【記事・動画】ヘルシー系ニュース感想記【2024】⑩超加工食品や糖質制限で腸内細菌様が大ピンチ!!

ヘルシーがどうのとか食べ物がこうのとかを大義&口上としている拙ブログ。
そんなブログ主のスマホには連日、大量の健康系の記事が送り付けられてきます。
当シリーズ「ヘルシー系ネット記事の感想」では、気になったりモノ申したいネット記事に対して、ド底辺ブロガーの下から目線で、超個人的感想を述べてまいります。

【出典;GIGAZINE、2024年12月07日
●ある調査で、「腸内細菌は家族だけでなく友人や社会的なつながりがある人と似てくる」ということが明らかになった。
●分析の結果、腸内細菌叢の種類や菌株は一緒に暮らしている家族間だけでなく、親しい友人など家族以外との社会的関係の間でも共有されていることが判明。
●調査時点では、腸内細菌叢が周辺の人々と類似することがメリットをもたらすのか、それともデメリットをもたらすのかは不明。
●ただし、特定の状況において腸内細菌を共有することが何らかのメリットをもたらす可能性もあると指摘されている。
●抗生物質を服用した人の腸内からは健康な微生物がいなくなるため、健康で正常な微生物が再コロニー化する必要があるが、この再コロニー化は多くの場合、社会的相互作用によって起こる。
腸内細菌とコミニュティ.jpg
    ↑
【ブログ主の感想】
なぁ~Rほど。
同じ食事を食べることが多い家族内であれば腸内細菌が似てくるのは良く分かりますが、違う食事を摂っているであろう他人、つまり親しい友人など家族以外との社会的関係の間でも共有されていることが判明したという興味ある研究結果ですね。
そのメリットデメリットは現時点では不明との事ですが、記事内にありますように、健康な微生物がいなくなった人でも、「社会的つながり」によって、健康な腸内細菌叢を復活させる可能性があるというメリットがあるようですね。
人間の微生物は、地域の土壌や環境とも密接に関係があるとも言われていますので、身近で暮らす人の腸内細菌が似ているのも「さもありなん」で、ございましょう。
た・だ・し。。。。で、ある!!
     ↓
      
もう記事タイトルを見ただけでも分かりますが、都市部に住む人間すなわち「現代人」においては、食物繊維の摂取不足で、健康に寄与する腸内細菌がご馳走(腸内細菌様に敬意を込めて、拙ブログではエサと言わずご馳走と表現します。)を食べられず、どんどん減っているとの事。
その原因は「欧米化したライフスタイルへのシフトが影響していると思われます」と記事内でまとめられています。
欧米化したライフスタイル、その食生活の最大の特徴は、ずばり「超加工食品の過剰摂取」である、と、推察しても、そう間違ってはいないでしょう。
     ↓
糖尿病、うつ病を引き起こす!?
日常に蔓延する、“超”加工食品とは?
| 映画『フード・インク ポスト・コロナ』本編映像
 12.6(金)より全国順次公開
第82回アカデミー賞ノミネート&動員10万人の大ヒットを記録したフード・ドキュメンタリー『フード・インク』から16年。
コロナ後、私たちの食はどう変わったのか?
巨大企業の市場独占、経済格差&子どもの糖尿病の増加、労働者の搾取など アメリカの食問題を浮き彫りにしていくフード・ドキュメンタリー!
 2023年/アメリカ/94分/1.85:1/英語/原題:FOOD,INC.2/カラー/5.1ch
フード・インク2ポスター-450x635.jpg
【動画出典:アンプラグド より、共有埋込コードにてリンクさせていただきました。】
       ↑
スリムちゃんブログは、この映画を鑑賞予定です。
【関連記事】
    
引用マーク始め1.png日本人の腸内には炭水化物を分解する菌がほかの国民より多いことが最近の研究で判明しているようです。
そして逆もまた真なりか、日本人は欧米人と比べては、たんぱく質を消化吸収できる能力に劣るようです。
未精製の穀類・根菜・海藻・味噌・納豆・きのこ・・・・・つまり、植物性食品がメインの食生活。
日本人はこのような食事に体を適応させてきたのでしょう。
そして、日本人にとって最も健康的な食事パターンは1975年(昭和50年頃)の食事だとの研究結果がネットニュースに出ていたことも記憶に新しいところです。
日本食-1975年-メニュー.jpg
【出典:https://www.sankeibiz.jp/ 】

