ヘルシー系ネット記事の感想【2023】⑧糖尿病改善にまつわるあれこれ【後半】

糖尿病改善にまつわるネット記事あれこれ・・・・・
今回は【後半】でございます。


【出典;Forbes JAPAN、2023/10/22】
🔲記事の概要🔲
●赤肉(牛・豚・羊など、色の赤い肉)を週に2食分以上食べると、2型糖尿病の発症リスクが高まる可能性があるとした研究結果が発表された。
●1日1食の赤肉をナッツや豆類などの植物性たんぱく源に置き換えると、2型糖尿病のリスクは30%低下。
●赤肉にはインスリン感受性を低下させる飽和脂肪酸や、インスリン抵抗性を促進する硝酸塩が多く含まれていることから、摂取により2型糖尿病のリスクが高まると推測。
健康維持のために赤肉は週1食に抑えることを推奨している。
肉食系女子のイラスト.png
【出典;糖尿病ネットワーク、2023/03/22】
🔲記事の概要🔲
●野菜・全粒穀物・大豆・マメ類・ナッツ・果物などの植物ベースの食事は健康的
●植物ベースの低炭水化物ダイエットを続けている人は、心血管疾患とがんによる死亡リスクが低い傾向が示された。
●動物性食品や、精製された穀物で作られた白パンや白米、ジャガイモ、添加糖などを多く食べる、低品質の炭水化物を中心とした低炭水化物ダイエットを続けている人では、死亡リスクが低下することはなかった。
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たんぱく質摂取を動物性メインではなく、植物性ベースにしたほうが死亡リスクが下がるという2つの記事です。
一方で「肉や脂は体力の限界まで食っていい」とか「米は新型コカインと同じだ」というご主張をされる医師団体が日本には存在します。
この団体はとにかく糖質や炭水化物を「人類を滅ぼす」とか「早死にする」だの目の敵にしている人々です。
糖尿病治療とダイエットをセットにして日本人の健康を脅かしてきた医師たちには困ったものです。
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【ご参照記事;【番組感想】糖質制限ダイエットは正しいのか? (連載期間;2019.11.11~2020.5.16 全20回)】
もちろん、糖質だって何だって過剰摂取は良くないという意味においては「制限」が必要ですが、「糖質」という全地球上生命にとって大切な栄養素について「何が何でも摂取するな!病気が治らない!痩せない!」と明らかに偏っていて誤った情報を医師免許を持つ人々が垂れ流す異常事態は、もはや平成時代の汚物遺物になっており、ほとんどの日本人は相手にしなくなっている令和も5年以上経過した現在の状況でございましょう。
【関連お役立ち記事】
(記事掲載日;2019年01月26日)

●シモンズ大学栄養学;ファン教授●
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人類は進化の過程で「糖質をもっとも重要なエネルギー源としてきた」と語る、アメリカはシモンズ大学の
ファン教授です。
そしてファン教授は、同時に糖質を大幅に減らすことの危険性を以下のように語られています。
●13万人の食生活と健康状態を20年以上調査した結果、糖質の摂取量が標準的(60%)な人と、少ない(35%)人を較べたところ、少ない人は死亡率が1.3倍以上という結果になった。
●低糖質ダイエットは半年や1年という期間では減量効果をあげることができるが、長年続けた場合、深刻な病気のリスクが高まることが分かってきた。
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このファン教授の解説の件で、「糖質制限推進派ドクターたち」が一気に大興奮して、ブログで「反論します!反論します!反論します!」と、もう悲鳴に近い声で投稿されていました(大爆笑!!!)
「ファン教授の論文はエビデンスが低く信頼できないよ、ヒンヒン!」とか「糖質35%も摂取してたら、そもそもスーパー糖質制限じゃないよ、メソメソ・・」と、何とか揚げ足取りしたり、重箱の隅を突いたりと、泣きながら非難の大合唱ですwww
た・だ・し、NHKさんも勇み足というか、都合の良いところ(低糖質は死亡率が高い)のみ抽出しておられるようです。
と、言いますのも、低糖質で死亡率が高くなったのは「動物性たんぱく脂質」と組み合わせたグループであり、逆に「低糖質と植物性たんぱく質と組み合わせたグループ」では死亡率が下がったと言うファン教授の論文結果は、NNKさんは完全スルーしておられるからです(苦笑)
はっきりした因果関係は分かりませんが、ひょっとしたら「低糖質」よりも「飽和脂肪酸の多い動物性たんぱく質過剰」のほうが健康リスクが高いのかもしれないな、と、スリムちゃんは個人の思いがあります。
(記事掲載日;2023年05月13日)

