ヘルシーがどうのとか食べ物がこうのとかを大義&口上としている拙ブログ。
そんなブログ主のスマホには連日、健康系や食い物系の記事や動画が大量に送り付けられてきます。
当シリーズ「ヘルシー系ニュース感想記」では、気になったりモノ申したいネット記事や動画に対して、ド底辺ブロガーの下から目線で、超個人的感想を述べてまいります。
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【出典;時事メディカル、2025/01/08 】
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🔲記事の概要🔲
●肥満は脳卒中のリスクを高めるが、特に高齢者の軽い肥満はむしろ機能の回復を早めることが明らかになった。
●心血管病の発症後の機能回復については、肥満度の高い人の方が良好なことが報告されている。こうした現象は「肥満パラドックス(逆説)」と呼ばれる。
●低体重の高齢者は、低栄養や筋量減少などによる身体機能や全身状態の低下が背景にあり、脳卒中発症後の体力消耗に十分耐えられず機能回復が悪くなると思われる
●高齢者はBMI25程度を目標に体重を維持するのがよいのかもしれない。
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🔲ブログ主の感想🔲
どんな人であれ肥満が進行し体重が大きく増えてしまうと、生活習慣病や心血管疾患、がんの危険因子の要因になることは、過去の多くの研究から明らかになっています。
一方で、今回引用記事のとおり、日本人においても「ちょいポチャ」つまりBMIレベルが少し高い層の人々の死亡率が最も低いという研究結果も報告されております。
つまり、ちょいポチャでも十分健康な人は、体重を減らすためだけに行う糖質制限ダイエットとかいう人類史上最もアタマが悪い食事法を継続的に実践してしまっては、せっかくの健康を損ねてしまうことにもなりかねませんね。
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高速道路上でもビル屋上でも肥料なしで育ち電力変換可…有事の食糧難に備え国が栽培を激推しする「野菜の名」
低コストで大量収穫…「準完全栄養食品」で捨てる部分がない日本人の救世主
低コストで大量収穫…「準完全栄養食品」で捨てる部分がない日本人の救世主
【出典;PRESIDENT Online、2024/12/20】
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🔲記事の概要🔲
●気候変動や国際紛争によるリスクに加え、もし、食料の輸入が停止されたら。40%弱の食料自給率の日本にとってそれはすぐさま死活の問題だ。
●日本政府は単位面積当たりの熱量供給量が高いサツマイモを「不測時の食料安全保障の検討について」のなかで重要農作物としている。
●サツマイモは栄養バランスが優れているだけでなく、栽培も簡単。何より、エネルギー収支が1を上回る、地球環境に優しい農作物。
●米の場合は投入エネルギー1単位あたりの産出エネルギーは0.4で、ハウス栽培野菜に至っては0.1をはるかに下回る。一方、サツマイモは1.6と飛び抜けて高い。
●理由は、サツマイモは肥料を与えなくても育つから。30センチ以上の深さの土があり、15~30℃ぐらいの環境であればどこでも育てられる。
●サツマイモは茎の中に、空気中の窒素を固定し、サツマイモの栄養分に変える微生物“内生窒素固定菌”を擁しているので、肥料のない痩せた土地でもけっこうよく育つというわけだ
●弥生時代に日本で普及した米に対して、サツマイモが日本に伝わったのは江戸時代。まだまだ新参者であり、栄養や機能性に関する研究も、実はそれほど進んでいない
●有事が起きてから米→サツマイモに生産転換していては間に合わない。「どこでも農業」が提唱されている。
●超吸水性シートに、あらかじめ種子と肥料を埋め込んでおくもの。いざという時には高速道路やビルの屋上のようなコンクリートの上に広げて、散水機で水をまけばOK。
●シートは巻いて涼しい場所に保管しておけばよく、ハツカダイコンなら1カ月で収穫できる。野菜だけでなく米、麦、大豆やソバも収穫できるだろう。
●さらにサツマイモを食物だけでなく燃料として活用すれば、都市の電力がまかなえて循環型の“エコタウン(エコロジータウン)”が実現する。環境に配慮した、持続可能な都市づくりだ。
