当シリーズ「ヘルシー系ニュース感想記」では、気になったりモノ申したいネット記事や動画に対して、ド底辺ブロガーの下から目線で、超個人的感想を述べてまいります。
今回はGoogleオヤジがブログ主のスマホに怒涛の如く送りつけてきた「健康情報系雑誌Tarzan」からのお役立ち記事を取り上げてみました。
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【出典;Tarzan、2024年1月11日 】
🔲記事の概要🔲
●白米や白パンなどの精製穀物は食物繊維が少ない。意識的に麦や雑穀、玄米などの主食を取り入れれば、それなりの食物繊維量は確保できる。毎日食べる「炭水化物」に注目しましょう。
●「刺し身定食→ちらし寿司」「うどん→そば」「パスタ→全粒粉パスタ」など、出先でも食物繊維を確保「外食変換術」を。
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【ブログ主の感想】
良好な腸内環境を整えるために、普段の食事から、そして出先など外食において食物繊維を摂取する食事の工夫をご提案されている記事となっています。
【関連記事のご案内】 最新の研究では、食物繊維の多い野菜などや全粒穀物を多く食べている人は、まったく食べない人に比べ、2型糖尿病や心臓病、脳卒中がんなどの慢性疾患の発症リスクが低下することも明らかになっているそうです。 【参照文献;糖尿病ネットワークHP 「食物繊維」が糖尿病リスクを減らす 1日に25〜29gを摂ると効果的」より】 主要なエネルギー源である糖質を効率よく代謝するには、それに見合ったビタミンミネラルが必要であり、腸内環境のためにはとりわけ「良質な食物繊維を含む炭水化物の摂取」は欠かせないのです。 一方で、多くの日本人が「炭水化物=糖質。食物繊維は関係ない」と認識しているとの意識調査の結果もありました。 原因として考えられるのは、拙ブログでも主要テーマとしてしつこいくらい取り上げてきましたが、医師免許を持つ人たちが「炭水化物と糖質をごちゃまぜにして悪者にして糖質制限ダイエットを推進してきた事」も、大きな要因になっているのでは、と、スリムちゃんは思います。 ↓ ・炭水化物が人類を滅ぼす。ご飯は覚せい剤や麻薬と同じだ。 ・肉卵チーズ(MEC)を30回噛んで食えば痩せる。 ・断糖すれば糖尿病が99%治る。鬱も治る。野菜なんか食うな。 ・すべての病気の原因は同じ。たんぱく質が足りん!プロテイン飲め。 ・糖質制限で健康にならないのは、やり方が間違っているのだ! ・患者が主体的に糖質制限を学んだらば、俺がオンライン治療してやる。 ↑ ・・・と、このように「医師」でありながら特定の食物や栄養素について「あれ食え、これ食うな」とか「糖質制限は驚異のダイエットだ」とヌカす本当に性質の悪い連中で、人類を診察する資格のない輩どもである、と、スリムちゃんは控えめに思います。 このようないわゆる「糖質制限推進派センセ方」のご教示に従って、食物繊維を多く含む炭水化物の摂取さえ極端に制限し、そして「たんぱく質脂質は幾らでも食え、足りなければメガビタミンやプロテインで補え」という、「極端な糖質制限の生活習慣的長期間の実行」は、やがて腸内環境を悪化させて、糖尿病、高血圧の発症や免疫機能の低下をもたらすという研究結果や科学的解明が数多く報告されてきています。 |
【出典;Tarzan、2024年7月11日 】
🔲記事の概要🔲
●自炊をほとんどしない、コンビニ食やファストフードをしょっちゅう口にする、試しに計算サイトで腎機能を測定してみたら、「軽度低下」という結果に。そんな人は即、慢性腎臓病(CKD)予防に有効な食生活導入を。腎臓老化を防ぐヒントがここにある。
●外食・中食を必要最低限にする、タンパク質は動物性より植物性、塩は精製塩ではなく天然塩に
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【AIによる解説】
無機リンは、保存や成型のための添加物として、ハムやベーコン、干物、練り物、麺類などの加工食品に多く含まれています。
無機リンは有機リンに比べて腸から吸収されやすく、血液中のリンの濃度(血清リン濃度)が上昇しやすいため、加工食品の摂取には注意が必要です。
食品添加物については成分表示が義務づけられていないため、食品にどれだけ無機リンが含まれているかはわかりませんが、できるだけ成分表示がされているものや無添加のものを選ぶとよいでしょう。
