ヘルシー長寿研究会2024(4)健康長寿と運動習慣

健康長寿の3つの柱・・・・・
「運動」
「食生活(栄養・口腔機能)」
「社会参加」
これらの3つの柱をバランスよく整えることで、要介護状態になるのを防ぎ、フレイルの進行を抑制したり、健康な状態に戻したりすることができるとされています。
今回は、健康長寿の3本柱のうち「運動」について解説されている記事や動画をご覧いただきましょう。
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身体活動とは、安静にしている状態よりも多くのエネルギーを消費する全ての営みのことを指します。
大きく「運動」と「生活活動」の2つに分けることができます。

「運動」は、体力の維持・向上を目的とし、計画的・継続的に実施するものをいいます。
「生活活動」は、身体活動のうち運動以外のものをいい、職業や家事活動上のものも含みます。

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日常の身体活動量を増やすことで、生活習慣病の発症やこれを原因として死亡に至るリスク及び加齢に伴う生活機能低下をきたすリスクを下げることができるとされています。
加えて、運動習慣をもつことで、これらのリスクに対する予防効果がさらに高まることが期待できます。

【出典;宮崎県健康長寿サポートサイト 身体活動・運動 より、抜粋引用させていただきました。】
[vol.4]スポーツサイエンスが健康を変える!
~人生100年時代の新常識~
(2019年12月13日)
【動画出典; 順天堂大学 より、共有埋込コードにてリンクさせていただきました。】
【動画のポイント】
●健康寿命を伸ばすことを目的とした新しい造語「スポートロジー」
●日本人を含むアジア人は瘦せていても糖尿病になる「やせメタボ」になる人が多い
通勤やスキマ時間を活用しながら、1日8000歩以上歩くよう心掛けるにしたい。
スポートロジー(Sportology)は、単なる”スポーツ医科学”ではなく、身体活動をキーワードとして関連するさまざまな専門分野の深化と統合を目指す新たな学問領域です。
スポートロジーセンターでは、哲学も含め、脳科学など種々の基礎・臨床医学などの最新科学を有機的にブレンドし、疾病の発症予防や治療など、新規の academic backgroundを形成することを目指し、研究を推進しています。
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【出典;順天堂大学 大学院医学研究科 スポートロジーセンター より、抜粋引用させていただきました。】
運動は、肥満を予防・改善し、血糖値や血圧、血清脂質を良い状態に保つ効果があり、メタボリックシンドローム、糖尿病、脂質異常症、高血圧などの生活習慣病の予防を図ることができます。

厚生労働省の健康日本21の健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)では、日々の生活の中で以下のようなことを意識して行い、今よりもプラス10分間身体を多く動かすことが推奨されています。

