【記事・動画】ヘルシー系ニュース感想記【2025】②鉄サプリの過剰摂取に注意!(国民生活センター)

ヘルシーがどうのとか食べ物がこうのとかを大義&口上としている拙ブログ。
そんなブログ主のスマホには連日、健康系や食い物系の記事や動画が大量に送り付けられてきます。
当シリーズ「ヘルシー系ニュース感想記」では、気になったりモノ申したいネット記事や動画に対して、ド底辺ブロガーの下から目線で、超個人的感想を述べてまいります。


【出典;時事通信社、2025/01/29 】
国民生活センター
🔲記事の概要🔲
●個人輸入した海外製の鉄分補給サプリメントを長期間摂取した女性が鉄過剰症を発症する事例があったとして、国民生活センターが注意を呼び掛けている。
●海外製サプリは日本人向け推奨量を超える鉄分を含む製品もあるといい、同センターは成分表示を確認するよう求めている。
●鉄分は人体に必要なミネラルだが、日本人の場合、平均摂取量で推奨量をほぼ満たしている。
●同センターの担当者は「まずは食事で鉄分を採ることを考え、足りない場合は医療機関へ相談してほしい」と説明。
●「サプリを利用するなら、国内外を問わず含有量によく注意してほしい」と話している。
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🔲ブログ主の感想🔲
数年前まで本屋さんの健康本コーナーでは、「現代人は鉄とたんぱく質が不足している」だの「鉄サプリやプロテイン飲めば、ウツや病気がすべて治る」とという煽り立てるような過激なタイトルの書籍が平積みされていました。
ただし、それらのホンを読んだ実践者について、「特定サプリの過剰摂取のリスク」や「たんぱく質摂り過ぎについての健康被害」についてSNSや特定掲示板で被害者となられた皆さんの生の声が急激に増えているのが事実なのです。
それゆえにこそ、国民生活センターにも被害に遭われた方の声が届き始めたのでしょう。
食物以外での鉄サプリやプロテインの多量長期摂取においては、その人の持つ消化能力の違いにもよりますが、腸の炎症や肝臓疾患、腎臓能力低下などを引き起こすリスクがあることは、今や私のような素人一般日本人でも情報共有できるようになっています。
もちろん、対症療法的に鉄とかたんぱく質を不足栄養分として補って病気が良くなった人も多くいるのでしょうけど、それを長期的に続けた場合の実際の健康被害などは、本を書いて売る医師の元では、決して失敗例は書かれることはありません。
これは、私がかつて夢中になった「糖質制限ドクター界隈」でも同じで、センセ方は「僕たちは糖質制限のおかげで健康です」と言うのは勝手にすれば良いですが、お仲間である糖質制限推進してホンを書いたりマスコミに登場していた実践者が亡くなった時には、「アノ人は元々手遅れだった。」とか「糖質制限のやり方が間違っていた」とか「高血糖の記憶なんだ、糖質制限のせいじゃない」と、お仲間を悼んだり称えることはなく、とにかく逃げるような発言ばかりで、正に「人間のクズ野郎」と言っても言い足りない、極めて控えめな評価といえましょう。
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一方で、今現在においては以前ほどは「鉄サプリを摂れ!プロテインを大量に飲め!」といった、人の健康不安につけこんだ極めてアタマが悪い書籍は急激に減っているようで、良い傾向だなと思います。
糖質制限ドクターにしても鉄プロテイン医師にしても、ホンを売る「著作者本人」は、オノレの主張が商売になっているので、何かあってもオノレで尻ぬぐいすれば良いでしょう。
しかし、幅広く一般患者である日本人が注意しなければならないのは、これら「教祖センセ方」に妄信してしまった若手医師たちの「本気な医療行為」でございましょう・・・・
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「江部先生夏井先生を尊敬してるから糖質制限広めて、何なら自由診療で診てやるぞ」
「病気の原因は糖質摂り過ぎ&鉄不足&たんぱく質不足だ!栄養学を教えてやるぞ」
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と言う風に、ご自身にはホンの印税は1円も入らないのに、糖質制限や鉄プロテインを奨める教祖先生たちの教えを一般患者に広めようとする若手後進医師の皆さんの行く末を、超ド底辺である拙ブログが下から目線でご心配している次第であります。
そもそも、令和のこのご時世、糖質制限関係の「専業」で商売できるのは、日本広しと言えども江部康二先生(糖質制限)と山田悟先生(糖質オフ)含めて多くてもせいぜい3~4名程度でしょう。
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夏井睦先生は「炭水化物が人類を滅ぼす」というホンがベストセラーとなりましたが、このセンセは形成外科医で糖尿病患者を診ないので医師としては責任がないので「対象外」です。
つまり夏井先生は「本業の医療行為は形成外科医だが、糖質制限としての立場は流行作家」という事です。
それゆえにこそ、「糖質制限」や「鉄プロテイン」に感動して信奉して、その療法を医療行為として行う「真面目な若手後進ドクター達」にこそ、一般患者は引っかからないようにしなければならないでしょう。
ホンの印税もないのに、教祖センセ方の療法を広めようとするのは、本当に身も心も純粋に糖質制限や鉄プロテインに信奉し切っておられているからでしょうし、患者さんを思っての事でしょう。
患者思いの気持ちは大切ですし、その一途さは理解できるとしても、一度立ち止まって、客観的にオノレや周囲を見つめてもらいたいものです。
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「糖質制限」や「鉄プロテイン療法」を対症療法的に、短期間一時的に処方することは効果はあるでしょうけど、それを長期メイン療法として「自分の治療方針」として世間に公表し医療行為を行うならば、健康を損なった患者さんに対する訴訟リスクや医療リスクも背負うことになります。
実践者である私には糖質制限の効果は存じていますが、また、それを長期に続けるリスクも分かっています。
多くの実践者の皆さんも、もうとっくの昔に気がついていますし、ましてや国民生活センターへの「極端な栄養療法による医療行為」についての相談が、今後加速度的に増えていくことでしょう。
ホンの印税も入らないのにクソジジイ教祖センセに信奉し過ぎて盲目になって、末永い大事な大事な医療人生を無駄にしないようにして頂きたいものです。
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ネットやTwitterを検索しておりますと、最近では「糖質制限で体調が良くならない」人も増え続けているようです。
そのような「糖質制限不調者の顧客層」「異常に痩身や健康に拘ってメンタル壊れた層」を商機としターゲットとした「糖質制限食事法やダイエット法」が、今や多派化・急進化・過激化してしまい、多くの「宗派」ができているようです。
そして「微量栄養素(ビタミンミネラル食物繊維)不足はサプリやビタミン剤やプロテインで補えば良い」との片寄った食事法が、「さ迷える健康オタクジプシー民」の間で、のめり込んでいく人も多いようです。
それこそが「承認欲求が強い人が陥りやすい、21世紀ネット時代のもう一つの恐ろしい病巣である」と、スリムちゃんは考えます。
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上記画像は、私が約30年前に購入して蔵書していた本です。
長い間、本棚で埃をかぶっていたこの本を、最近じっくり読んでいます。
糖質制限も実践してそのメリット・デメリットを体験している私ですが、この本は初版「平成元年」という大変古い本でありながら「食事と健康」について大変役に立つ情報が満載であります。
私は今、丸元先生のこの本を噛み締めるように大切に大事に、読んでいます。
この本に書かれている「食事と健康」のポイントとして

