スリムちゃんブログ開設5周年!!!
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ここ15年くらいの間で食物繊維や腸内細菌がヒトの健康に大きな役割を果たす事が分かってきたと言われています。
一方で、平成時代に「炭水化物=糖質なんだ」と「食物繊維や腸内細菌の役割」には一切触れず、オノレの「炭水化物悪者説」に我田引水する医師の一団すなわち「糖質制限推進派センセ方」がおられました。
これらのセンセ方はやっぱり勉強不足だったのです。

ましてや「炭水化物が人類を滅ぼす」だの「糖質制限は驚異のダイエット法だ」などと、人類史上最もアタマが悪いことを隠そうともしないで医師の立場で喚き散らすなど言語道断でございましょう。
健康な人が痩せたいがために行う「糖質制限ダイエット」は、腸内環境が悪化してかえってリバウンドしたり、一時的に体重が減っても筋肉量や水分が減る割合が高いために長期的には「太りやすく痩せにくい体質」になってしまいます。

肥満とか糖尿病とか罹患者が緊急対症として治療として行う糖質制限を除き、「一般健康人」は決して糖質制限ダイエットを行ってはならないでしょう。
令和新時代に入ってから、平成の古臭い「糖質が悪者にされた時代」は既に「しくじり時代」として過去の遺物となって、「糖質は食物繊維と共にしっかり食べよう」という、極めて人類として生物として当たり前の風潮や世論が形成されつつあるのは嬉しい限りです。
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ブログ開設5周年特集の第3話。
今回は、令和新時代に入って検証された時代遅れの「糖質制限ダイエット」や、再評価&名誉復活されつつある「糖質」にまつわるTV番組の感想を記した特集シリーズなどを振り返ってみましょう。
(連載期間;2019.11.11~2020.5.16 全20回)
【ストーリー】
糖質制限ダイエットに関連する内容で放映されたTV番組の「視聴感想シリーズ」です。
「健康と経済」がテーマという深層フライデーという番組の、記念すべき一番大事な第1回目のテーマとして満を持して取り上げられた「糖質制限ダイエット」
それは、最早、糖質制限「ダイエット」という社会現象が、「国民全体の健康のリスク、損失」として社会問題化している事実や危機感を如実に物語っているのは明らかでしょう。
この番組では、糖質制限を「驚異のダイエット法だ」と断定し番組内ではイライラした性格でキレる「おバカな賛成派センセ」と、「繰り返すブームに過ぎない」と、何とも回りくどくて核心を突かない「アホウの反対派センセ」が登場します。

そんな、ジリジリしたすっきりしない番組進行に喝を入れるかの如く降臨したキラーコンテンツ!!
敵意丸出しの賛成派センセと回りくどい反対派センセの存在を吹っ飛ばすような破壊力を持つ御仁が糖質制限ダイエット「反対派」として番組に登場!!!
その御仁は、太って瘠せて/太って瘠せて/太って瘠せて/太って瘠せて/太って痩せて/太って痩せて/太って痩せて/太って痩せて/糖質制限で瘠せて死にかけて(ご本人談)/また太って瘠せて/糖質制限をやめたおかげでついに健康美人になったという医師でございました。

「糖質制限ダイエット」をテーマにした当番組は 私にとってド・ストライクの興味深い内容でしたので 20回もの長い大特集となりました。
また、当特集はなぜか大変多くの皆さんからアクセスを頂きました。
私の記事が面白いというよりも、「糖質制限ダイエット」そのものの安全性や今後の行方に関心がある人が多いのかもしれません。
最終的に私個人的には「大ご馳走」の番組内容でした。
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(連載期間;2020.5.24~2020.7.30;全10回)