・散歩や外出などで外に歩いて出掛けること乗り物を使わずに積極的に歩くこと
・エレベーターやエスカレータの使用を控えて階段の上り下りを行うこと
・車よりは自転車をこぐ、自転車よりは歩くこと掃除や洗濯などの家事で意識して身体を動かすこと
・ストレッチや筋力トレーニング、運動施設でのトレーニングを行うこと
【出典;公益財団法人長寿科学振興財団 健康長寿を実現する運動 より、抜粋引用させていただきました】
健康に効果あるウォーキングは何歩?週何回?
京都大学大学院が研究結果を発表。
(2023/3/29)
【動画出典;テレビ大阪ニュース より、共有埋込コードにてリンクさせていただきました。】
【出典;保健指導リソースガイド、2023/04/17】
🔲記事の概要🔲
●京都大学などは、週に1~2日歩いただけでも、1日に8,000歩を達成すれば、健康増進の効果をえられることを明らかにした。
●1週間に8,000歩以上を歩く日数が多いほど、全死亡と心血管疾患の死亡リスクは低くなるが、週に1~2日だけ歩いただけでも、効果を期待できるという。  
●仕事などで毎日忙しくて運動の時間をとれないという人や、体力に自信がないという人でも、週に数日のウォーキングの習慣をとりいれることで、健康リスクを低減できる可能性がある。
●スマホや活動量計を持ち歩いて、毎日の歩数をカウントすれば、目標を達成しやすい。
    ↑
🔲ブログ主の感想🔲
ハードなランニングや筋トレではなくて、「1日8,000歩で週に1~2日のウォーキング」の実践で、健康増進の効果を得られるという、ハードル低めで気軽に実践できますよと背中を押してくれるベリーグッドな記事でございます。
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今回ご紹介した記事は、病気の予防や改善そして健康長寿のために、ウォーキングなどの軽い運動習慣や、日常生活で意識してカラダを動かす生活運動が効果的であることが解説された素晴らしい内容でしたね。
スリムちゃんブログでは、「運動習慣と健康長寿」についての「お役立ちできるかも記事」が多数ございます。
ぜひ、読んでいってくださいましな。
     ↓
【関連記事】
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カラダを動かす活動や運動は、糖を筋肉細胞に取り込む「GLUT4(グルットフォー)」というたんぱく質が活性化するそうです。
筋肉を動かさないでいると、このGLUT4は眠っている状態で糖がうまく取り込めないので、血糖値が上がり易くなったり肥満しやすくなったりするようです。
バランス良い食事、しっかり睡眠、そして適度な運動・・・・・・
古今東西、何度も繰り返されるお馴染みのキーワードですが、しかししかし、この三本柱こそが、未来永劫、地に足の着いたスリム&ヘルシーの実践法でございましょう。
下肢筋肉量の20歳からの変化率(再春館製薬HPより).png
ここで筋肉についての朗報が!
筋肉は90歳でも、そして100歳を超えても鍛えれば強くなっていることが分かっているそうです。
もちろん加齢に伴って、誰もがカラダや健康に様々な支障をきたすようになることは避けられませんが、適度な運動、十分な栄養に留意して、うまく「老化」と折り合いながら、できれば健康でいられる年齢を積み重ねていきたいものでございましょう。
駅で階段を昇る習慣があなたの将来の不安をなくします
【動画出典;勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube より、共有埋込コードにてリンクさせていただきました。】
「階段は駅が用意してくれたトレーニングツール」
「車でショッピングセンターに行ったときは、店舗から離れた場所に駐車して歩く」
勝間先生は「階段を上がる習慣をつけていると、将来70代80代になったときに足腰が弱るというリスクを下げることができる」と、普段の日常生活の活動にこつこっと運動を取り入れることをおススメされております。
健康にも完璧を求めない
【動画出典; 勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube  より、共有埋込コードによりリンクさせていただきました】

【動画のポイント】
●1日1万歩睡眠8時間など目標達成できなくても、7割方達成できれば良しとしよう
●「運動・食事・睡眠」も、完ぺきではなくて「大体」で良しとして無理をしない
●健康対策も、完璧を目指して挫折するよりも、折り合いをつけて「継続性」を大切に
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2016年07月  87kg 糖尿病発症直前(53歳)
2017年01月  67㎏ 糖質&カロリー制限効果
2018年03月 64kg 当ブログスタート時
2019年03月 64kg ブログ開設1周年
2020年03月 66kg ブログ開設2周年
2020年05月 68kg 緊急非常事態宣言下
コロナ太り発覚!! 緊急非常肥満宣言(57歳)
「流石にヤバイっす!70kgになるぞ!こ、これは何とかせねば・・・・」
と、やはり手っ取り早く「筋トレ&ランニング」を時間と都合が許す限り実施することにしました。
そして、当特集「★コロナ太りからの脱出★」をスタートしたのですが・・・・・・
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「ヘルシー長寿研究会」では、「高齢化」&「少子化」そして「多死社会」を迎えていく時代の中で、どのように「ヘルシー&長寿」を過ごしていけばいいのか調べて、読者の皆さまとお役立ち情報などを共有できたらと考えて記事作成してまいります。
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記事作成にあたりましては、できるだけ1次情報(関係各省など国および研究機構などの資料や統計)のデータを参照し、ブログ主がまとめてまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。


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