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【CAVI(キャビィ)検査とは?】 自覚症状がないことから「沈黙の殺人者」と呼ばれる動脈硬化症ですが、簡単に発見できる方法があります。 それが「CAVI(キャビィ)検査」です。 この検査では、あお向けに寝た状態で両腕・両足首の血圧と脈波を測定します。 時間は5分程度で、血圧測定と同じ感覚でできる簡単な検査です。 結果もすぐに出るので、その場で医師からの診断が受けられます。 この検査では、つぎの3つを測定します。 1動脈のかたさ 2動脈の詰まり 3血管年齢 【参照;動脈硬化Net 】 |
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●4年前(2019年3月)の動脈硬化「CAVIとABI」の検査結果
何と!
4年前のCAVI(キャビィ)という検査結果では、「動脈硬化の疑いあり」と診断されました。
(((((((( ;゚Д゚))))))))ガクガクブルブルガタガタブルブル
56歳(当時)のスリム鳴造にして、血管の硬さは「60代前半」というショッキングな診断結果でした。
7年前2016年8月の糖尿病発症後は、糖質制限食事法や運動など生活習慣に気をつけたら体重が20㎏減量し血糖値や肝機能数値はすべて正常になりましたが、4年前の動脈硬化検査はネガティブな結果となっていました。
この「動脈硬化の疑い」は、3年前(2020年2月)も変わっていませんでした。
スリムちゃん「な・・ぜ?・・・2016年8月の糖尿病発症後、体重も20kg減らして血糖値やHbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)も正常値になったのに、なぜ???」 糖尿病マン「ふふふ。お前も知っているだろ?俺からは逃れられんって。完治はないんだ。体重減って寛解したと思って安心したのかい?w」 スリムちゃん「お、お前は、糖尿病マン!俺はお前との戦いに勝ったと思っていたのだが・・・」 糖尿病マン「やれやれ。何か調子に乗ってブログ書いてるらしいな、健康体を取り戻した50代のオヤジとか言ってw」 スリムちゃん「て、てめっ!ぐぬぬ・・・。でも血糖値は下がったから合併症の危機は去ったはずだ!」 糖尿病マン「ほほう?危機は去っ・・た、ね。。じゃ何だい、この動脈硬化の診査結果は?」 スリムちゃん「て、てめえ。何なら今すぐに俺の腸内細菌がひと暴れして、お前を黙らすことも出来るんだぜ!」 糖尿病マン「ははは!無理するとカチカチの血管が詰まって動けなくなるぜ!wじゃあな。養生しろよ。ははっははっはは!」 スリムちゃん「お、おい、こら、逃げるのか!待ちやがれ!お、おい。。。うっ・・・」 ・ 【出典;【血糖値は?】健康診断の結果(令和3年春)【動脈硬化は?】より、抜粋引用】 |
なぜ?
なぜなんだ?
肥満の原因である糖質を制限し、肉など動物性たんぱく質脂質をしっかり摂取して、体重も20㎏減量し血糖値その他の数値も改善されたはずなのに?!
なぜ、なぜ、動脈硬化が進行するんだ?!
その答えは・・・というか、私がヒントのひとつにしたのはBS日テレで放映された「糖質制限ダイエットは正しいのか?」という番組で「厳しい糖質制限実施で血管状態が悪化した」日比野佐和子先生の赤裸々な体験談でございました。
【関連記事】 (連載期間;2019.11.11~2020.5.16 全20回) |
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女性ナレーター【談】 こちらは日比野さんが当時食べていた普段の食事です。 糖質を抜き、大好きな肉、そしてチーズが中心のメニュー、こうした糖質制限ダイエットが異変を招いたのでしょうか? 日比野佐和子先生【談】 当時のドクターもそういうふうに考えていたと思います。 やはり普段の食事について聞かれまして、そういう糖質制限でお肉と油を好きなだけ食べていたという話をしましたら、もうその食事自体が原因だと言われました。 |
私の場合は日比野先生みたいな極端な糖質制限は約半年間という短い期間でしたが、食生活の基準が「糖質量を減らす事、血糖値を下げる事」にバイアスがかかっていたため、魚を除く動物性たんぱく質脂質に重きをおくメニューが多かったことは否めません。
もちろん、肥満や血糖値を急激に上げる原因となる「精製糖質の過剰摂取」は健康に良くないので、糖質制限も治療法のひとつとして効果はあるでしょう。
た・だ・し。。。。で、ございましょう。
糖質制限推進派センセ達がドヤ顔で推進した「糖質制限または低炭水化物食事法」および「糖質制限ダイエット」においては、何と、糖質と食物繊維で構成された「炭水化物全体」を目の敵にして、その摂取量を減らすことばかりが強調されていました。
とにかく「炭水化物」を徹底的に悪者にした糖質制限推進派医師の皆さん。
この方々は食物繊維を豊富に含む炭水化物さえ目の敵にしているので、「腸内細菌の皆さんと共存する気がない」愚かな連中だと言っても、過言ではなく言い足りないくらいであろう。
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医者は何のためにあるんだ!!

