ふらり外食シリーズ番外編「東京食いまくり珍道中」
と・こ・ろ・が。。。。だ!
”東京”食いまくりというタイトルながら、これまでの3回はすべてJR中野駅周辺の飲食店でした。
そして今回第4話(以降)も、何と「中野食いまくり珍道中」となってしまいます!!
新宿から快速でわずか4分。
JR中野駅北口東側付近は、密集した飲食店街が広がっています。
土地の高低差があってゆるやかな坂道になっているのも、歩いていて変化があって面白いですね。
土地の高低差があってゆるやかな坂道になっているのも、歩いていて変化があって面白いですね。
行き交う人々の人間ウォッチングをしていますと、老若男女、家族連れ、サラリーマン風、職人風、芸人もどき風、コスプレ、外国人、正に人種のカオス状態で混沌とした雰囲気を醸し出しつつも殺伐さはなくて、安心して歩ける感じでございます。
古い建物群、目につく電線、ごちゃごちゃした街並み、これらは正にレトロな昭和の風景ですが、一方でなぜか近未来的な感じもする不思議な一帯です。
近未来、それはサブカルチャーの街との代名詞がありつつも、様々な食いもんを様々な人々が勝手に自由に食いまくる「ダイバーシティ」を自然に身にまとった街が放つ先進性でございましょう。
ところで、混沌とした雰囲気の一因として考えられるのは、この飲食店街の「道路の狭さ」でございましょう。
建築基準法では「幅員4m以上」が道路となりますが、この一帯は明らかに4m未満の道路が多い。
新たに建物を建設する場合に道路の中心線から2mセットバックして建設する必要があるので、古い建物が多いのも、頷けます。
もちろん、災害時の安全性の確保などの点では、道路の狭さは問題があるでしょう。
一方で、自動車が入って来ないため、主役は歩行者。
今、国や自治体が導入検討を進めているトランジットモール(都心部の商業地等において、自動車の通行を制限し歩行者と路面を走行する公共交通機関とによる空間を創出し、歩行者の安全性の向上、都心商業地の魅力向上な どを図る歩行者空間)が、防災リスクを除けば、自然発生的に、やむを得ずといいながら実践できている空間とも言えます。
そして、このように混沌としていて歓楽街をも抱擁した一帯でありながら「安全安心な雰囲気」を感じるのは、職種別年齢別問わず誰が主役というわけでなく、様々な人々がごく自然に行き交っていることでしょう。
さて、そんな中野駅北口の飲食店街をスリムちゃんブログがふらりと降臨なされました。
今宵、目指すは、食いしん坊という点においては親族の中でも最高峰に鎮座するちょいポチャ1親等の方が、満を持してお勧めしてきた飲食店でございます。
🔲塩ホルモンさとう
・
東京都中野区中野5丁目55-7
(JR中野駅北口から約300m)
・
焼き鳥はタレより塩。
せんべいも醤油よりも塩(サラダ味)
サッポロ一番だって味噌より塩。
そして還暦後も「食いまくりが生きがい(salt of life)だぁ!」
・・・というわけで、記事を書いても調味料特集として”塩”推しする拙ブログの好みを良く知ってらっしゃる、中野在住健康優良中年(ただしちょいポチャ)1親等の方がお勧めされる店なので、これは楽しみです。
早速召し上がってまいりましょう!!
・
・
🔲塩ホルモン盛り
大腸、小腸、上ミノ、ギアラ、ハツの牛ホルモン5種盛り
大将が、高めの位置から塩を丁寧に振りかける姿が優しく美しくもあります。
良く見ると振りかけられたる塩は塊り状ではなく、しっかりと一粒一粒がホルモンに舞い降りてキラキラと光沢を放っています。
丹精と愛情を一心に受けた新鮮なホルモンたち・・・・・・
さ・ら・に。。。。で、ある。
より美味しく頂くために、大将が部位ごとの焼き方を優しくご指南くださいました。
塩は、大将が絶妙な振りかけでホルモンを1番美味しくいただくように既にセットしてある。
炭火は、有機酸ゆえのミネラルを生み出しながら、立ち昇る煙や灰が香りを引き立てている。
・・・・それらは、鮮度の良い食材そのものを味わうための晴れ舞台の主役の一員。
塩のみで、あるいはレモン汁と共に、あるいは「辛くないトウガラシ」をちょこちょこ付けて頂きます。
トロ~ン
コリコリッ
新鮮&絶妙な塩ふり技のホルモン5種盛りを堪能いたします。
それぞれの部位の旨味を味わうごとに、オノレの五臓六腑と一体化する高揚感。
正に体に取り組むエネルギーとなっているような美味しさです。
肉とか野菜とか穀物とか関係ない。
とにかく「素材そのものを頂く事」の大切さを感じさせてくれる一品にてござります。
・
スリムちゃん「これは美味い!よっしゃぁ~、どんどん食いまくってまいるぞ!」
次回へ続きます。
ふらり外食【2024】食いまくり
↑
⑥中華料理「再々来」
↓
【番外編】
●山口県にて食いまくり●
・
・
●2つの食いモン系フェスに参戦??●
この記事へのコメント