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南米原産のさつまいもは、17世紀に明(中国)から琉球王国に伝来し、高カロリーで痩地でも育つため琉球王国で広く栽培された。 薩摩では、1698年(江戸時代)、種子島領主久基が琉球王国に使いを出して持ち帰り、栽培に成功したのが始まりである。 また、18世紀に山川の船乗り前田利右衛門が琉球王国から持ち帰り、自ら畑で栽培し、近所の人々に分かち与えたところ、たちまちにして近隣諸村に広がり、さらに薩摩全域に広まったと伝えられている。 さつまいもは、その後襲来する享保の飢饉や天明の飢饉、天保の飢饉の際には救荒作物としての真価が認められ、全国へ広まっていった。 【出典; 国土交通省九州地方整備局 さつまいもの伝来 より、転載させていただきました。】 ・ ・ 2014年から、焼酎粕や芋くずから生成したバイオガスを電力へと変換する施設を設置し、発生した電力を電力会社に提供する発電事業を行っています。 それまでは、自社で生成したバイオガスは焼酎工場の燃料として利用するのみで、すべて使い切ることができませんでした。 そこで、使い切れなかったバイオガスを電力へと変換し、電力会社へ提供することで、バイオガスの利用率を100%に近づけています。 焼酎の製造、販売だけでなく、リサイクル事業を推進し、発電事業による九州産のさつまいもの有効利用とともに、環境負荷を増やすことなく、地域の活性化を目指します。 【出典; 霧島酒造の「サツマイモ発電」 より、転載させていただきました】 |
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さて、スリムちゃんブログでは3年前の2022年からサツマイモを栽培しております。
我がミニ畑の土に育つサツマイモも遡れば、アメリカ大陸で生まれ、ヨーロッパに運ばれ中国の明を経由し琉球に伝わり薩摩から広まったという、はるかに遠い土地から大海を越えて大勢無数の人々の手によってはるばるやって来た「子孫イモ」であることに思いを馳せれば、愛おしい気持ちもひとしおでございましょう。
【画像出典; スリムちゃん農場2022【8】芋堀り豆取り より】
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【炭水化物ダイエットのリスクとは】
日本人はおかゆを食事に取り入れよ/お米の健康的な食べ方と全粒穀物/
元日経ヘルス編集長、健康医療エディター・ライター西沢邦浩氏【PIVOT HEALTH】
【動画出典;PIVOT 公式チャンネル より、共有埋込コードにてリンクさせていただきました。】
<目次>
0:00 ダイジェスト
3:06 炭水化物抜きのリスク
4:32 食事法①「ベジタブルファースト」
5:57 食事法②全粒穀物の置き換え
8:48 白米と全粒穀物
13:10 全粒穀物の取り入れ方
16:30 日本の食の変化
24:21 穀物による健康への影響
29:54 炭水化物への向き合い方
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🔲関連記事🔲 ● (2020/10/29) ![]() 炭水化物の種類と効能についてのお役立ち動画のご紹介です。 ・ ・ (2021年05月24日) ![]() 糖質制限推進派センセから「人類を滅ぼす」とか「日本人だからこそご飯を食べるな」とか「主食をぬけば糖尿病は良くなる」とか言われて、徹底的にボコボコにされた「炭水化物」や「穀物」・・・・・・ しかし麦や米などの穀物については、アメリカ・カナダ・欧州などの先進国では、既に食事ガイドラインで「全粒穀物」摂取が推奨されているようです。 全粒穀物とは、完全に精製されていない大麦、もち麦、玄米、分つき米、そしてオートミールなどでしょう。 欧米人は、オートミールなど食物繊維ミネラルビタミン豊富な全粒穀物を日常の食生活に取り入れている人が多いようですが、日本では、分つき米や食物繊維が豊富なもち麦・大麦を加えたご飯を主食にする人は少ないでしょう。 また、国(厚生労働省)も、欧米主要国とは異なり特に「全粒穀物摂取の奨励」は行っていないので残念でございます。 もちろん国(農水省)には「(精製)米の消費拡大」の推進政策もあろうかと存じますが、それを「未精製穀物も含んだ米の消費拡大」としていただき、ぜひとも国民のヘルシーUPの政策に舵を切っていただきたいものでございます。 ・ ・ 「精製であろうが未精製であろうが血糖値上げるのは同じだから糖質とか米は、麻薬と同じ新型ドラッグで危険だ」 とか、 「糖質制限は、驚異のダイエット法だ」 とか、 絶望が2乗するくらいアタマが悪いだけでなくネチネチウジウジとマイナスオーラ全開で、著作ホンを出し続けてきた糖質制限推進派センセ方は、日本国民全体の健康にとって大いに悪影響をもたらした医師たちと言っても、極めて控えめで穏やかな評価でございましょう。 当記事では、そんな「医師たちが作り上げてきた糖質にまつわる悪い噂」について、「そんな噂は信じるのはやめなさい」と、理路整然と分かりやすく回答しておられる、分かりやすく素晴らしい記事のまとめ集となっております。 ・ |
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【記事・動画】ヘルシー系ニュース感想記【2025】
①小太りの高齢者・サツマイモ・全粒穀物など
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