当番組は、自給自足OKのワイルドな現業アイドル「TOKIO」のメンバーがナビゲーターです。
司会は、以前ブラタモリでタモリさんのアシスタントをしていた近江友里恵アナウンサー。
解説は、何と拙ブログで何度も引用させていただいている「メタボリック・ドミノ概念図」の発案者、伊藤裕先生です。
伊藤先生は、血糖値を下げる働きのある「インクレチン」分泌を促す短鎖脂肪酸を排出する腸内細菌や食物繊維の重要性も語られています。
番組は、何が何でも「ご飯はスーパー栄養食なんだ」との結論のために、外国人のグループ(パレオダイエット)を貶めるような扱いをしたり、38億年から数万年前までの糖質やでんぷん質を、すべて今の「精製米」と結び付けようとしたり、そして極めつけは、伝統神事や外国の少数民族の皆さんの「ご飯大食い」まで引き合いに出して進行していきます。
「何が何でもご飯推し」の、節操のないなりふり構わぬの強引極まりない進行&台本&演出により、番組後半は失速してしまった印象は否めません。

そ・れ・で・も。。。。で、ある。
炭水化物が「人類を滅ぼす」とか「早死にする」とか「日本人だからこそご飯を食うな」とか口角泡を飛ばして、明らかに人類史上類を見ない最低最悪の主張をしてきた、頭も悪いしカッコ悪い糖質制限推進医師たちに煽り立てられて「ご飯は悪者」「ご飯は太る」となってしまった今の日本社会の風潮、ムードを、何とかして変えたい巻き返したいNHKさんのお気持ちや熱意は十分に伝わりました。
NHKスペシャル「食の起源第1集ご飯」を視聴して、「穀物などの食物繊維ビタミンミネラル豊富な糖質はしっかり摂取すべきだ」との思いを益々強くしました。
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新型コロナウイルス感染拡大防止の「緊急事態宣言下」にあった2020年(令和2年)のGWに特集したシリーズ。
その名も・・・・
twitterや報道で定義されていた「ステイホームめし」とは、主にテイクアウトやSNSを通じた購入で、地元の外食産業や飲食店を応援しましょうという意味合いが多かったようですが、当特集では、スリムちゃん自身そして読者の皆さんの「内なる健康」を第一と考えて「自炊中心の食事」とさせていただきました。
おうちで、なるべくヘルシーな食生活を過ごすためのメニュー。
目指すは「安くて美味くて健康的な食事メニューの組み立て」です。
色々考え方はあるにしても「不急不要の外出は自粛して家に居ましょう」という事なので、その制約下で、なるべくヘルシーな日常生活を過ごす工夫をするしかないでしょう。
とりわけ食生活については、ヘルシー巣ごもり生活における最も大切な項目でしょう。
とりわけ食生活については、ヘルシー巣ごもり生活における最も大切な項目でしょう。
毎日のヘルシー食生活の組み立てはなかなか難しいですし、ややもすれば、ついつい手軽に買える動物性脂質と精製糖質が多く含まれている加工工業食品を食べがちですが、やはりこの大変な時期こそ、そして自宅で食べる食事こそ、豆や魚からのタンパク質摂取を忘れず心がけて「穀物や米」からエネルギー源を、そして「海藻・野菜・きのこ」などからビタミン・ミネラル・食物繊維をたっぷり摂取するという「まごわやさしい」を意識した食事メニューを取り入れるだけでも、ずいぶん健康維持に効いてくるものでございましょう、と、スリムちゃんは考えます。
【ある日の「ステイホームめし」】

