白くないので読まなかったのである。
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2020年夏に買って以来、6年半経過した2026年2月の今。
この記事を書くために、久しぶりにホンを手に取ってみたが、やはり面白くない。
ホンの中身は、生活習慣、食事、運動などお役立ち健康情報がこれでもかとひたすらに大量に詰め込まれているので、ホンのタイトル「何したら免疫力が上がるの?」を実践するには、何を優先すべきか、焦点やポイントが絞れないのだ。
つまり、このホンに書いていることの全部がカラダに良い事なので、逆に言えば、すべてを実践しなければ免疫力を高めることができないと思わせる内容なのだ。
起承転結がなくメインテーマも絞り込めないという「読み物」としては、ひどく疲れるホンなのだ。
要点を絞ってテーマを決めて、ほどほどに実践方法を示したほうが、読者もホンに集中できるだろう。
しかし、流石は我等が日比野佐和子先生である。
140ページにもわたって「これを実践したら良い、あれを食べたらいい」と、健康情報をぎゅうぎゅうに羅列しておきながら、最後のあいさつで日比野先生はこう語っている。

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【画像出典;スリム鳴造蔵書 「つまり、結局何したら免疫力って上がるの?(著者;日比野佐和子)」より、引用】
何の事ぁ~ない。
実践法は50種類以上に及ぶ免疫力を高めてくれるであろう、ありとあらゆる健康情報を詰め込んでいるくせに、ホンの最後では「情報はほどほどに取り入れてくれ」との日比野先生の逃げ口上だ。
つまり、購買検討者がホンを手に取りやすくさせるためか「免疫力が上がる方法」という誇大広告・虚偽表示ギリギリのタイトルで煽っているので、健康に関する大げさな情報との誤認を避けなければならなかったのであろう。
日比野先生が著作のこのホンは、何とも中途半端で薄っぺらい内容となったクソ本であったと、極めて控えめに評価したい。
ちなみに夏井先生の大ベストセラー「炭水化物が人類を滅ぼす」は、書かれている内容については、アタマが悪いおバカさんが書いた人類史上類を見ない愚作&駄本というのが私の評価だが、しかしながら、大げさな地球史が語られて大失速してしまうホンの後半部を除いて、前半の「炭水化物憎しの煽り口上」については「読み物」としては、読み手を引き付けることに成功しており、なかなか面白かったと言わざるを得ない。
「人類を滅ぼす」という売らんがための扇動的なタイトルも、仮にも医師が書いた本なので健康増進法に引っかかりそうな恐れもあるが、こちらは夏井先生の脳内妄想を拗らせたファンタジーが生み出したフィクション&オカルト本の部類とのジャンルとして割り切って世間に受け入れられたのであろう。
糖質制限推進者としての夏井先生については、熱狂的な患者信者や妄信的な後進若手医師を除いた一般世間での評価は、著作ホンで言えばオカルトの部類、TVで言えば、ガチな健康情報番組ではなくてバラエティー番組の1コーナーに登壇する「キワモノゲスト」であろう。
それゆえにこそ、かつて熱狂的な糖質制限実践者であった私個人にとって夏井先生は、他にいない特異な存在であり、我が人生史において釜池先生と共に愛とリスペクト抜きでは弄れないヒーローなのだ。
【日比野佐和子先生についての関連記事】

●拙blog●

●その他、ネット記事●
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つい2日前に掲載された、現時点では最新の日比野先生の取材記事です。
ここでの日比野先生は古臭い糖質制限なんか一切触れずに、ヨーグルト、玄米、五穀米など「食物繊維と腸活の重要性」を語っておられます。
なお、記事内には日比野先生が監修されている商品(サプリ)もさりげなくシレーっと紹介されていますが、ま、それも何が何でもとおススメされている訳ではないので、健康お役立ちの一助としてさラッと読めて、好感が持てる記事内容となっているように感じました。

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