・摂取すべきは全粒穀物、果物、野菜、ナッツ、豆、植物性たんぱく質
・控えるべきは赤い肉、加工肉(ソーセージ、ベーコン、ハム)、砂糖入り飲料、精製炭水化物食品

つまり、
「精製していない、食物繊維ビタミンミネラル豊富な穀物を摂取しよう」
「加工された食品を控えて、新鮮でなるべく未加工のものを摂取しよう」と、言うものです。
このメッセージは、平成の30年を通り越した「令和の入口に立つ現在」こそ、再び新たに脚光を浴びてくるものと思われます。
この丸元先生のアドバイスこそ、本特集「食物繊維をモリモリ食おう」ひいては「生涯スリム&ヘルシーを
目指す」当ブログの水先案内人になってくれるものでありましょう。

ところで、この丸元先生のご説に対して、糖質制限というビッグビジネスと化した宗教が幾つもの枝分かれ・分派したあげくの「排他的でブサイク教祖センセを頂点とした各宗派」の中の人が、陰湿な批判をしているYoutubeを見てしまいました。
「メガビタミン」とかいう特に怪しい一派で、そのグループの幹部センセらしき男性が、「今、水溶性食物繊維が流行ろうとしているが、その提唱者だった丸元先生は78歳でお亡くなりになられた」と・・・・・・
この幹部センセ「メガビタゾンビ」は、「食物繊維取ったら長生きできない」とでも、言いたいのでしょうか・・・・
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メガビタゾンビは「今、食物繊維が流行ろうとしている」と発言し、焦燥感や危機感を隠そうともせずヒンヒンメソメソとYoutubeですすり泣いていますが、食物繊維摂取の重要性は「流行りではなくて、国(厚労省)も推奨している国民への健康喚起」でありましょう。
同時に、厚労省は「サプリ過剰摂取に注意」との注意喚起を呼び掛けています。
「長期的な」健康維持を望む人は、決して「メガビタゾンビ」が勧める「糖質制限+ビタミン+プロテインでの食事療法」なんか実践しないことが重要でありましょう。
サプリやビタミン剤の日常的な長期服用は、「加工された糖質や動物性脂質が中心の食事」で生活習慣病が増えていることと同じで、体に負担をかけてしまい、ましてや「サプリやビタミン剤が手放せない人生」という事にもなりかねません。
悪魔のメガビタミンw.jpg
ビタミンサプリを日常的に反復継続して摂取することで精神的にも手放せなくなることは、盲信信者/リピート顧客となって、クソ医者やそのグループにお布施を続けることでもありましょう。
食物繊維ビタミンミネラルなどの微量栄養素については「しっかりと食物から摂取する」ことを、おススメ申し上げます。
(可及的速やかな治療が必要な方で、対症療法として一時的にビタミン・サプリを要する人もいるでしょう。そういう方は、ブサイク医師を頂点とした宗教的FBグループなんかに参加しないで、正式な保険適用での医師の診療の元で、安全に実施されることをおススメ申し上げます。)


