ヘルシーがどうのとか食べ物がこうのとかを大義&口上としている拙ブログ。
そんなブログ主のスマホには連日、大量の健康系の記事が送り付けられてきます。
当シリーズ「ヘルシー系ネット記事の感想」では、気になったりモノ申したいネット記事に対して、ド底辺ブロガーの下から目線で、超個人的感想を述べてまいります。
今回は毎年11月14日に制定されている「世界糖尿病デー」にちなんで、糖尿病改善にまつわるあれこれの記事を引用して、読者の皆様と情報共有させて頂き糖ございます。
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【出典;Forbes JAPAN、2023/09/27】
🔲記事の概要🔲 ●糖尿病患者が血中のインスリン濃度を調節するのを助ける新しい方法を模索するスイスの研究チームが、英ロックバンド「クイーン」の代表曲「ウィ・ウィル・ロック・ユー」を流すことでデザイン細胞からインスリンを分泌させる手法を開発したとのこと。 |
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ふ~む。。。。。
「ウィ・ウィル・ロック・ユー」を聴くと、インスリンが「ドン・ドン・パッ!・・ドン・ドン・パッ!」と言う具合にドバドバと分泌されるのでしょうか?!?!
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Queen - We Will Rock You (Official Video)
【動画出典; Queen Official より、共有埋込コードにてリンクさせていただきました。】
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クイーンのTシャツを着て、ちびっ子達の大切な砂場を清掃する我らがブログ主。
【画像出典;スリムちゃん特製マスク【11】息苦しさ減少「トレーニングマスク」 】
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【出典;糖尿病ネットワーク、2023/05/31】
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🔲記事の概要🔲 ●「糖尿病を発症すると、⼀⽣付き合わなければならない(治らない)」と⾔われている。 ●高度な肥満のある2型糖尿病患者が、健康的な体重まで改善すると、糖尿病が寛解するケースがあることが報告されている。 ●⽇本⼈の2型糖尿病患者のおよそ100⼈に1⼈が「寛解[薬物療法を行っていない状態で、HbA1c6.5%未満が3ヵ月間続いている]」している。 ●とくに肥満があり、体重を大きく減らした患者で「寛解」が多い傾向がある。 ●「寛解」の頻度は、体重の1年間の減量幅が5〜9.9%の⼈で2.5倍に、10%以上の⼈では5.0倍に増加した。 ●「糖尿病と診断されてからの期間が短い⼈」「血糖管理の指標となるHbA1cの値が低い⼈」「体格指数(BMI)が⾼い肥満の⼈」「1年間の体重減少が⼤きい⼈」「薬物治療を受けていない⼈」では、それぞれ「寛解」が多くみられる傾向がある。 ●1年間の減量幅が5%以上の⼈では、寛解後に再発する傾向は低い、つまり寛解の状態が継続する傾向が⾼い。 |
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2型糖尿病の寛解とは、薬物療法を行っていない状態でHbA1c6.5%未満が3ヵ月間続いている状態・・・
寛解した人の割合は全体のわずか1%、つまり「100人に1人」・・・・・
2016年8月にHbA1c8.4%にて糖尿病発症した私は、薬物治療なしでHbA1c6.0%以下が7年間続いていますので、正に100人に1人に属するので、自分を褒めてあげても良いでございますよね(ドヤっ!!)
