ヘルシーがどうのとか食べ物がこうのとかを大義&口上としている拙ブログ。
そんなブログ主のスマホには連日、大量の健康系の記事が送り付けられてきます。
当シリーズ「ヘルシー系ネット記事の感想」では、気になったりモノ申したいネット記事に対して、ド底辺ブロガーの下から目線で、超個人的感想を述べてまいります。
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🔲記事の概要🔲
●低糖質ダイエットよりも、幅広い食材を取り入れたバランスの良い食生活、定期的な運動、健康的な睡眠習慣、ストレスの管理、メンタルヘルスのケアを通して、(心疾患や糖尿病、一部のがんに関連する)血圧、空腹時の血糖値、胴囲、コレステロール値といった代謝関係の数値を改善することのほうが大切。
●食物繊維は炭水化物の一種で、血糖値の調節を助ける。
●食物繊維が豊富な食品(全粒穀物、フルーツ、野菜)や良質な脂質(サーモン、ナッツ、オリーブオイル)、タンパク質を中心にバランスで食べる習慣がつけば、血糖値の調節に関わるホルモンが安定し、糖尿病のリスクが下がる。
●糖質は体の主要なエネルギー源なので、ヘルシーなタイプの糖質を制限すると骨や腸だけでなく、活力レベルにも悪影響が出るかもしれない。
●低糖質で動物性食品が多い食生活は全死因死亡率を高めるというエビデンスも存在する。
●特定の食品を排除するより、食物繊維(フルーツや野菜)、ヘルシーな脂質(アボカドやオリーブオイル)、タンパク質(サーモンやナッツバター)を含む満足度と栄養価が高い食品を摂取することのほうが大切。
●このような食品を積極的に摂取すれば、加工食品や甘い糖質の摂取量が自然と減るもの。
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🔲ブログ主の感想🔲
国民の健康を向上するべく導く立場の医師が「何が何でも糖質は悪」「炭水化物は種類に関わらず食べては駄目だ」そして「糖質制限は驚異のダイエット法だ」などと、地球生命学上あり得ないことを喚いていた平成時代の異常事態は、令和の今になっても「悪い意味で」影響が残っています。
もちろん、加工品や工業食品、甘い飲み物など、精製された糖質の摂り過ぎが健康に良くないことは当然でしょう。
そして肥満を解消すれば病気改善する方への診断として「しばらくの間、糖質を減らしてみましょう」と処方するのは、患者にとって有益であると私は思います。
と・こ・ろ・が。。。。だ!
「精製であろうが未精製であろうが血糖値上げるのは同じだから糖質とか米は、麻薬と同じ新型ドラッグで危険だ」とか、「糖質制限は、驚異のダイエット法だ」と、絶望が2乗するくらいアタマが悪いだけでなくネチネチウジウジとマイナスオーラ全開で、著作ホンを出し続けてきた糖質制限推進派センセ方は、日本国民全体の健康にとって大いに悪影響をもたらした医師たちと言っても、極めて控えめで穏やかな評価でございましょう。
当記事では、そんな「医師たちが作り上げてきた糖質にまつわる悪い噂」について、「そんな噂は信じるのはやめなさい」と、理路整然と分かりやすく回答しておられる、分かりやすく素晴らしい内容となっております。
特に「食物繊維やヘルシーな脂質たんぱく質を食べていると、加工食品や甘い糖質の摂取量が自然と減りますよ」とのアドバイスは、大変説得力があり納得できますね。
ぜひ、リンク先から本編を読んでみて頂くことをおススメ申し上げまする、よ。
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【関連記事】 ・ 100歩譲って「糖尿病や肥満治療など医療行為の一環としての食事療法」としてのみ糖質制限を推進するならば、助けを求める患者にとってお役立ちできるし、実際、救われた人も多いですが、ややもすれば「糖質制限すれば痩せるんだ」「驚異のダイエット法を紹介しよう」と、自分たちがダイエット界のアインシュタインやエジソンになったかのように、「ダイエットの発明者、パラダイムシフトなんだ」と言わんばかりに、どや顔で自著ホンを売りまくる「糖質制限推進派の医師センセ達」・・・ 医師が奨励する「糖質制限」は、何と「ダイエット法」としての商売道具にもなっている一面もあり、今の日本の歪んで淀んだ「糖質制限ダイエットブーム」の燃料となっていると言っても過言ではなく、現実なのです。 ![]() 糖質制限推進派センセ方および糖質セイゲロニスト、かく語りき ↓ 「糖質の摂取が唯一血糖値を上げる原因なんだ!だから人類は糖質制限すべきなんだ」 「糖質さえ食わなければ、たんぱく質脂質は幾ら食っても良い。カロリー制限は効果ない」 「穀物は偽りの神だった。炭水化物は嗜好品に過ぎない。肉は体力の限界近くまで食っていい。」 ↑ 血糖値ひとつとっても、上げる作用(糖質)も下げる作用(食物繊維)も包括する栄養素「炭水化物」を、「糖質=炭水化物と砂糖類(夏井睦著;炭水化物が人類を滅ぼすP3より)」と、ごちゃ混ぜにして「糖質制限やダイエットを語る」、糖質制限推進派センセのご主張やご著作は、医師免許を持っている人たちだけに、本当に性質の悪い連中である、と、スリムちゃんは思います。 ![]() 令和の新時代は、やみくもに炭水化物を悪者にすることなく、医師の方はクールに実務的に「糖質の過剰摂取による病変の治療」そして「糖質を上手にエネルギーに変換できる治療」としての「糖質制限食事療法」を推進して頂きたいものです。 