●たけのこ牛肉舞茸キムチの炒め煮
●広島産ラディッシュ
●ブリのしょうゆ麹照り焼き
●玄米
●あさりのみそ汁
日本人の腸内には炭水化物を分解する菌がほかの国民より多いことが最近の研究で判明しているようです。 そして逆もまた真なりか、日本人は欧米人と比べては、たんぱく質を消化吸収できる能力に劣るようです。 未精製の穀類・根菜・海藻・味噌・納豆・きのこ・・・・・つまり、植物性食品がメインの食生活。 日本人はこのような食事に体を適応させてきたのでしょう。 そして、日本人にとって最も健康的な食事パターンは1975年(昭和50年頃)の食事だとの研究結果がネットニュースに出ていたことも記憶に新しいところです。 1975年(昭和50年)の頃の食事は、それ以前の時代よりもタンパク質摂取が増えて栄養状態が良くなった点と、また、それとは逆に、それ以後の時代に増加していった動物性脂質や「超加工精製工業食品」の摂取量が、まだ今よりかなり少なかったという点が特徴ではないかと、スリムちゃんは推察します。 【出典;拙ブログ 「食物繊維」をモリモリ食おうYO!⑨昭和のように令和を食おう! より抜粋引用】 |
たんぱく質を「植物性、魚、肉、卵」とバランス良く摂取して、穀物、野菜などの食物繊維多めの炭水化物をしっかり食べる。
ただでさえ、外食や調理品においては、どうしても「動物性たんぱく脂質と精製糖質の組み合わせメニュー」が多いですし、ましてや、加工されているので原材料や添加物も不明な食品が多いでしょう。
でも、これは社会生活を営む以上は当然とも言えるので、ある程度受け入れるしかないというか、それがなければ一般庶民は生きていけないでしょう。
であるからして、せめて、せめて、せめて、「ステイホームめし」つまり「自宅での食事」においては、緊急事態ではない「通常の食生活」においても、長寿ヘルシー食の組み合わせと言われる「まごわやさしい」を意識した食物繊維ビタミンミネラルが含まれたメニューを組み立てていくと良いですね。
●ぬかサンマ(冷凍食品)
●温泉卵
●ぬか漬け(きゅうり、大根)
●里芋と春野菜の牛すき煮
(牛肉、里芋、新ごぼう、新玉ネギ、人参、ぎんなん)
●おろし大根、なめこ
●新玉ねぎと新ワカメの茅乃舎ポン酢かけ
●もち麦入りご飯
【スリムちゃんミニコラム】
●全粒穀物とマグネシウム●
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【スリム鳴造蔵書;悪い食事とよい食事(著者;丸元淑生)】
上記画像は、私が約30年以上も前に購入した本です。
初版「平成元年」という大変古い本でありながら「食事と健康」について大変役に立つ情報が満載であります。
この本に書かれている内容のポイントとして
・摂取すべきは
全粒穀物、果物、野菜、ナッツ、豆、植物性たんぱく質
・控えるべきは
・控えるべきは
赤い肉、加工肉(ソーセージ、ベーコン、ハム)、砂糖入り飲料、精製炭水化物食品
つまり、
「精製していない、食物繊維ビタミンミネラル豊富な穀物を摂取しよう」
「加工された食品を控えて、新鮮でなるべく未加工のものを摂取しよう」と、言うものです。
このメッセージは、平成の30年を通り越した「令和の入口に立つ現在」こそ、再び新たに脚光を浴びてくるものと思われます。
【画像出典;ハーバード公衆衛生大学院(Harvard School of Public Health: HSPH)HP「健康的な食事プレート(日本語版)」より引用転載させていただきました。】
また、丸元先生の著書では「積極的に摂るべき炭水化物」「摂取を制限すべき炭水化物」についての解説が分かり易く書かれていますした。
前者は「未精製の炭水化物」・・・・積極的に摂るべき
後者は「精製した炭水化物」・・・・摂取を控えるべき
上記2つの炭水化物の違いについて、丸元先生は前者を「木(薪)」と後者を「紙」に例えておられます。
「木(薪)」に着火する、つまり「未精製の炭水化物」の摂取が大切だと著作で語られています。
「ビタミンB群+未精製炭水化物」の摂取が大事である・・・と。
「炉にたとえるとゆっくりエネルギーを燃焼させる食事」と書かれておられます。