1975年(昭和50年)の頃の食事は、それ以前の時代よりもタンパク質摂取が増えて栄養状態が良くなった点と、また、それとは逆に、それ以後の時代に増加していった動物性脂質や「超加工精製工業食品」の摂取量が、まだ今よりかなり少なかったという点が特徴ではないかと、スリムちゃんは推察します。
そして。。。で、あ・る。
21世紀を暮らす超現代人。
もちろん栄養素の過不足に気を付けてたんぱく質もしっかり摂取する21世紀の食事をキープしながら、地産地消で高食物繊維な食物を大事にした食生活を少しでも意識して日常に取り入れる・・・・・・
つまり、「昭和にように令和を食おうぜ!」
それ、すなわち、「腸内細菌の常連さん」に、しっかりご馳走となって届く食物繊維をモリモリ食ってまいりましょう。

●人にとって最も身近な自然環境は「腸内環境」
●土壌菌に触れると腸内環境のバランスが整うことがわかってきた
●人と森はつながっており、腸に「土(ミネラル)」を内包している
●腸内細菌(微生物)の役割は分解(たんぱく質、糖、食物繊維、脂)
●森に生息する木々の根がネットワークを形成し森全体がコミュニケーションしている
●人の腸も数多くの神経が集中し腸内細菌と共生して全身のネットワークを形成している
●「土」こそ生態系ピラミッドの重要な土台(土壌微生物がいないと成り立たない)
●個人的に健康を追求するヘルスケアは持続可能な健康法ではない
雄山、土を食う.jpg
【画像;スリム鳴造蔵書「美味しんぼ 35巻」より転載】
私を含めて「土」と戯れることで、オノレの内なる健康は地球環境と世界平和がしっかり整っていてこそ維持できるということを意識し理解する人が増えれば、きっと世界も少しづつ良い方向に進んでいくでしょう。
人類だれもが「母なる大地の子」なのだから・・・・・
Mother Nature's Son (2018 Mix)
【動画出典:The Beatles より、共有埋込コードにてリンクさせていただきました。】
【出典;PRESIDENT Online、2024年12月23日 
長期にわたって極端な糖質制限を継続していると本当にインスリンを出せない体質になりかねない。
糖質制限ブームから10年ほどが経過し、極端な糖質制限を続けたことで血糖値を下げられない人が増えている。
●糖質制限によるタンパク質と脂質の過剰摂取で、筋肉にサシが入ったような状態で糖を取り込みづらくなり、結果的にインスリンが効きにくい「インスリン抵抗性」が上がる事態も引き起こされる。
●インスリンの働きを保ち、血糖値を上げないためのポイントは、“甘い飲み物はやめて、主食は食べること”
●甘い飲み物は糖質の吸収スピードが速く、血糖値を急激に上昇させて血糖値が高い状態が続き、糖尿病のリスクが上がる。
炭水化物が多い食品には糖質だけでなく、食物繊維が含まれる。食物繊維は血糖値を安定させる重要な成分。
●食物繊維は消化されにくいため、胃の中に長くとどまるので満腹感が長く続き、食べすぎを防ぐ効果も期待できる。
●また、そもそも糖質は活動をするエネルギーとなる重要な栄養素、とり過ぎることが問題なのであって、食べてはいけないわけでは決してない。
●糖質制限ブームの影響もあってか、昨今糖質量ばかりが注目されがちですが、穀類には糖質以外に食物繊維のほか、さまざまな栄養素が含まれていることを忘れないでください。
         ↑
【ブログ主の感想】
長期的な糖質制限がなぜ危険なのか、分かりやすく解説された良記事である、と思います。
私も一時期とはいえ、2016年8月糖尿病発症直後に、狂気&叫気&凶気&狭気&侠気の如く糖質制限にのめり込んだ経験があるので、緊急的対症療法としての血糖値下げには効果があるのは分っています。
私が実践したのは「肥満が主因の糖尿病」であるがゆえの食事療法だったので、あくまで「一時的短期的対症的」な方法でございましたし、運動も行っていました。
それより何より、これからなるべくヘルシー長寿でありたいならば糖質制限のような「極端な食事」は避けなければならないことに気が付きました。
特に、糖質を極端に制限し肉脂メイン食事法を実践したことによる、「糖代謝機能の低下」と「動脈硬化のリスク」に強い危機感を持ったからです。
それゆえに「ストイックな糖質制限」は当の昔に卒業して、「糖質を味方として適量摂取し、発酵食品や未精製穀物など食物繊維ビタミンミネラルを意識した食事」に変えて今の私に至っています。
ところで、拙ブログを長年読んでくださっている読者の皆さんのなかには「このブログは、糖質制限推進派ドクターの悪口ばかり書いているなぁ~」と、感じる方がいらっしゃるかもしれません。
そう思っていただけましたら、私は大変嬉しゅうございます。
実際、その通りですし、これからも「悪口」を続けるつもりです。
なぜならば、それは「腸内細菌様の存在を無視した食事法を絶対正義と信じて糖質制限一神教で患者を診察したり、何なら健康日本人に対してダイエットだと勧める悪質さ」が、アノ人たちにあるからです。
私がこれまで彼らの著書を数十冊購入したり、動画を百本以上も視聴した中では、糖質制限推進派ドクターたちには腸内細菌との共存共生の大切さを解説した人は、一人もいませんでした。
一人も、だ!
