【ご愛読御礼】ブログ開設5周年!【第1話】糖質制限マインドからの脱却(2018年)

おいっす!
いつもご愛読頂きまして、誠にありがとうございます。
おかげさまで
当ブログは今月・・・
何と!
ゴゴゴゴゴ.jpg
ブログ開設5周年
・・を、迎えました。
これも、ひとえにも/ふたえにも/三つ巴にも/十二ひとえにも/多くの読者様のアクセス数が励みとなっているお蔭でございマッスル。
書き散らかしている拙文記事やインスタならぬ"ブログ映え"しない雑なレシピ画像にもお付き合いくださり、厚く御礼申し上げます。
ひっそりヨロヨロと裏街道を進んでいるヘタレなブログではございますが、1ミクロンでも何かしらのお役立てや慰みや癒しになれれば幸いでございます。
今後とも、スリムちゃんブログご愛読の程、よろしくお願い申し上げます。

祝5周年.jpg



●ブログを始めた経緯●

体重85㎏(身長は174cm)を超えて2016年8月に糖尿病宣告を受けた私が、可及的速やかに「メタボからの脱却」を図るべく選択したのが「糖質制限食事法」でした。
この食事法をやってみようと思ったのは「2ちゃんねる身体・健康板」の「糖尿病初心者スレ」での無数無名の人々の賛成or反対、喧々諤々、親切and罵倒、温情vs 殺伐とした「名無し」ゆえに放たれる「加工されていないむき出しの情報」を読んだからでありました。
それは、読み手が感じるに、凄まじいエネルギーを発しておりました。
「糖尿病初心者スレ」では、糖質制限のメリットと同じくらい、いや、皮肉で斜め視線の2ちゃん住人のこと、むしろデメリットの意見のほうが多かったような気がします。
つ・ま・り。。。。は、こういう事です・・・・

私が糖質制限を始めた動機は「こんな素晴らしい効果がある」も参照にしつつも、メインは「既に日本で無数の皆さんが実践していて、良いも悪いも甘いも酸っぱいもある、物凄い情報量と熱量」を信用したことになるのでしょう。
その後すぐに、ネット検索による関連動画数百本聴講、本屋巡りによる関連ホン数十冊購入し、いわゆる「糖質制限推進派センセ方」を知りました。
KIMG1972.jpg
既に「糖質制限のデメリット」さえ2ちゃんねるで知っていましたが、なにぶん自分自身は実施前でしたので、このときは
「とにかく一旦、糖質制限の事を何でも信じてやってみる」
・・・という狂気&凶気の如く「糖質制限」にのめり込みました。
とは言え、始めたきっかけが何と言っても、無数無名の2ちゃんねらーの皆さんの意見を読んだからなので、誰か特定のセンセに思い入れる事もなく、のめり込んで嵐のように実践した私の「厳しい糖質制限狂時代」は、同時に食事総摂取量も減り(カロリー制限)と運動療法(週2回づつのジム通いとランニング)を伴って、約半年に及びました。
「糖質&カロリー制限」と「運動習慣」実践期間中の半年間で体重が約20kg減量し血液検査の結果も改善された後は、「糖質を味方として適量摂取し、発酵食品や未精製穀物など食物繊維ビタミンミネラルを意識した食事」に変えて今日に至っております。
メタボvsスリム.jpg
た・だ・し。。。。で、ある。

「今日に至っております」とサラッと書きましたが、恥ずかしながら糖質制限に狂気&凶気の如くのめり込んでいた頃は、
「糖質は人類の敵だ。あとはカロリー気にせずに、肉や脂は幾らでも食って良い」
・・・・という糖質制限推進センセ方のご教示に、盲目的に信仰する「信者」に近いマインドがあったことは否めません。
しかしながら、上のほうでも書きましたが、私の糖質制限スタートの最初のきっかけは特定のセンセではなく「無数無名の2ちゃんねらーの皆さんが先生」でしたので、冷静に客観的に冷めた目で自分を見ることもできたので、本当に良かったと思います。
ただし私自身も「信者」とまではいきませんが、かなり「糖質制限」にのめり込んでいた時期がありましたので、そのころは良かれと思って、知り合いの「肥満者や2型糖尿病発症者」にも奨めてみました。