糖質制限狂信推進派センセ方は、医者のくせに「あれ食って良い、これ食っちゃダメ」と極めて頭の悪い主張を繰り返しヒンヒンメソメソと泣きわめき、カッコ悪いのにダイエットの指導者の如くホンを売りまくる、平成の汚物&令和の老害といっても極めて控えめな評価でございます。
医師免許を持ちながら「炭水化物は人類を滅ぼす」とかいった人類史上最も頭が悪くてネチネチウジウジまとわりつくような不気味さを伴う故意悪意さえ感じる極端な発言を繰り返している輩どもは、国民の健康に大きな影響力を持つ「医者たち」だけに、本当に性質の悪い連中でございましょう。

「腸内細菌をないがしろにした炭水化物悪者論」を著作やマスコミを通じて垂れ流して、ましてや「驚異のダイエット法だ」「誰でも簡単に痩せられる。痩せないわけがない」と、日本人の「痩せ願望」にまで、「医師が著作やブログや講演」で言及してきた「平成を通じてのご高説」は、日本人全体の健康にとって大きなマイナスとなり、万死に値する「医療行為」であったとも言えましょう。
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「炭水化物が人類を滅ぼすんだ!」
「炭水化物の食べ過ぎで早死にしてはいけません」
「断糖すればガンは99%治る、鬱も治るんだ」
「体の不調は糖質過剰および栄養不足のせいなんだ」
「肉玉子チーズを30回噛んで食え。便秘は気にするな」
「糖質制限は驚異のダイエット法だ」
「野菜さえ食うな、断糖でメンヘラも治る」
「肉は体力の限界近くまで食っていい」
「牛脂食えば痩せる、断糖高脂質食で速攻ダイエットだ」
「プロテイン・メガビタミン・鉄で、新型コロナも怖くないんだ」
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「肉や脂はカロリー気にせず幾らでも食って良い」とする糖質制限推進派センセのご教示を日常的に長期間続ける食生活では、食物繊維不足の腸内細菌の皆さんはお腹ペコペコとなり、やむを得ずたんぱく質などを分解し空腹を紛らわすでしょう。
このように「食物繊維・炭水化物不足で動物性脂質たんぱく質過剰」の状態が続きますと、腸内細菌の介在により肝機能低下や大腸がんや動脈硬化のリスクが高まることも分かってきているようです。
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定期的な赤肉(牛肉、豚肉)の摂取は、腸内細菌によるTMAOの生産を促進し、腎臓からの排泄を抑制することで心血管疾患のリスクを高めるようだ、という米国クリーブランドクリニックからの研究報告。 高濃度の血中TMAOは、心筋梗塞、脳卒中、早死の強力な予測因子であることが示されている。 【出典;国立健康・栄養研究所;リンクDEダイエット 赤肉の心臓病リスクにおける腸内細菌の役割 より、抜粋引用させていただきました。】 ・ ・ 運動を伴わない極端な糖質制限は、筋肉を減らしてしまいます。 すると、全身の代謝が低下し、使われなくなった糖が中性脂肪として体内にたまっていくというのです。 ![]() (極端な)糖質制限食を長期間行っていると、メタボになってしまう。 『隠れメタボ』になってしまう危険が非常に高いと私は思います。 その人たちが中年以降、重い心臓病だとか脳卒中だとか、そういう病気で苦しむことを危惧しています。 メタボだけじゃなくて、隠れメタボも防いでいかなきゃいけないんです。 ~名古屋学芸大学 健康・栄養研究所 所長 下方浩史さん【談】~ 【出典;NHKクローズアップ現代 No.3841、2016年7月20日(水)放送~より、抜粋引用させていただきました】 ・ ・ 動物性脂肪の継続的な摂取は、善玉腸内細菌による発酵力を減弱させ、短鎖脂肪酸の産生低下に伴う腸管免疫能の低下、短鎖脂肪酸が担う全身性のエピゲノム調節異常を招き、糖尿病や肥満症などの代謝異常を起こしや すくなる。 動物性脂肪を持続的・多量に摂取したヒトやマウスの腸内フローラは大きく変容し、消化管の炎症、獲得免疫系細胞、自然免疫系細胞の機能異常を誘発して消化管粘膜にバリア機能障害を引き起こす。 【出典; 総説 腸脳連関と生活習慣病 より抜粋引用させていただきました。】 ・ ・ 低炭水化物食を長年続けていると、死亡リスクが増えることが分かっています。 カラダの中で残り少ない糖質は脳に回されるので筋肉は脂肪を使おうとします。 脱水状態で血液中に大量の脂肪酸が入ってくるので血液はドロドロになり、脳や心臓血管系の病気になるリスクが高まるといわれています。 【出典;スリム鳴造蔵書、Tarzan756号「内臓脂肪・皮下脂肪の落とし方」P50 森谷敏夫先生(京都大学名誉教授)の談話より、引用させていただきました】 |