そのためには「Bコンプレックス」すなわち「ビタミンB群の複合体」の食品をしっかりとる。
レバー、アルファルファのもやし、レタス、ほうれん草、アボカド、きのこ類などの摂取が「Bコンプレックスが多く含有された食品」だそうです。
これらBコンプレックスの食品不足であると、燃料不足で炭水化物が脂肪に変えられて貯蔵され肥満の原因にもなるそうです。
ここからは私の解釈も含まれていますが、例えばキャンプでの火起こしに例えますと「Bコンプレックス食品」が「着火剤」とし、あとは何に火を付けるか・・・という事ですね。
丸元先生は、木(未精製炭水化物)に着火すれば、ゆっくり完全燃焼すなわち、消化に手間がかかるが、ゆっくり吸収されて安定したエネルギー供給ができます・・と。
「ゆっくりエネルギーを燃焼、消化に手間がかかる食事」とは?
これは、どんな食事なのか、スリムちゃんブログのハードコアな読者さんなら、もうお分かりですね。
そうです、「食物繊維ビタミンミネラルが多く含まれた未精製炭水化物」ですね。
一方、紙(精製糖質)に着火すると、すぐに燃えるが安定したエネルギー供給ができない・・・と。
正に、今のスリムちゃんブログが目指している食事テーマと一致しており、少し感動しています。
そして、丸元先生やハーバード公衆衛生大学院がおススメしている、分づき米や玄米、もち麦、大麦、オートミールなど、微量栄養素や食物繊維を豊富に含む「全粒穀物」は、病気予防に頼もしい食品であると言えましょう。
全粒穀物は、糖尿病発症リスクを下げたり発症後も病気改善に有用な微量栄養素、「マグネシウム」を豊富に含むので、しっかり摂取することが大切でございましょう。
A.マグネシウム豊富な食品
B.マグネシウム豊富なメニュー
【画像出典;スリム鳴造蔵書、A「悪い食事とよい食事(著者;丸元淑生)」、B「糖尿病に勝つ!マグネシウム革命(著者;横田邦信)」より転載】
ところで、この丸元先生のご説に対して、糖質制限というビッグビジネスと化した宗教が幾つもの枝分かれ・分派したあげくの「排他的でブサイク教祖センセを頂点とした各宗派」の中の人が、陰湿な批判をしているYoutubeを見てしまいました。
「メガビタミン」とかいう特に怪しいSNS一派で、そのグループの幹部センセらしき男性が、「今、水溶性食物繊維が流行ろうとしているが、その提唱者だった丸元先生は78歳でお亡くなりになられた」と・・・・・・
この幹部センセ「メガビタゾンビ」は、「食物繊維取ったら長生きできない」とでも、言いたいのでしょうか・・・・
メガビタゾンビは「今、食物繊維が流行ろうとしている」とネチネチウジウジと発言し、焦燥感や危機感を隠そうともせずヒンヒンメソメソとYoutubeですすり泣いています。
しかし、食物繊維摂取の重要性は「流行りではなくて、国(厚労省)も推奨している国民への健康喚起」でありましょう。
同時に、厚労省は「サプリ過剰摂取に注意」との注意喚起を呼び掛けています。
「長期的な」健康維持を望む人は、決して「メガビタゾンビ」が勧める「糖質制限+ビタミン+プロテインでの食事療法」なんか実践しないことが重要でありましょう。
サプリやビタミン剤の日常的な長期服用は、「加工された糖質や動物性脂質が中心の食事」で生活習慣病が増えていることと同じで、体に負担をかけてしまい、ましてや「サプリやビタミン剤が手放せない人生」という事にもなりかねません。
このような怪しいグループの信者になって主催者の著作やビタミン剤やプロテインでお布施を続けたとしても、健康を害する人が後を絶たなくなった時にはグループが崩壊し、哀れな信者はトカゲの尻尾切りの如くポイされるに過ぎないのです。
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「食物繊維」「腸内細菌」「炭水化物」については、これからもどんどん特集記事を組んでまいります。
お楽しみに! ですか?
5周年記念特集。
オッケー👌
次も読んでみてね。
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