と・こ・ろ・が。。。だ!!!
      ↓
友人A「ええ?ラーメンとか麺類食えんのか?そんなん生きとって楽しくないじゃん?」
知人B「あれ食っちゃダメ、これ食っちゃダメ、面倒くさいのお、病気になっても良いけえ、わしゃあ、自由に好きなもん食うワイヤ」
顧客C「米やパンを角砂糖に換算したら何個分だと?そんなに砂糖食えるわけないけえ、意味ないじゃろ」
後輩D「いやー、先輩の言う事も分かりますが、ビールをグビグビ飲めない?あり得ないっスよ」
      ↑
ほぼ全員が「私のススメである糖質制限」を却下というかスルーというゼロ回答でありましたw
もちろん、これは私の人徳のなさ&人間の器の小ささが主因であって「糖質制限」のせいではないと思います。
糖質祭り.jpg
いずれにしても、知人友人に自分が大切にしている食生活(糖質制限)を全否定されて承認欲求が満たされない私が「もうデブは知らん!」とばかりに、このブログを開始したのが2018年3月でありました。

●スタート時は「糖質制限脳」寄りの記事●
2018年3月。
拙ブログ開設時の頃は、既にストイックな糖質制限は行っておらず「糖質も少量味方として受け入れる」という食生活を続けていましたが、マインドはまだ「糖質制限脳」であり、食品チョイスも「糖質量を厳しくしつこく確認」していました。
そんな、ブログスタート直後に書いたのが、以下の「ローソンブランパンシリーズ」です。

(連載期間2018.3.25~3.29;全5回)
ブランパン、チーズ入り.jpg
この記事を書いた当時は、糖質量の多い「小麦粉パンや白米」をほとんど食べてしませんでしたが、「でも時々はコーヒーと一緒にパンも食べたいよなぁ~」という時期で、糖質量が少ない「ブランパン」を食べていました。
その後現在では、もちろん精製糖質である小麦粉パンや白米の大量摂取には気をつけていますが、「ローソンブランパン」は、私にとって「ただ糖質量が少ないだけだし、好んで食べたいと思う程は美味くはない」という位置づけに「格落ち」したので、ほとんど買う事もなくなってしまいました。

(連載期間2018.5.18~6.28;全8回)
07.松花堂風弁当.jpg
糖尿病発症後、糖質制限にのめり込んできた頃は「栄養や代謝」に目を向ける余裕がなく、「とにかく糖質が悪い」で目の色を変えて毎日「ごはん・パンのみならず、ほとんど一切の糖質を排除」の食生活を続けまていました。
この厳しい「糖質制限」は、ウルトラ/スーパー/ストロング級のクソデブであった私には凄い効果があったらしく、僅か3ヶ月で15kg減量(やせ型メタボの方は、私の方法を真似ても効果は違うものになるかもしれないので要注意)の主要因(糖質制限だけでなく、筋トレ有酸素運動や全食事量の大減少も減量の要因であると考えています。)となり、血液検査の結果も改善されました。
た、だ、し。。。。。。。。。。。で、あります。
「あれは食っちゃダメ、これも糖質高いからダメ」といった食生活のバリエーション・ローテーションに飽きも生じ、「何が何でも糖質制限」を主張するお医者が書いた本に飽きと疑いを感じるようになり精神的にも余裕がなくなってしまいました。
やがて食事をめぐってスリム家の夫婦間にも徐々に溝が入る結果に・・・・
そんな時に颯爽とスリム家に現れて窮地を救ってくれた正に「奇蹟のレシピ本」であるのが小学館発行の「柳澤英子さんのやせおかシリーズ」で、あったアア!!!
そのレシピ本は「白米などの精製糖質を"敵"とするのではなくて、他の食材(食物繊維、ビタミン等含有)を"嵩増し"して、糖質少なめでありながら"味方"として受け入れる」という、それまで私が読んできたマジな糖質制限本(全部、男性が著者)とは一線を画すものでありました。
やはり女性の書いたホンは、失礼ながら「何が何でも糖質制限が良い。炭水化物が人類を滅ぼすんだ!」と扇動的なタイトルでホンや糖質オフ食品など、糖質制限ビジネスを展開する「老け顔ジジイ糖質制限推進軍団」のものより説得力があり、リラックスしており、そのくせスリム&ヘルシーの本質をついており、ありがたいです。
この柳澤英子さん著書のレシピ本を参照としたヘルシー弁当を紹介しております当シリーズを、ぜひご参照くださいませ。