ましてや、「何が何でも炭水化物全体が悪者だ。食うな」との糖質制限推進派doctorたちの主張により、多くの人々が「炭水化物=糖質」という人類史上とんでもない大ウソを信じてしまい、誤った理解のまま日本人の健康環境にとって大きなマイナスとなってしまいました。
    ↓
「炭水化物が人類を滅ぼすんだ!」
「炭水化物の食べ過ぎで早死にしてはいけません」
「断糖すればガンは99%治る、鬱も治るんだ」
「糖耐能はなくてエエんや、糖質食っちゃアカンのや」
「体の不調は糖質過剰および栄養不足のせいなんだ」
「肉玉子チーズを30回噛んで食え。便秘は気にするな」
「糖質制限は驚異のダイエット法だ」
「米は新型コカインと一緒で危険なんだ」
「野菜さえ食うな、断糖でメンヘラも治るんだ」
「肉は体力の限界近くまで食っていい」
「牛脂食えば痩せる、断糖高脂質食で速攻ダイエットだ」
「プロテイン・メガビタミン・鉄で、すべての病気は治るんだ」
                 ↑
「肉や脂は体力の限界まで食っていい」とか「米は新型コカインと同じだ」という、人類史上最もアタマが悪い内容のホンを書く糖質制限ドクターたち。
とにかく、何が何でも糖質や炭水化物を「人類を滅ぼす」とか「早死にする」だの目の敵にしている人々。
糖尿病治療とダイエットをセットにして日本人の健康を脅かしてきた医師たち・・・・・・
KIMG2336.jpg
そして、これら医師の影響は一般人もさることながら、「後進医師たち」にも多大な影響を与えているようです。
困ったことに、釜池豊秋先生や江部康二先生や夏井睦先生などといった「糖質制限推進スーパースター」の「糖質が絶対悪」とのご教典にすっかり感動して心の底から信奉して、本当に困ったことに「糖質制限こそが糖尿病やすべての病気を治す」と、本気で思い込んでいる医師が全国各地にいるのです。
あまりに信心し過ぎて、何と「糖質制限専門オンライン医療」へ進んだ方もいらっしゃいます。
素人の私でも気が付いた「糖質制限の落とし穴、例えば腸内細菌の重要な役割や存在」などは一切スルーして、「糖質制限反対論者は、洗脳されているんだ。製薬会社の回し者だ」と、狂った考えを持つ医師もいます。
何ならそれが「過激な反ワクチン論」などと結びついている人もいて、「医療行為を行うプロ」だけに、本当に面倒くさい連中です。
一方で、患者や一般人が「糖質制限グループ」で活動することは、私は何ら批判はしません。
一般人は信者であり、「業」として医療行為を行えない素人ですからね、自分の信じることを自分で勝手に実践すれば良いと思います。
た・だ・し。。。。で、ある。
糖質制限推進派の医者が、あくまでも「腸内細菌様の存在をスルー」したり、食物繊維を含む炭水化物を悪者として日本人に説教する発言したりホンを書いたりすることを続ける限りにおいては、「糖質制限推進派ドクターは危険である」と、大事なことなので、これからも何度も同じ事を書いてまいります。
その一方で、正しかろうが間違っていようが、糖質制限に関心を持ち集中して実践したことで、「人生全体の健康意識」を持つようになったことは、糖質制限推進派ドクターたちの狂気、いや失礼、熱気のお陰もあるので、その点では感謝していますので、「釜夏物語」という連載記事を書いています。
          ↓
【関連記事】
   ↓
複合だろうが純粋な砂糖だろうが早いか遅いかだけで、中性脂肪に変換される量も食後の高血糖スパイクが起きるリスクも同じなんだと語る、糖質制限ダイエット賛成派にして、「糖質制限医療推進協会の顧問」である夏井先生。
これに対して幕内先生は「夏井先生のおっしゃるとおり、砂糖などの異性化糖といった糖質の過剰摂取は危険だ」と、本当に冷静で公平な意見を述べられました。
反対派センセ.jpg
しかし夏井先生は「複合ナントカとか、種類は関係なく糖質は危険でしょ!」と、明らかに喧嘩腰でイライラと強い口調で、幕内先生を問い詰められました。
複合糖質には、豊富な食物繊維群が含有されていて、それが耐糖能をUPさせて、むしろ血糖値を上げにくい効能もあるという効能があることは夏井先生は決して認めようとはされません。
いや、医師である夏井先生は食物繊維や短鎖脂肪酸の効用は分かっておられるはずです。
賛成派センセ.jpg
しかし「何が何でも炭水化物、糖質は危険なんだ」との権益を死守するかの如くお役所仕事のように古い考えを頑として変えようとしない、もはや平成の遺物として令和の老害と化してしまった夏井先生。
・・・もちろん「工業加工製品の糖質の過剰摂取は良くない」事は、今や国民の多くが知識共有しつつありますが、夏井先生はなぜ、なぜ、「何が何でも種類にかかわらず炭水化物や糖質が悪い」という明らかに人類にとって間違ったご主張を、断定的しかも喧嘩腰の極端な物言いをしてしまうのでしょうか?
「驚異のダイエット法なんだよ」・・・と、糖質と炭水化物の区別もしっかり明示しない「糖質制限推進派センセ」の勧める「古い平成時代の糖質制限食事法」は、「主食たる穀物さえ悪者」にしている時点で、「腸内細菌の大ご馳走を提供してくれる穀物由来の食物繊維」を全く摂らない食事法なので、令和新時代の「スリム&ヘルシーを目指す」スリムちゃんとしては、全くオススメできません。