糖尿病や生活習慣病のひとつの治療法としての「ガイドライン化」への実現に向けて、「食物繊維が豊富に含まれた炭水化物を味方」とした「質の高い糖質制限」をどんどん推進して頂きたい、というのが、一時期とはいえ狂気のごとく「糖質制限に狂ったようにハマった」私、スリム鳴造の切なる思いであります。 糖尿病治療における「糖質制限」においては、淡々と粛々と、例えば「体重減らして血糖値が下がるまで、短期的に行ってみましょうか」と、治療の一環としてクールに診察してほしいものだ、と、スリムちゃんは考えます。 ・ 【出典; 「炭水化物」にもチャンスを!【9】医師免許保持者たちによって徹底的に悪者にされた「平成の炭水化物」 (2019年07月13日)】 ・ ・ HEY!そこなお嬢さん。 「アタシ、肉やチーズや唐揚げを食いまくってプロテインやメガビタミン飲みまくって痩せてみせるわ。食物繊維?ビタミンミネラル?そんなものはサプリで補うから結構です」 ・・・・とか言っちゃって、加工肉やサラダチキンや添加物まみれのブランパン食いまくったり、コーヒーにバターを入れて悦に浸ったりしていませんか? ![]() 「炭水化物やご飯を食べるな、肉や脂は体力の限界近くまで食って良し。」とする、糖質制限推進派センセどもがドヤ顔(ただしブサイク)で、著作本やYoutubeや講演会やTV出演で煽りまくる「糖質制限ダイエット」を長期間続けた場合の危険性が、続々と発表されたり語られております。 「治療」と「ダイエット」は違うのです。 「治療とダイエットをごちゃ混ぜ」にして発信できる職業は医師だけです。 健康な人をも巻き込んで体調悪化した人が増えた事が社会現象となってしまったので、「ダイエットとセットで糖質制限を推進した医師ども」は、本当に性質が悪い連中だと思います。 どうか、どうか、健康な人は、糖質制限という片寄った食事やダイエットをした挙句に体調悪化や病気になられないように、スリムちゃんブログではこれからも底辺とはいえ注意喚起を促してまいります。 「この飯、おろそかには食わんぞ!」 ・ ・ |
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【出典;サンキュ!、2023/10/16】
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🔲記事の概要🔲
●当記事では「短鎖脂肪酸」の効能を、以下のように解説されている。
●血流にのって全身に届き交感神経が活性化され、心拍数や体温といった基礎代謝が上昇。消費カロリーが増えることで太りにくくなる。
●腸内環境が弱酸性に保たれるようになり悪玉菌の増殖が抑えられ、腸内が善玉菌優位に保たれるようになる。
●腸の粘膜のエネルギー源となり、粘膜を丈夫に保ってくれる働きを持っているので、免疫力がアップする。
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●その結果、この時期の感情制御の困難さには、炎症との関連が指摘される菌叢が関連していることが明らかとなった。
●感情制御の発達リスクは、緑黄色野菜の摂取頻度の低さや偏食(限定的な食事の好み)とも関連することがわかった。
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【関連記事】 ・ 植物性食品が含む炭水化物のうち未消化のものは、結腸に宿る微生物によって、短鎖脂肪酸へと代謝される。 (中略) この短鎖脂肪酸は、腸と脳のコミュニケーションの主要なプレーヤーでもあり、さらには高脂肪食や人工甘味料が引き起こす低悪性度炎症の危険から脳を保護するプロセスにおいて、重要な働きをする。 【出典;スリム鳴造蔵書「腸と脳」著者、エムラン・メイヤー(訳者、高橋洋)より】 ・ 小腸でエネルギー源として吸収されずに大腸へ運ばれる「食物繊維」すなわち「炭水化物」の構成栄養素。 ヒトの持つ酵素では消化できないので、かつては「食べもののカス」と言われていた食物繊維ですが、それでもガンや動脈硬化や肥満の予防効果がありそうだということは昔から分かっていたようです。 そして、最近の研究により、なぜ食物繊維摂取が人体の健康に有用であるのかが次々と原因が分かってきているよです。 そのひとつが、食物繊維摂取によって腸内細菌が生み出す「短鎖脂肪酸」の働きでありましょう。 一般的には、短鎖脂肪酸は酢酸・プロピオン酸・酪酸が代表的なもので、これらは私たちの体の中では腸内細菌のいる大腸で作られ吸収されます。 肝臓や筋肉のエネルギー源を合成する材料になったり、有害菌を抑制したり、お通じを良くしたり、と、素晴らしい効果がある「短鎖脂肪酸」であるがゆえに、それを産生する食物繊維とりわけ「水溶性食物繊維」や「レジスタントスターチ」は、モリモリ摂取していきたいですね。 ・ 【出典;「食物繊維」をモリモリ食おうYO!⑦肥満防止&血糖値上昇抑制 (2020年01月24日) 】 ・ |
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ヘルシー系ネット記事の感想【2023】
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⑩もうすぐ令和6年。「糖質が悪者」だと思ってる人、まだいるの?
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