(2019年3月22日に記した記事を再掲)
困ったわね(作者くりまんさん).jpg
痩せているのに糖尿病リスクが増えているという女性。
老化ではなく低栄養によって衰弱しているというご高齢者。
この2つの記事が同時期にリリースされたことに興味を持った私「スリム鳴造」が、自身が抱える「糖尿病リスク」に対する対策も「糖質制限」が一定の効果があるのは自ら学習済だが、それよりも大切な「栄養確保」について、ブログ記事を書きながら自ら学び、ややもすれば「糖質制限」の呪縛に縛られていた私が、「3大栄養素(たんぱく質・脂質・炭水化物)」だけにフォーカスするのではなく、ビタミン・ミネラルを含めた「5大栄養素」の重要性に改めて気が付いた記念すべきシリーズです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
連載を振り返って(2019年3月22日投稿文の再掲、2021年3月14日一部訂正)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「体調不良やうつ病などの病気は、すべてが鉄やたんぱく質の不足が原因なんだ」とウジウジネチネチ泣きわめき、さらに「その不足しがちなビタミンミネラルはサプリで」と、誘導する「メガビタミン摂取論者」の言う事を鵜呑みにしないで、基本的には「必要なたんぱく質は色んな食材(魚、豆、卵、肉、穀物)からしっかり摂取して、不足しがちなビタミンミネラルも食品から摂取」の実践をおすすめします。
もちろん、本当に重篤な方や急性症状の改善が必要な方などは、対症療法的に医師のご指導の元、ビタミン剤やサプリの一時的服用も有りだとは思えます。
た・だ・し。。。。。で、あります。
私にとって「病気の原因をすべて栄養素の過不足のせいにしている医師やその信奉者たち」すなわち「極端な糖質制限やメガビタミンを推進している医師やグループ」に対しては、怪しい連中としか思えないのです。
この考えは我ながら、とても健全だと捉えております。
「この食いものがカラダに良い悪い、このサプリが効く」とかのFBグループやSNS等の「眉間にしわ寄せて食べ物の良い悪いを議論したり、反対意見を排除する集団」なんて、冷静に考えてみたら、この世で最も面白くなくつまらない集まりでありましょう、と、スリムちゃんは考えます。
ま、それ以前に健康な方がワザワザ極端な糖質制限をする必要はない(注;)し、メガビタミン剤なんか飲む必要はないと、スリム鳴造は強く強く思っています。
(注;食物繊維ビタミンミネラルを取り除いた「精製糖質」や動物性脂質とセットとなった「超加工食品」などを食べ過ぎの方は、糖質制限というよりも、過剰摂取の糖質を減らしたり精製前の穀物を混ぜたりする工夫をされたら良いと思います。)

【食卓バトル】絶海の孤島vs安芸の宮島

(連載期間2018.7.9~8.30;全5回)
08-2青ヶ島焼酎.jpg
スリム家の食卓スタジアムで開催された「ヘルシーレシピ食いまくり&旨い酒飲みまくり大会」
5大栄養素(たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル)を大量に摂取しながらの凄まじいまでのカロリー&アルコールのバトルの応酬ッつアア!!!
翌日、久しぶりの二日酔いで普段の「糖質制限の昼食」をカラダが全く受け付けないスリム鳴造を救ったのは、糖質制限ムラの頂点に君臨する老けて冴えない大先生達や、それに付随するお医者どもから「人類を滅ぼす」「食べたらダメだ」とまでに敵視されている「糖質の塊りのアノ食材」だった!