7年前2016年8月の糖尿病発症後、糖質制限食事法や運動など生活習慣に気をつけたら体重が20㎏減量し血糖値や肝機能数値はすべて正常になりましたが、4年前の動脈硬化検査はネガティブな結果となっていました。
この「動脈硬化の疑い」は、3年前(2020年2月)も変わっていませんでした。
健康診断の結果をもとに診察して下さった先生の話によると、「一旦、硬くなった血管は元には戻らないから、動脈硬化の進行をなるべく遅らせる事が大事」とおっしゃいました(悲報!)
動脈硬化.jpg
なぜ?
なぜなんだ?
肥満の原因である糖質を制限し、肉など動物性たんぱく質脂質をしっかり摂取して、体重も20㎏減量し血糖値その他の数値も改善されたはずなのに?!
なぜ、なぜ、動脈硬化が進行するんだ?!
「肉や脂はカロリー気にせず幾らでも食って良い」とする糖質制限推進派センセのご教示を日常的に長期間続ける食生活では、食物繊維不足の腸内細菌の皆さんはお腹ペコペコとなり、やむを得ずたんぱく質などを分解し空腹を紛らわすでしょう。
このように「食物繊維・炭水化物不足で動物性脂質たんぱく質過剰」の状態が続きますと、腸内細菌の介在により肝機能低下や大腸がんや動脈硬化のリスクが高まることも分かってきているようです。
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メタボ成掛「加工肉や動物性たんぱく質脂質をたっぷり食っていた2019年に続いて2020年も、動脈硬化疑いの診断結果だったんだよな。」
腸内細菌ちゃん「それで、動物性脂質や加工品摂取を減らすことを意識したり、たんぱく質を魚や豆などの摂取にシフトしていったよね。」
メタボ成掛「そうそう。赤身肉やウインナーやチーズ減らして、植物性食品を多く摂取する食生活に変わったんだ。」
腸内細菌ちゃん「それが功を奏したかどうか不明だけど、2021年と2022年は動脈硬化が改善されて血管も若返ったんだよね。良かったじゃん」
さて。
今回(2023年3月30日)
「動脈硬化」の検査結果は?
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ほっ
今回も動脈硬化検査結果は「正常範囲」でしたので、一安心です。
動脈硬化が進んでいた3~4年前と正常範囲に戻ったここ数年、何が違って何が功を奏したのか?
はっきりした原因は不明ですが、事実としては以下3点。
      ↓
🔲加工肉や獣肉や脂の摂取量を劇的に減らした
🔲もち麦や雑穀入りのご飯の摂取量を劇的に増やした
🔲体重が5㎏増えた、ただしBMIは正常範囲
        ↑
今後、加齢に伴い動脈硬化の良好管理も年々難しくなっていくものと思われます。
やはり、今を大事に生きることで健康年齢をコツコツと積み上げていくしかないでしょう。
ですので次の健診まで、引き続き以下の点に気をつけて生活していきたいものでございます。
      ↓
●血管の健康に寄与する良質なたんぱく質(魚や大豆)をしっかり摂取する。
●海藻、野菜、果物、いも、きのこなどの食物繊維やマグネシウムも意識してメニューに取り入れる。
●ご飯にもち麦、雑穀米を混ぜて、腸内細菌にご馳走をしっかり届けて短鎖脂肪酸を産み出して頂く。
●適度な運動、十分な睡眠を心掛ける。
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【出典;日刊ゲンダイヘルスケア、2023/10/13】
🔲記事の概要🔲
●2型糖尿病患者がサツマイモ抽出物を6週間摂取すると、体重の変化は見られなかったものの、インスリン抵抗性が改善したことで血糖値・血中コレステロールの改善が見られたことがわかっています。
●12週間摂取すると、空腹時血糖値の改善や体重減少、血中コレステロール値の改善が確認されたこともわかっています。
●サツマイモの食物繊維はジャガイモの約2倍と芋類の中ではダントツ! ビタミンCはリンゴの約5倍以上も含まれるので、その効果が期待できますね。
●皮の近くに食物繊維が集まっているので、便秘が気になる方はできるだけ皮つきで食べてみてはいかが?
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【関連お役立ち記事】
(記事掲載日;2019年06月14日)
ぶろたん先生が動画の中で「ダイエット中の炭水化物は、さつまいも食べるのが1番パフォーマンスが良い」と、語っておられました。
私が読んだり聴講した範囲に限られるかもしれませんが(・・と言っても動画数百本&ホン数十冊というかなりの広い範囲だが)、糖質制限推進派センセたちのご教示は「イモ類は糖質が多いから食うな」との意見が圧倒的に多かったようです。
これら「糖質や炭水化物を悪者にするセンセ」たちは、3大栄養素(たんぱく質、脂質、炭水化物)の内、炭水化物に含まれる糖質量だけにフォーカスした考えなので、副栄養素(ビタミンミネラル食物繊維)の重要性や役割について触れられている記述は、ほとんどなかったですね。
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さつまいもは食物繊維が豊富に含まれているので腸内環境が整い免疫力もアップするし、便通もスムーズになるそうです。
また、ビタミンC含有量も多く、そもそも美味しいのでダイエットとして続けるときには、楽しく実践していくうえうえでも助かるでしょう。
(記事掲載日;2019年06月14日)
さつまいもは江戸時代以降多くの日本人の命を救っていた貴重な大事な食べ物でもあります。
ましてや、さつまいもは食物繊維ビタミンミネラル豊富な炭水化物なので、しっかり食べていきたいですね。
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そして21世紀&令和の現在は、生産者さんや流通者さん達の大変な努力と研究によって、1年中安定して美味しいさつまいもが食べることができる時代なのです。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
そ・の・一方・で。。。。。。
    ↓
「炭水化物が人類を滅ぼすんだ。糖質制限は誰でも痩せられる驚異のダイエット法だ」
「糖質制限はパラダイムシフトだ。炭水化物の食べ過ぎで早死にしてはいけません」
「肉玉子チーズを30回噛んで食え。便秘は気にするな」
「日本人は江戸時代以前は米食ってないし、1万年前以前は肉食だったんだ」
「穀物は偽りの神なんだ。そろそろ退場願おうではないか」
「炭水化物は一生食っちゃアカンのや!田んぼなんか潰してしまえ!」
「断糖でウツや糖尿病が99%治る。野菜さえ食うな!」
「病気の原因はすべて同じだ、鉄や栄養不足なんだ。」
「プロテインやサプリ飲んだら病気もウツももすべて良くなるんだ」
   ↑
などと、ネチネチウジウジと不安商法で煽って、平成という古い時代にヒンヒンメソメソと泣きわめいていた本家分家問わず様々な流派のアタマが極めておバカさんである糖質制限推進派センセ方は、人類を滅ぼすのにずいぶん手間取っているどころか、令和のさつまいもブームになすすべもなく「平成バブルの老害」として消え去るしかないでしょう。
そもそも、私たちが、たった今、この瞬間、この世に生まれて生きておられるのは、先祖がさつまいもや穀物など炭水化物を食べたおかげで生き残り、飢饉をしのいで命を繋いできたからに他なりません。
さつまいもやじゃがいもなどの芋類や穀物、つまり、炭水化物こそが日本どころか世界中の多くの人々を飢饉から救ってきたのです。
そ・れ・ゆ・え・に。。。。で、ある。