【関連記事のご案内】 (記事掲載日;2021年12月03日) なぜ、外食より自炊が健康に良いのか? 「外食や中食」の食生活の場合、どうしても味付けが濃かったり塩分が高いメニューや、「動物性たんぱく脂質と精製糖質の組み合わせ」といった工業加工食品の摂取が多くなり、野菜・芋・豆類・キノコ類・海藻類のメニューは少ないので食物繊維ビタミンミネラルが圧倒的に不足することは避けられないでしょう。 ・ ・ (記事掲載日;2022年07月27日) 【画像出典:https://www.sankeibiz.jp/ 】 日本人にとって最も健康的な食事パターンは1975年(昭和50年頃)の食事だとの研究結果がネットニュースに出ていました。 1975年(昭和50年)の頃の食事は、それ以前の時代よりもタンパク質摂取が増えて栄養状態が良くなった点と、また、それとは逆に、それ以後の時代に増加していった動物性脂質や「超加工精製工業食品」の摂取量が、まだ今よりかなり少なかったという点が特徴ではないかと、スリムちゃんは推察します。 栄養素の過不足に気を付けてたんぱく質もしっかり摂取する21世紀の食事をキープしながら、地産地消で高食物繊維な食物を大事にした食生活を少しでも意識して日常に取り入れる・・・・・・ つまり、「昭和にように令和を食おうぜ!」という「ゆるやかなプラントベース食生活」を、まずは目指してまいりたいと思っています。 ・ ・ (記事掲載日;2021年05月07日) 外食や中食で使われる塩は、ほとんどが「ほぼ塩化ナトリウムのみで構成されて、ミネラル含有量が極めて少ない精製塩」でしょう。 そのうえ、自宅でも精製塩を使用するとなりますと、益々マグネシウムなどのミネラル摂取のチャンスを逃してしまうでしょう。 「塩」は塩ゆえに最も保存性が高く、なおかつ毎日の料理に使うものなので多少値段が高くても、なるべく天然成分を使った「粗塩」をチョイスしたいものですね、と、スリムちゃんは思いますが、皆さんはどお? ・ |
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【関連記事のご案内】 ・ (記事掲載日;) 紀元前219年との事なので、西暦2020年の現在からみて今から約2,240年前の出来事だそうです。 当時の中国の統一国家「秦」の始皇帝の命により、不老長寿の食材を求めて、当時はまた国家がなくて弥生時代であった日本を訪れたとされる「徐福」なる人物がいたとされています。 そして、現代の日本では、徐福やその一行が不老不死の食材や薬草の類を発見したとして、何と全国各地の数十ヶ所の地域で各々の「徐福伝説」として語り継がれているようです。 長寿食が「何か特定の食品」とか「長寿地域の食材である」という思い込みには気をつけたいものです。 始皇帝先生には申し訳ございませんが、特別な長寿食など存在しないというのが、21世紀に生きる現代文明人のコンセンサスでございましょう。 以前の記事でも書きましたが、その地域地域に暮らす人々の「腸内細菌」に合った「その地域の抗酸化メニュー」を食べていくことが「老化や病気の元となる慢性炎症」を抑えるために大いに効果があるとすれば、使い古された言葉かもしれませんが「地産地消」の食事を摂取することが大切であろう、と、スリムちゃんは当特集シリーズを通じて、更に思いを強くしています。 日本列島に暮らす人々にとっては、やはり豆や魚からのタンパク質摂取や「穀物や米」からエネルギー源を、そして「海藻・野菜・きのこ」などからビタミン・ミネラル・食物繊維をたっぷり摂取していたのでしょう。 ・ ・ 「ま・ご・わ・や・さ・し・い・こ」 「豆、胡麻、ワカメ(海藻類)、野菜、魚、しいたけ(キノコ類)、芋」!! 良質なたんぱく質と食物繊維ビタミンミネラルがしっかり摂取できる日本の伝統的な食材の頭文字を使ったヘルシー語呂合わせですね。 ・ |
【出典;Tarzan、2024年7月12日 】
🔲記事の概要🔲
今年欧米で一躍注目されることになった食習慣が「アトランティックダイエット」、いわゆる「大西洋食」。
スペイン北西部とポルトガル北部、つまり大西洋に面したイベリア半島北西部の伝統的な食習慣に基づく食事法だ。
【関連記事のご案内】 ・ (記事掲載日;) 健康指数第1位のスペイン、そして現時点では世界一の長寿大国日本であっても、健康長寿食とは、心血管リスクを防ぐ食事、つまり多種多様なメニューから多くの栄養素をバランス良く召し上がることだと思います。 食材を加工せず、そのままを丸ごと頂く食事、すなわち良質なたんぱく質脂質そして食物繊維ビタミンミネラル豊富な炭水化物を日常継続的にモリモリ食べることで、抗酸化に効果があり慢性炎症を抑えて動脈硬化の発生を防いでいるのでしょう。 |
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【記事・動画】ヘルシー系ニュース感想記【2024】
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