2016年8月に糖尿病発症して以来、食事内容で一番重視していたのは「糖質量」でした。
5年前の2018年3月にブログスタートした頃は、既に厳しい糖質制限は実践していませんでしたが、その思考回路はなお「糖質を少なめに、あとはあまり気にしない」のマインドが残っていました。

そしてブログ開設から数か月経過した2018年7月。

そんな片寄った栄養素摂取にバイアスがかかっていた糖質制限脳から目が覚めて完全に脱却するきっかけとなった大きな出来事がありました。
「西日本豪雨」です。


(2018.10.9~2019.12.24連載)
(2019.04)tokyo story  (9).jpg
この特集は広島県の「災害復興;がんばろう広島」に乗っかって、「地元食材を食いまくって応援」するシリーズでした。
2018年7月に発生した「西日本豪雨」では、私も仕事において罹災地域に伺ったり、甚だ微力ではありますが罹災された方の後方お手伝いをさせていただきました。
その後、ご縁により「災害復旧調査」のお手伝い仕事を通じて、中山間地を中心に実際に罹災した現場を数多く見てきました。
農業や林業などの一次産業も甚大な被害を被っていました。
zentai02.jpg
しかし、私は「自然の災害」の恐ろしさもさることながら、自然と折り合って「人々が脈々と築き上げていたインフラ」に感動しました。
「インフラ」とは、もちろん、治水・給水・街づくり・農耕・栽培などの「ハード面」もさることながら、「穀物(人々が飢えない人類の発明)」を大事にしてきた「伝統、継承、つまりソフト面」である「人々の英知」でありましょう。

秋のある日・・・罹災現場調査手伝いに赴いた集落で、大量の岩石や土砂に呑み込まれ無残にも岩や流木に覆われた茶褐色の埃っぽい地所に変わり果てた田畑のすぐ横で、かろうじて濁流から難を逃れた田んぼを目にしました。
そこには秋の日差しを受けて黄金色に輝く稲穂がこうべを垂れて、収穫の日を待っていました。
 
毎日の日常を支える自然と人間の営みの現実を罹災現場で正に五臓六腑に肉体的に思い知らされると、

 「主食を抜けば糖尿病は良くなるんだ!」
「炭水化物が人類を滅ぼすんだ!」
「ご飯は角砂糖17個食うのと同じなんだ」
「ご飯は麻薬や覚せい剤と同じく危険なんだ」

と、ご自身の著作本で語る糖質制限推進センセ達の「バイアスがかかりまくった極論」が、むなしく響くのみです。
これからも「地産地消こそ長寿ヘルシーのベーシック食」として、おいしィ~地元食材を、炭水化物を、どんどん食いまくっていきます。

(連載期間2018.9.10~2019.3.15;全10回)
引用マーク始め1.png「もう俺を放っておいてくれ!糖質制限献立が無理なら女房と別れても良いんだ!一人で暮らしても、卵焼いたり肉焼いたりできるからな、料理しなくてもプロテインで補えるし!もう何もかも下らねえ!」

スリム成掛氏が叫んで立ち去ろうとした・・・・その刹那。

「バカ野郎っ!!! パシッ!!!」

閃光が走り大音声が放たれた!


糖尿病宣告(肥満が主因)を受けたブログ主が、可及的速やかに減量するため狂気&叫気&狭気and凶気の如く実践した「糖質制限」
何が何でも糖質制限に夢中になり客観性を失ったメタボ豚造と、糖質制限推進派センセたちの呪縛から解放された近未来の世界からやって来たスリム鳴造が激突するセミ・フィクションなストーリーです。

(連載期間2018.10.15~2019.2.15全10回)
shaka-hand.png
【ストーリー】
糖質制限関連の「ホン」を買うためにメタボ豚造が大事に手に握りしめていた「糖質制限を勧める人々のリスト」、すなわち
 ↓
新井圭輔
荒木裕
今西康次
江部康二
釜池豊秋
亀川寛大
中村巧
夏井睦
西脇俊二
水野雅登
宗田哲男
山田悟
渡辺信幸
  ↑
と、書かれていたメモ用紙を、いきなり「ビリビリビリ~」と粉々に破ってしまったスリム鳴造。
彼は、一時期、狂気&凶気&狭気のごとく糖質制限に集中して取り組んだのち、今は糖質制限オタクを脱出している・・・・・・
そんなスリム鳴造が、「身も心も脳も腸も糖質制限に捧げるメタボ豚造」に対して、糖質制限推進派センセ方のホンの読後感想を語っていくシリーズです。

次回は、平成から令和へ変わる2019年に連載した記事のご紹介です。
ヲタの沁みに!!

この記事へのコメント