この記事のいう事を信じれば、最大体重87㎏を半年間で67㎏と20%以上減量したことが、私が寛解した最大の要因であることは間違いありません。
また、可及的速やかに減量するために効果を発揮したのが「糖質制限食事法」の実践であったことは言うまでもありません。
た・だ・し。。。。で、ある。
今の私は糖質制限食事法はとうの昔にやめております。
つまり「糖質制限を短期集中的に実施し、減量後は糖質制限をやめた」事が、自分にとっては7年間寛解状態をキープしている最大の要因であると考えて、ブログ発信しています。
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【関連お役立ち記事】 ・ メタボが原因で2型糖尿病を発症したことは「体重を減らしてください」との医師の診察から明らかとなった私。 取り急ぎ減量して、血糖値が高い状態をまずは何とかしなければならない。 そのための「糖質制限食事法」であろう。 ただし、糖尿病が代謝異常という病気である事を考えると、この食事法が効果があるのは「デブの糖尿病」に限られるのではないかとも思う。 「ヤセの糖尿病」の人は、また別の方法があるだろう。 ![]() 【画像出典;スリム鳴造蔵書「糖尿病は栄養をとれば健康に戻る(著者、笠原友子)P16より引用】 ・栄養チャンネル信長先生がご解説されるとおり、糖質制限食事法は予防食(通常運転)ではなくて、治療食(緊急対応)であると、私も思う。 それは、まるで災害時における「緊急避難場所」といってもいいかもしれない。 土石流が発生した! 河川が氾濫しそうだ! 津波がやってくる! ↑ これら命に危険が迫っている場合は、まずは緊急避難が最優先だ。 やがて災害が落ち着けば、緊急モードを解いて通常の社会活動に復帰するだろう。 デブが糖尿病を発症した! 高血糖が続いている! 合併症の恐れがある! ↑ この場合も災害発生時と同じで、まずは血糖値を下げることが大切だろう。 やがて血糖値が落ち着けば、緊急モードを解いて通常の糖質代謝に復帰するよう努めれば良い。 2型糖尿病とは血糖異常やインスリン異常を引き起こす「代謝異常」が原因の病気である、と、ウイキペディアは述べている。一方、いわゆる「糖質制限推進派センセ方」の糖尿病治療としての「糖質制限」とは、簡単に言ってしまえば「血糖が高くなるので糖質を食うな」であろう。下表の「B.物流」に例えると、「各事業所や倉庫に不良在庫が多くなる(血糖値が高くなる)ので仕入れ(糖質)を減らせ」と言っているようなものだろう。
【スリム鳴造作成「糖質の役割とインフラ」】 ・仕入れ量が減れば当然、人間社会の活動量つまり「代謝能力」が落ちてしまう。 もちろん、余剰糖質がうまく代謝されずに血糖値が長期的に高い状態が続くと糖尿病合併症に進行する恐れがあるので、火急的すみやかに「一時的短期的な対症療法」として口から入れる糖質を直接減らす「糖質制限」を実施することは有効だと思う。 しかしながら、「糖質制限推進派センセ方」がご教示される「糖質を断って、高たんぱく高脂質の食事」を長期間続けると、外部からの糖を取り込む能力が低下して筋肉量が減っていったり脂肪燃焼力も低下して、数年後には再び糖尿病が進行するリスクが高まっていくだろう。 血糖値の数値そして口から入る糖質量だけに特化した「糖質制限」を長期間実施したら、かえって糖尿病が進行する恐れがあることは、「2型糖尿病とは代謝異常である」との説明で理解しなければならないのに、恐るべきことに糖質制限推進の医師免許保持者たちの多くは、頑なに「とにかく糖質が悪」の教えを変えようとはしない。 糖質制限は確かに窮地から脱する効果はある、だが問題は「その後の長い人生」だ。 糖質制限で痩せて血糖値が下がって感動して興奮して、センセ方を盲信して、その後、体調が悪化したり透析を受けたり合併症に進行した多くの方の掲示板投稿やtwitterやブログを見るにつけ、何とかならないものか。。。。。。。と、思う。 「代謝改善」について、どうかどうか、多くの一般の庶民の「糖質制限信者さん達」に考えてもらいたいものである、と、底辺ブロガーの私は下から目線でそう思う。 ・ ・ ・ 上記画像は、私「スリム鳴造」が2016年8月4日に糖尿病発症宣告を受けた後、何十冊もの健康関連本を次々に購入していった中で、「一番最初に読んだ」という自分史の中では歴史的な本です。 ただし、この本には「生にせよ、温野菜にせよキャベツを食え」と書いてあり、当時の私としては「そんなにキャベツばかり食えないよなw」と、あまり真剣に読んでいなかったような気がしていました。 その後私はキャベツを食う事よりも「糖質制限食事療法」に集中的に取り組んだため、この吉田先生の本のことは忘れて本棚に置かれたまま読み返す事はありませんでした。 と・こ・ろ・が。。。だ! 糖尿病発症から3年近く経過した最近(2019年)、本当に久しぶりに手に取ってみたら、実はこの本こそ、「自分で糖尿病に向き合おう!まだ間に合う!痩せれば何とかなるんだ」と、「自分で治すと決意したものの五里霧中」であった時に「ヘルシーへの水先案内人」を果たしてくれた最も重要なホンだったことに今さらながら思いだしました。 その理由こそが、この本の「Part6」に書かれていた内容だったのです。