ヘルシー動画(2022年)視聴《9》カルト並み「糖質制限ダイエット推進」にご用心!!
2022年12月07日)
HEY!そこなお嬢さん。
「アタシ、肉やチーズや唐揚げを食いまくってプロテイン飲みまくって痩せてみせるわ。食物繊維?ビタミンミネラル?そんなものはサプリで補うから結構です」
・・・・とか言っちゃって、加工肉やサラダチキンや添加物まみれのブランパン食いまくったり、コーヒーにバターを入れて悦に浸ったりしていませんか?
どーん喪黒.jpg
当記事では、糖質制限の危険性を語っている動画をリンクしております。
皆様にも必ずお役立ち頂けそうな動画を集めましたので、ぜひ見ていってチョ。

(2023年08月09日)
命に関わり可及的速やかに対応すべき「熱中症予防」に関しても、「隠れ脱水のときも、糖質をたくさん含む飲料は飲むな、NGだ」 という、たいへん危険な記事でございます。
水だけ補給しても回復しない.png
【画像出典;環境省HPより転載】

もちろん、速やかな血糖値改善など「治療としての糖質制限」は必要だと私自身の体験からも思いますが、だからと言って「脱水」や「体力低下」などの危険な状態のときは、全く別だとお考えくださいませ。
熱中症になって危ないときに、意識が薄れかけたアタマで「お、お、俺は・・エベ先生がおっしゃる糖尿人であり・・・ナツイ先生が命名した、と・と・糖質セイゲニスト・・だ・か・ら。。。2:6:2の上位なんだ、だから・・・絶対にOS-1飲んじゃ・・だ・め・・なんだ・・」と、経口補水液を飲まないといった間違った判断をしてしまい、最悪の場合、死んでしまってご家族が嘆き悲しめども、糖質制限推進医師や出版社からはお線香1本あげてもらえないのです。