【画像出典;
より、転載させていただきました。】

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医者は何のためにあるんだ!!
糖質制限に夢中になった人々のブログや巨大掲示板の書き込みなどを読みますと、「血糖値は下がったが動脈硬化など別の健康リスクが顕在化した」ケースが多く見受けられるようになってきました。
そのうち大半の人は目が覚めて厳しい糖質制限から足を洗っているようです。
極端な糖質制限で死にかけて足を洗って、今は健康美人ドクターとして活躍中の日比野佐和子先生もこのケースでしょう。
しかし、厳しい糖質制限を何年も続けて動脈硬化が進行したり、糖尿病合併症とか腎臓透析にまで至った人もかなりいらっしゃるようです。
これらの人は透析を受けても洗脳された信者のように「これくらいで済んでいるのは糖質制限のお陰」と書いている人もいます。
正に「糖毒教会」または「糖毒真理教」あるいは「糖毒の科学」と呼んでいい糖質制限推進派センセ方を教祖とした教典を信奉する人たちの末路でございましょう。
それも人それぞれだから正解なのでしょう、でも、でも、でも、「選択肢は色々ある。糖質制限もその一部に過ぎない」ということだけでも思いを馳せていただきたいものです。
糖質制限で体調が悪化しても、糖質制限推進センセからは「元々既往症があったから手遅れだった。糖質制限のせいではない」とか「糖質制限のやり方が間違っていたんだ」と言われてポイされるのがオチなのです。
「患者ではなく”信者”に向けて発信する糖質制限推進派センセ」なんかのいう事を聞くな!と言いたいですね。

これは一時期「狂気&凶気&強気&狭気&叫気の如く糖質制限に集中したスリムちゃん」からの、ド底辺&下から目線での「糖質制限を実践した無名無数の同士」への愛あるメッセージなのでございます。
「医師が書いている糖質制限食を勧める書籍」を信じ、A1c低下や体重減少、さらに体脂肪率低下に価値観を求める人達はその結果に心酔し・・ でも血管プラーク(動脈硬化)は粛々と進行し・・血管病で倒れれば・・会社は倒産。。。 家族と従業員・その家族の境遇は・・どんな状況になるでしょう・・・ 引き返すのは今ですが・・・ 【出典;真島消化器クリニック「糖質制限食を続けているために、動脈硬化が急速に進行したと思われる1症例」より、抜粋引用させていただきました】 |
上記引用記事の真島消化器クリニックさんのブログを読んで日比野佐和子先生の体験談を思い起こし、自分の食生活、つまり「多脂質を伴う動物性たんぱく質を多く摂る食生活」の見直しを検討する大きなきっかけとなりました。
真島先生、日比野先生、ありがとうございました。
ただし、私は誰か特定の先生の治療法に盲信することはありません。
ましてや、真島先生のブログもRAP食なるご自身が名付けた厳しい食材制限があり「あれ食っていい、これ食っちゃダメ」の過激なフード・ファディズム方針で貫かれており、何と納豆や大豆製品も食べてはダメとのこと。
奨励されている食材「トコロテン」も、医院指定の申込書で申し込まなければならない厳しいルールがあるなど、断糖の荒木先生の「アミノライス」やスーパー糖質制限の江部先生の「京都江部粉」と、何ら変わりなく、もはや患者ではなく信者にならなければ診てもらえないでしょう。
幾ら効果があって救われた患者がいるとしても、「フードファディズム、食品でも商売」という一点においては、「患者ではなく信者を診る」という糖質制限推進ドクターと何ら変わることがないからです。
それはともかく、脂質過剰の問題点を解説している真島先生の記事や、糖質制限で死にかけたという日比野佐和子先生の体験談は大変参考になりましたので、動脈硬化の進行を食い止めたいとの思いで、食生活において以下の点に気をつけました。
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何と!
