ヘルシー動画視聴【2023】❼夏が終わっても熱中症にご用心

きょうは全国一暑い広島 37.4℃  9月としては過去最高 
過去144年間で初の37℃台到達 広島市中区
(2023.9.4)
【動画出典; RCC NEWS DIG Powered by JNN より、共有埋込コードにてリンクさせていただきました。】
2023年9月初旬。
記録的猛暑の日々が続いた夏を過ぎても、各地で最高気温35℃超えを記録し真夏の暑さが続いております。

今回のヘルシー動画では、秋に入っても注意が必要で油断できない「熱中症」について、国の機関や自治体などが公表しているコンテンツをまとめてみました。
赤い太陽(サングラス).png
暑さ指数ってなぁに?
【動画出典; 環境情報チャンネル【千葉県環境研究センター】 より、共有埋込コードにてリンクさせていただきました。】
暑さ指数に影響する各要素の比率.png
暑さ指数は「気温:1」「湿度:7」「輻射熱(ふくしゃねつ):2」の割合で影響を計算されています。
「”熱”中症」というくらいなので暑いかどうかが重要に思えますが、湿度の影響する割合が多いのがわかります。
輻射熱とは日光などの遠赤外線の熱線によって直接伝わる熱の事。
この場合、太陽熱を受けて熱くなった壁や床などから放射される熱を指します。
※正確にはこれらに加え「風(気流)」も指標に影響します。
暑さ指数には湿度が影響する割合が最も多くなっています。
つまり、湿度が高い日本では熱中症にかかりやすいので、より気を付けていくことが必要といえます。
気温より湿度が重要な理由は『汗が蒸発しにくい』ためです。
湿度が高いと汗が乾かない.png
人は体温が上がってくると汗をかきます。
汗が蒸発するときに肌表面の温度を奪っていく性質があるので、汗が乾くと体温が下がり涼しく感じます。 しかし、湿度が高いと汗が蒸発しません。
[汗が蒸発しない]→[体温が下がらない]→[体に熱がたまり熱中症になる] このような理由から、暑さ指数は熱中症予防には湿度が重要だとして作られているのです。 実際、気温が高く湿度が低い日と、気温は少しだけ高く湿度がとても高い日だと、後者のほうが熱中症になった人が多いというデータもあります。
【出典;一般社団法人熱中症協会 暑さ指数とは、暑さ指数の見方 より、抜粋転載させていただきました】

暑さ指数の有効性について

単純に気温だけでなく、湿度や日差しの違いをも考慮して、熱中症予防につながるのが暑さ指数(WBGT)です。 日々の情報発信の中でも、最高気温だけでなく、WBGT・暑さ指数を参考にすることで、より的確な熱中症予防情報を提供できます。

<例1> 2011年7月6日と9日の例(東京)

例1

7月6日と9日で比較すると、気温は同じだが、最小湿度は9日の方が高いため、WBGTは9日の方が高く出ている。熱中症搬送者数は、6日の50人に対して、94人と大幅に多くなっている

<例2> 2011年7月18日と8月15日の例(東京)

例2

7月18日と8月15日で比較すると、気温は8月15日の方が低いが、最小湿度は8月15日の方が高い。WBGTは8月15日の方が高くなり、熱中症搬送者数は、7月18日の50人に対して、8月15日は100人と大幅に多くなっている

【出典;環境省、熱中症予防サイト 暑さ指数はなぜ有効なのか?(最高気温との違いについて)より、抜粋転載させていただきました。】

熱中症予防対策として有効な対策(作業者向け)
【動画出典;厚生労働省 より、共有埋込コードにてリンクさせていただきました。】
熱中症注意.png
【スポーツ庁】熱中症を予防しよう
―知って防ごう熱中症―
【動画出典;スポーツ庁 より、共有埋込コードにてリンクさせていただきました。】

熱中症警戒アラートとは

「熱中症警戒アラート」は、熱中症の危険性が極めて高くなることが予測された場合に気象庁と環境省が共同で発表する情報です。(発表状況

 熱中症警戒アラートが発表されている日は、外出を控える、エアコンを使用する等の熱中症予防の行動が重要になります。(リーフレット「熱中症警戒アラート発表時の予防行動」

 熱中症警戒アラートを発表していない場合であっても、周辺の環境、行動の内容、体調などによっては熱中症を引き起こす可能性があります。暑さ指数(WBGT)を確認し、行動の目安にしましょう。(環境省熱中症予防行動サイト
【出典;国土交通省気象庁HP 熱中症警戒アラート より、抜粋引用させていただきました】

熱中症警戒アラート.jpg
【夏の防災】災害時の熱中症、意識してる?
防災リュックに暑さ対策グッズをプラスしよう!
【動画出典;tenki.jp より、共有埋込コードにてリンクさせていただきました。】


【熱中症予防に関するお役立ちサイト】

●環境省●
環境省のウェブサイト「環境省熱中症予防情報サイト」では各種普及啓発資料や、熱中症のかかりやすさを示す「暑さ指数(WBGT)」を公表しています。

●tenki.jp● 熱中症情報


●スリムちゃんブログ● 
こちらでも「熱中症対策」について特集しています。
暑がり地球さん.png
命に関わり可及的速やかに対応すべき「熱中症予防」に関しても、「経口補水液やスポーツドリングは糖質をたくさん含むからNGだ。 隠れ脱水を防ぐために、糖質は必要ではない」という、たいへん危険な発言に対する、注意喚起の記事を書きました。
そもそも、電解質や糖質の含有量が全く異なる「経口補水液」と「スポーツドリンク」を同列に並べて語る時点で、熱中症対策の何たるかを分かっていないバカ医者、それが「何が何でも糖質が悪い」の1点張りで無理やり正面突破を図ってきた江部医師でございましょう。
水だけ補給しても回復しない.png
本当に危険な状態に陥りそうになったときの熱中症予防でも「糖質が多い飲料は飲むな」とは、何と無責任な発言でしょうか、医師失格といっても優しい表現で、過言どころか言い足りないくらいです。
「いついかなる時でも、隠れ脱水でも糖質は摂るな」とおっしゃいましても、脱水状態で危険な時に摂取しなければならない「水分と塩分」をすみやかに吸収するためには「糖質」の浸透圧が大変重要なのです。
だからOS-1とか点滴には「糖質」が入っているのです、これ、常識でしょうに。
もう一度言います、「命がかかっている」と。
何度も言います、「医師失格だ」と。
12万年に1度とも言われている2023年の猛暑で「隠れ脱水になっても、糖質が多い経口補水液はNG!!」なんて、お医者さんが主張したら死人が出ます!!

小まめにエアコン温度調整.jpg

この記事へのコメント