糖尿病発症当時、肥満体だった私が、吉田先生の励ましともいえる内容のこの本を読んで、それで「糖質制限食事法」や「栄養療法」を自分でやってみる「主体的治療」に舵を取ることができたのでありましょう。 なお、この著者の吉田俊秀先生はいわゆる世で言う「糖質制限推進派センセ」ではありません。 糖質制限推進派センセ方は「肉は体力の限界まで食っていい」とか「野菜さえ食わなくていい」とか「たんぱく脂質食だ、断糖だ、糖質ゼロや」だの、もう親の仇の如く「糖質を憎み、敵対視」しておられるアホばかりです。 一方の吉田先生は、ご著書の中でも「多品目からバランスよく食べましょう。野菜はいくら食べてもいいんやで」と特定の栄養素を敵対視することもなく、優しく語られておられます。 吉田先生は肥満医学のエキスパートでもあられるので、「肥満が原因の糖尿病発症者または予備群の方」は、この本を読まれてご自身で病気に向き合うチャンスを見つけてみてはいかがでしょうか。 【出典;1日500円以内で1週間食べてみる【5日目】 】 ・ ・ そもそも「糖質制限」には、実践目的に応じて以下の3パターンがあるとスリムちゃんは定義付けしています。 1.メタボリック・シンドロームの2型糖尿病に罹患した人で、体重を減らせば病気の進行を遅らせたり、薬物やインスリン療法に依存しなくても日常生活を過ごせるようにするための「食事療法」のひとつ。 2.主にアスリートやボディメイクなどの大会の出場者が、パフォーマンス(競技や審美)を高めるために筋トレなどの運動と組み合わせて、本番(試合、大会)までの一定期間に実践する「トレーニング法」のひとつ。 3.血液検査結果などは良好で健康なのに、絶えず自分の体重を異常に気にしており、何が何でも体重減量したい人が実践する「糖質制限(または低炭水化物)」と呼ばれる「ダイエット法」のひとつ。 私は、糖質制限を実践して効果があるのは「上記1と2」の場合のみに限られ、「上記3」の「ダイエット法」としての糖質制限を実践すべきではないと考えています。 今の日本で巨大市場となった「糖質制限業界」において、もっとも顧客層が多いのが「上記3」の「健康なのにダイエット願望が強い人々をターゲットとしたダイエット法」でありましょう。 「ただ痩せたいためだけの糖質制限」これは健康には全く良くない・・と、私は考えます。 人体を維持するうえで欠かすことのできない特定の栄養素「糖質」を減らす事だけにフォーカスして、肉や卵やチーズや人工的なビタミン剤などばかり摂取して、糖質や炭水化物に含まれるエネルギー源やビタミンミネラル食物繊維が不足してしまうと健康は維持できません。 健康なのに「偏った食事」を続けた結果、体調を崩したり病気になったりしては本末転倒です。 ・ ・ ・ 糖尿病発症から数か月で約20㎏減量した「糖質制限(カロリー制限含む」を実践していた頃の私 ↓ ![]() 糖質制限をやめて、食物繊維を多く含む炭水化物をしっかり食べることにした私 ●デーブ成掛(2020年9月現在、57歳の私)体重66kg (アストラムライン新白島駅にて) ・ 私が糖質制限を実践したのは「肥満が主因の糖尿病」であるがゆえの食事療法だったので、あくまで「一時的短期的対症的」な方法でございました。 運動も行っていましたし、それより何より、これからなるべくヘルシー長寿でありたいならば糖質制限のような「極端な食事」は避けなければならないことに気が付きました。 特に、糖質を極端に制限し肉脂メイン食事法を実践したことにより、「糖代謝機能の低下」と「動脈硬化のリスク」に強い危機感を持ったからです。 ![]() それゆえに「ストイックな糖質制限」は当の昔に卒業して、「糖質を味方として適量摂取し、発酵食品や未精製穀物など食物繊維ビタミンミネラルを意識した食事」に変えて今の私に至っています。 ・ |
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糖尿病改善にまつわる記事あれこれ・・・・・
まだまだご紹介させて頂きたい記事がてんこ盛りでございます。
次回【後半】に続きます。
ヘルシー系ネット記事の感想【2023】
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⑦糖尿病改善にまつわるあれこれ【前半】
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