2023年12月19日)
ここ15年くらいの間で食物繊維や腸内細菌がヒトの健康に大きな役割を果たす事が分かってきたと言われています。
一方で、平成時代に「炭水化物=糖質なんだ」と「食物繊維や腸内細菌の役割」には一切触れず、オノレの「炭水化物悪者説」に我田引水する医師の一団すなわち「糖質制限推進派センセ方」がおられました。
これらのセンセ方はやっぱり勉強不足だったのです。
糖質制限の効果に「感動&興奮」した人々の中には、糖質制限推進派センセを教祖のように信奉し、「健康意識高い系断糖SNSグループ」のような集まりに属したり参加する人々もいます。
糖質制限に夢中だった当時、私もそれらの人の集まりに一度だけ参加したことがあります。
実践している人たちは、皆さん穏やかで良い人ばかりでした。
しかし、その集まりは精神科医が威張っており、参加者は「本も出したアノ高名な先生も来られるので、参加できるのはラッキーですよ」とおっしゃってしました。
私は「いくら本を出して高名だろうが、患者が寛解したケースがあるといっても、こんな威張り腐った態度のトンデモ野郎センセを崇めるのは嫌だな」と思ったのです。
食の起源⑥ (13).jpg
「炭水化物が人類を滅ぼす」とか「50歳から炭水化物を食べてはいけません」とか、「主食を抜けば糖尿病は良くなる」とか「断糖で99%糖尿病が治る」とか、「プロテイン&メガビタミンで体の不調がすべて治る」などといった、人類史上最低最悪のアタマの悪い主張を真に受けてしまった日本人が多かったのは、それは「痩身やダイエット」や「健康情報」に異常に拘る日本人と日本社会の喜劇&悲劇そして「過ち」であったともいえるでしょう。

質問者BおよびC「糖質ゼロ実践者と腸内環境との関係は?」
釜池先生「俺は糖質と食物繊維を、いちいち分けるのをやめた!食物繊維も排除する!」
  ↑
ここに釜池先生の答えがあった!
つ・ま・り。。。。は、だ!
釜池先生は「食物繊維をご馳走としている腸内細菌との付き合い」を、やめる宣言をしたのだ!
炭水化物に含まれる食物繊維をヒトに住み着く腸内細菌が食べて短鎖脂肪酸を産み出して、それが人間の健康に役立っている。
短鎖脂肪酸が作られるまで.jpg
医者でも栄養学者でもない私には、釜池先生が批判される「生化学や栄養学」は、よく分からない。
しかし、21世紀に生きる真っ当な一般人類なら誰でも分る体内に住む生物(腸内細菌)とも仲良く共存しなければならない」ということは理解できる。
「腸内細菌の大好物である食物繊維を食べないと、腸内環境は悪化する」と。
これは生物である「人間」であれば、あなた様もどちら様もドナタ様もコナタ様も釜池様も夏井様も、誰しも同じで逃れられないであろう。
釜池先生講演会.png
2012年の講演会を最後に、今(2023年)までの11年間、私がググった限りでは釜池先生は一切公の場に姿を見せていない。
公での新たな発言もないようだ。
つまり、当講演会の2012年から現時点の2013年までの直近11年間の釜池先生のイメージは、壇上から講演客を怒鳴りつけたままのラストの姿で、固定されてしまった。
この講演会を最後とし公の場から消え去った釜池先生が、一般来場客を怒声と罵声で恫喝し、「俺は糖質と食物繊維を、いちいち分けるのをやめた!食物繊維も排除する!」と発言した、後味の悪いラスト・シーンが、それから続く日本における「腸内環境を考慮しない偏った糖質制限論」および「何が何でも炭水化物全体が悪者説」を加速させる一因になったと、私は考えることもある。



【記事・動画】ヘルシー系ニュース感想記【2024】

     【完】

この記事へのコメント