ヘルシー動画(2022年)視聴《10》低体温症「寒い時期に注意すること」冬の過食

本日、令和4年12月21日・・・・・・
早いもので新年まで、あと10日となりました。
Tenki.jpによりますと、クリスマス頃は寒波襲来、九州から北海道の日本海側を中心に暴風や暴風雪、警報級の大雪になる恐れがあるとのこと。
年末年始も寒気が流れ込み、例年以上に寒さが厳しくなる可能性があるそうです。
今回は、「低体温症」「運動不足」など、寒い時期の体調管理で注意すべき点を取り上げている動画を視聴してまいります。
災害時の「低体温症」
夏でも高リスクのワケ【news23】
【動画出典; TBS NEWS DIG Powered by JNNより、共有埋込コードにてリンクさせていただきました。】
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≪動画のポイント≫
・政府は、低体温症のリスクを盛り込んだ巨大地震の被害想定を盛り込んだ報告書を公表。
・政府の試算では日本海溝型巨大地震の場合、低体温症死亡リスクが最大42,000人。
・全身が濡れた状態と、低い気温や体感温度を下げる風の影響により低体温症リスクが高まる。
・夏のゲリラ降雨など、災害時には季節に関係なく低体温症のリスクがある。
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《スリムちゃんの感想》
ウイキペディアによりますと、低体温症は必ずしも冬季や登山など極端な寒冷下でのみ起こるとは限らず、水泳用20-24℃のプール、濡れた衣服による気化熱や屋外での泥酔状態といった条件次第では、夏場や日常的な市街地でも発生しうるとの事。
軽度であれば自律神経の働きにより自力で回復するが、重度の場合や自律神経の働きが損なわれている場合は、死に至る事もある症状であるそうです。
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私は以前、大雨で強風の夜に屋外現場作業をしていたときに、真夏にもかかわらず体が冷え切って震えが止まらず低体温症の一歩手前になった経験がございます。
すぐに車の暖房で暖まって、そのあとはアラ不思議、「雨合羽」を着て作業を続けたのですが、寒気はなくなりました。
「雨合羽」の威力とありがたみを感じると同時に、いかに人間は雨や風に弱いかを思い知らされた経験となりました。
さ・ら・に。。。。で、ある。
ネット情報を色々と調べてみますと、広く危険が知られている熱中症よりも低体温症による死亡(凍死)の方が、死者数は1.5倍にも上っているとの事。
2020年以降はほぼ毎年、千人以上が犠牲となっており、大半は高齢者。
室内で低体温症に陥った例が多く、背景に孤立や貧困もあるとみられるそうです。
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屋内で凍死するケースは高齢者に多く、いわゆる「老人性低体温症」が原因と思われます。
高齢者は暑さ、寒さに対する感覚が鈍くなります。
通常は寒くなると皮膚の血流量が減少して体内の熱を逃がさないようにしますが、寒さを感じないと血流量が減らず、体が放熱を続けて体温が下がり、命を落とすのです。


日本救急医学会が2010年12月〜2011年2月の3ヵ月間に全国の救急医療機関を受診した低体温症の418例を集めました。
凍死につながる低体温症の全国調査は初めてのことでした。
症例を分析すると、屋内で発症した人は全体の4分の3を占め、屋外発症の3倍にのぼりました。
報告書は「冬季は基本的に室温を含め気温そのものが低いため、屋内であっても加齢、栄養状態の悪化や脱水、持病の悪化、体調不良を要因として簡単に低体温症に陥り、重症化を招きやすい」と指摘しています。

【出典;ウェザーニュース 屋内でもご用心! 凍死が年に1000人超えで熱中症を上回る より、抜粋引用させていただきました。】

室温が低いと認知症になりやすい
【動画出典;長谷川嘉哉チャンネル「ボケ日和 転ばぬ先の知恵」 より、共有埋込コードにてリンクさせていただきました。】
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≪動画のポイント≫
・あるデータによると、室温が1度低い家で暮らす人は脳が2歳分も老けるとされる。
・室温が低いと、脳,血管性認知症、アルツハイマー型認知症のいずれのリスクも高くなっていく。
・住環境が悪いと食事環境も劣悪になりがちで、たんぱく質の摂取不足の傾向にある。
・寒い部屋で暮らす人は「こたつ」を使う人が多く、運動機能の低下が懸念される。
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《関連記事》
室温による人体への健康リスクを示している指針として、2015年に出されたイングランド公衆衛生庁の指針があります。
この指針では、室温は最低でも18℃としており、18℃未満に至ると徐々に循環器系疾患、呼吸器系疾患、低体温症などのリスクが生じると伝えています。

さらに、2018年11月にWHO(世界保健機構)が「住まいと健康に関するガイドライン」を策定しました。
1987年以来の策定で「強い勧告」と位置付けられています。
『室温は、寒さによる健康被害から居住者を守るために 十分高くなければならず、 寒い季節に安全な温度として18℃以上を提案する。』

室内の最低奨励室温.jpg

【出典;PR TIMES これからの寒い季節は要注意! 高齢者が安心して住める家とは?(東京ガス株式会社生活研究所)より、抜粋引用させていただきました。】

冬こそがダイエットに最適な理由&注意点です。
これに気をつければ効果的に痩せられる。
【動画出典; ザ・きんにくTV 2nd より、共有埋込コードにてリンクさせていただきました。】
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≪動画のポイント≫
・ 寒い時期は熱産出で基礎代謝がアップし+α燃焼効果も期待できる。
・ 寒い時期に太る原因は、食べ過ぎ 、運動が億劫、血流の低下など。
免疫力向上、ホルモン合成するビタミンD摂取 (日光、魚介類、干し椎茸)が大事。
・冬の食べ過ぎや体脂肪合成を防ぐために、次の5つをお勧めします。
・食前ホエイプロテイン、食べる順番はたんぱく質ファースト、よく噛む、冷たいものNG 鍋は水炊き

寒い時期には人間の体は体温を維持して内臓を冷えから守ろうと働くため、熱産出が増えてカロリーを消費する、つまり基礎代謝がアップするため、それだけでも暑い時期よりダイエット効果があると、きんに君先生が語られています。
また一方で、寒い時期は食べ過ぎたり運動不足で太ることもあるので、要注意でございましょう。
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