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やみくもに「炭水化物や穀物を悪者に仕立てる」糖質制限盲信派センセ方は「人類を診察する資格がない」と言ってもかなり控えめな評価であり、過言ではなく言い足りないくらいです。
令和の健康な一般の方、とりわけ女性の方は、頭が悪くてかっこ悪い糖質制限推進派ドクターたちが煽ってきた平成のウジウジネチネチした「糖質制限ダイエット」なんか、焼き芋食べてブーとかぷぅ~とかオナラしてぶっ飛ばして食物繊維やビタミンミネラルの多いさつまいもをモリモリ食ってエネルギーに変えていけば、美容もお通じも良くなるのではないでしょうか(・´з`・)
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世はまさに「さつまいもブーム」、ぷぅ~!!
読者さん御一同どなた様もこなた様も、「さつまいも」を食べてプップとおなら出して腸内細菌の皆さんと仲良くすれば、ヘルシーに持って来いだと思いませんか?
(記事投稿日;2020年06月03日)
(2020 年6月)焼き芋 (10).jpg
口に入れたる、その刹那、あ   っという間に「香ばしくて優しい」ホクホク/しっとりとした食感に包まれる自然な甘味・・・
そして、咀嚼&嚥下の過程において、アミラーゼでは分解できないと既に口に入れた直後から予感させる「ありのままの繊維質」 これぞ「腸内細菌さまご一同が喜ぶ、THE食物繊維」や!
おいしい美味しい「焼き芋」のレシピです。
(記事掲載日;2023年08月17日)
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娘ちゃん「さあ!お爺さんお婆さん。畑の土を掘り起こしましょう。」
スリム爺さん「おお?これは何じゃ?芋なのか?」
娘ちゃん「そうです。南蛮から薩摩に伝わったサツマイモという芋にござりますれば。」
スリム爺さん「こ、こりゃあ。他の作物は不作なのに、この芋はどんどん穫れるぞい!」
娘ちゃん「たくさん収穫できましたね。集落の皆さんにもお分けください」
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