2年前の検査結果では、動脈硬化の数値が改善されて正常値になっていました!【超朗報!!】
「硬くなった血管は、もう戻らない」と健診医先生に言われていたのに、正常範囲に戻りました!
そして、1年前も正常値を保っています。

血管が正常になったのは何が良かったのか、それははっきり分かりません。
ただし、糖質制限を実践していた頃とは異なった食習慣は分かります。
すなわち「カロリー気にせず高たんぱく高脂質(動物性)を摂取」を改めて「バランス良いたんぱく質摂取&低脂質&未精製穀物摂取」が功を奏したとするならば、これほど嬉しいことはありません。
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メタボ成掛「加工肉や動物性たんぱく質脂質をたっぷり食っていた2019年に続いて2020年も、動脈硬化疑いの診断結果だったんだよな。」
腸内細菌ちゃん「それで、動物性脂質や加工品摂取を減らすことを意識したり、たんぱく質を魚や豆などの摂取にシフトしていったよね。」
メタボ成掛「そうそう。赤身肉やウインナーやチーズ減らして、植物性食品を多く摂取する食生活に変わったんだ。」
腸内細菌ちゃん「それが功を奏したかどうか不明だけど、2021年と2022年は動脈硬化が改善されて血管も若返ったんだよね。良かったじゃん」
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さて。
今回(2023年3月30日)
「動脈硬化」の検査結果は?
ほっ
今回も動脈硬化検査結果は「正常範囲」でしたので、一安心です。
動脈硬化が進んでいた3~4年前と正常範囲に戻ったここ数年、何が違って何が功を奏したのか?
はっきりした原因は不明ですが、事実としては以下3点。
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🔲加工肉や獣肉や脂の摂取量を劇的に減らした
🔲もち麦や雑穀入りのご飯の摂取量を劇的に増やした
🔲体重が5㎏増えた、ただしBMIは正常範囲
↑
今後、加齢に伴い動脈硬化の良好管理も年々難しくなっていくものと思われます。
やはり、今を大事に生きることで健康年齢をコツコツと積み上げていくしかないでしょう。
ですので次の健診まで、引き続き以下の点に気をつけて生活していきたいものでございます。
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●血管の健康に寄与する良質なたんぱく質(魚や大豆)をしっかり摂取する。
●海藻、野菜、果物、いも、きのこなどの食物繊維やマグネシウムも意識してメニューに取り入れる。
●ご飯にもち麦、雑穀米を混ぜて、腸内細菌にご馳走をしっかり届けて短鎖脂肪酸を産み出して頂く。
●適度な運動、十分な睡眠を心掛ける。
メタボ成掛「よっしゃぁああ!糖尿病じゃなかったし、動脈硬化も正常範囲だったぞ!」
腸内細菌ちゃん「良かったね!オイラも食物繊維モリモリ食べて、どんどん短鎖脂肪酸を生み出すよ!」
糖尿病マン「ぷっ!調子ぶっこいているが、昨年食らったメタボ判定結果の発表がまだですよ、おデブちゃんwww」
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🔲糖尿病か?→正常値でした。
🔲動脈硬化は?→正常範囲でした。
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た・だ・し。。。で、ある。
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糖尿病マンが指摘したように、昨年は特定健康診査の結果に基づき【特定保健指導「動機付け支援」】の対象者と認定されました。
つまり、「メタボ予備軍、一歩手前」という診断を受けていたのです。
本年2023年はどぉだったのか?
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いよいよ次回は
メタボ健診の
結果発表です。
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