(2020年5月16日)
糖質制限市場のトップに上り詰めた推進協会理事の江部先生は「これ専属」で食っていける日本で唯一の人なので、これからも「糖質制限を否定する記事/機序/論文/には全否定して反論」してもOKですし、年齢的にも逃げ切れるでしょう。
そして、糖質制限推進派お笑いひな壇TVドクターとして最多の出演を誇る夏井先生にしたって、本業は整形外科医ですしご自身のブログに熱心なファンの方が多いので、これからも「糖質は悪」として煽り続ける人生で良いのでしょう。糖質制限ダイエット.jpg
た・だ・し。。。。で、ある。
糖質制限にすっかり感動&興奮してしまった、その他無数無名の「普通の医師たち」はどうなんでしょうか?
今は、まだブームの余熱や最後っ屁や残滓があるから良いでしょう。
しかし、今や食物繊維の効能や腸内環境が及ぼす血糖値への影響など、炭水化物の重要性についてどんどん新たな論文や知見が発表されているし、「糖質摂取がすべての元凶」なんて事はあり得ない・・というのが現実でありましょう。
やがて「糖質制限ブーム」が去ったのちには、梯子も外され、第一人者は引退し、舎弟は内科医ではないから関係なし、困るのは、今後も長く医師生活を患者さんとともに歩んでいかなければならない、若い医師だちでありましょう。
「患者が自主的に糖質制限を理解してから診察を受けろ」というような「保険適用外クリニック」や「オンライン治療」に先走ったとしても、農家・飲食店・一般勤労者など、市井の庶民や患者など、世の中全体を敵に回すような医療は、決して長続きしないものと思います。
「ご飯を食うな、とにかく糖質が悪い、既存医療や厚労省や糖尿病学会が悪だ」という敵意悪意むき出しの「看板」を背負ったままで、一般庶民患者を相手の保険診療で末永い医師人生を全うできるのでしょうか?
「糖質制限」に関しては、「痩せるまで実践してみましょうか」と、淡々とクールに粛々と1治療法として保険診療していけるように普及すれば良いのだが・・・とは、個人的に思います。


糖質制限の効果に「感動&興奮」した人々の中には、糖質制限推進派センセを教祖のように信奉し、「健康意識高い系断糖SNSグループ」のような集まりに属したり参加する人々もいます。
私もそれらの人の集まりに一度だけ参加したことがあります。
実践している人たちは、皆さん穏やかで良い人ばかりでした。
しかし、その集まりは精神科医が威張っており、参加者は「本も出したアノ高名な先生も来られるので、参加できるのはラッキーですよ」とおっしゃってしました。
私は「いくら本を出して高名だろうが、患者が寛解したケースがあるといっても、こんな威張り腐った態度のトンデモ野郎センセを崇めるのは嫌だな」と思ったのです。
それに「これは食べて良い、あれは食べては駄目」というのが趣旨で集まったグループに何の意義が見いだせるのか?
あいや、その方たちはそれで良いが、食いしん坊の俺には到底無理だ、と目が覚めて、断糖グループに参加したのは、それ1回きりでした。
平成の失われた30年間で、すっかり悪者にされてしまった米や穀物などの「炭水化物」・・・・・
「炭水化物が人類を滅ぼす」とか
「50歳から炭水化物を食べてはいけません」とか
「主食を抜けば糖尿病は良くなる」とか
「断糖で99%糖尿病が治る」とか
「プロテイン&メガビタミンで体の不調がすべて治る」などといった、
人類史上最低最悪のアタマの悪い主張を真に受けてしまった日本人が多かったのは、それは「痩身やダイエット」や「健康情報」に異常に拘る日本人と日本社会の喜劇&悲劇そして「過ち」であったともいえるでしょう。


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