「ヘルシー長寿研究会シリーズ」では、「高齢化」&「少子化」そして「多死社会」を迎えていく時代の中で、どのように「ヘルシー&長寿」を過ごしていけばいいのか調べて、読者の皆さまとお役立ち情報などを共有できたらと考えて記事作成してきました。
た・だ・し。。。で、ございます。
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ヘルシーヘルシー・・・・・
長寿長寿長寿・・・・・・・
ヘルシーヘルシー・・・・・
長寿長寿長寿・・・・・・・
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などと、口角泡を飛ばして何が何でも「健康」「長生き」を願って記事を書いている自分に何かしら驕りがあるのではないか、と、考える時もあります。・・・・
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朗読『方丈記』「行く河の流れ」
【動画出典; シャボン 朗読横丁 より、共有埋込コードにてリンクさせていただきました。】
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すべてのものは移ろい変わりゆく・・・・
そして人間も、浮かんでは消える水の泡のように、生まれて生きて死んで、やがて跡形もなく消えていくという、無常の世界を綴った鴨長明の方丈記・・・・・
そ・れ・で・も。。。。で、ある。
いつか必ず死んで、あとはどうなるのか分からない無常観を持ちつつも、私を含め大半の人が
「長生きして死ぬ直前まで自立した生活を過ごしたい」
「寝たきりとか誰かの世話になってまで生きたくない」
・・・・と、考えているのでしょう。
しかし、
「健康であるのも自然や社会に生かされているからこそ」と
「寝たきりになって介護を受けたり他人の世話を受けること」とに、
どんな違いや境界線があるのだろうか、とも考えます。
健常であろうがなかろうが、多くの人々が従事し支えあう社会システムが機能しなければ、誰ひとり生きていけないという現実を忘れがちでございましょう。
【ご参照記事】 高度な社会システムの稼働なしでは、 動物の肉も食えないし火を起こすこともできない 魚や野菜や穀物を毎日口にすることができない それが現代に生きる人類であります。 水資源、治水、給水、電気、ガス、農耕、牧畜、漁労、土地開発、流通、交流、交通、スマホ、半導体、インターネっつ・・・・・・ 多くの人々が従事し支えあう社会システムが機能しなければ、水道も電気も物流も止まってしまい、ひいては個々の人体の生体維持があっという間に機能不全してしまうのが現代社会なのです。 2018年7月に発生した「西日本豪雨」・・・・ 当時、私は取引先手伝いの災害復興調査の仕事で、中山間地の谷や渓流に入らせていただくという貴重な体験をさせて頂きました。 その体験を通じて強く感じたのは、自然の驚異ではなく「人間の英知」でした。 ややもすれば自然災害発生時には「人災ではないのか?対策はどうなっているんだ」との意見も、将来への備え・対策として受け止めなければならないでしょう。 しかし、それは「無数無名の先人たちが、自然と折り合いをつけながらら人々がなるべく安全に快適に暮らせるように山を川を土地を開発してきた、その財産のお蔭で毎日生きている」という大前提を忘れてはならないで、ありましょう。 ![]() 日本では古代から人々は五穀豊穣・大漁・大猟・天候安定などを祈っており、安定した生活を次の世代へと受け継ぐことを願って、自然と折り合いながら今日の繁栄を築いてきました。 ![]() そして21世紀の現在・・・・ コロナ禍における医療従事者、自然災害における現地作業員・・・・・ 社会インフラを支えるために日夜働いている「現代のおんぶおばけ達」・・・・ どうか、皆さん元気に安全に業務に従事されることを願ってやみません。 みんなで知恵をしぼって、そしてできるだけ多くの人が健康で働ける社会環境があれば、未来は明るいものになっていくでしょう。。。。と、思います。 【引用記事】 ・ |
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健康で長寿を全うするも良し
寝たきり長寿を過ごすも良し
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第9回目の今回は、健康であれ病気であれ、短命であれ長寿であれ、ヘルシー長寿になってもノンヘルシー長寿になっても、健常者であろうが障がい者であろうが「お互いが助け合って生きている」事においては、上下とか高低とか何の差もなく皆同じなんだと肝に銘じるため、未熟な自分への備忘録として記事を残します。
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【NNNドキュメント】
亡き親友との友情が生んだ"分身ロボット"
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Body Sharing Robot "NIN_NIN" PV
【動画出典;高橋鴻介 より、共有埋込コードにてリンクさせていただきました。】
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福祉の分野で活躍しているロボットの紹介動画です。
ただし、で、あって、その意思疎通を可能にするのは、あくまでも人間の「助け合う気持ち」でございましょう。
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映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』予告編
【動画出典; シネマトゥデイ より、共有埋込コードにてリンクさせていただきました。】
自身の乳がん闘病を描いたドキュメンタリー番組「おっぱいと東京タワー 私の乳がん日記」でニューヨークフェスティバル銀賞などを受賞したテレビディレクターの信友直子が、認知症の母親と耳の遠い父親を題材に手がけたドキュメンタリー。 広島県呉市で生まれ育った信友監督は、大学進学のため18歳で上京して以来、40年近く東京で暮らし、現在はドキュメンタリー制作に携わるテレビディレクターとして活躍している。 呉市に暮らす両親は結婚もせずに仕事に打ち込むひとり娘を遠くから静かに見守っていた。 45歳で乳がんが見つかり、落ち込む娘をユーモアあふれる愛情で支える母。 そんな母の助けにより、人生最大の危機を乗り越えた信友監督は両親との思い出づくりのため、父と母の記録を撮りはじめる。 しかし、信友は母の変化に少しずつ気づきはじめ……。 2016年と17年にテレビで放送された作品に追加取材、再編集を加えて、信友監督初の劇場作品として劇場上映。 【出典;映画.com より、抜粋引用させていただきました。】 |
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【最期の時は突然に】末期がんの男性と家族の120日
自宅で親を看取る在宅医療
【動画出典;ABCテレビニュース より、共有埋込コードにてリンクさせていただきました。】
(*ご注意*この動画は年齢制限が設けられています。18歳以上の方のみ、リンク内の「YouTubeで見る」をクリックしてご視聴ください。)
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今年100歳の女性を小池都知事が祝福
長寿の秘訣は「平和」
今回、知事からお祝いの言葉が贈られたのは、中野区に住む野崎光子さん(99)です。 1922年=大正11年生まれで、今年11月に100歳を迎えます。 小池知事から「本当に健康で何より。秘訣は何ですか」と尋ねられた野崎さんは「やっぱり『平和』。家の中にゴタゴタがなければ食事もおいしく頂ける。やっぱり平和ですね」とユーモアたっぷりに答え、場を和ませました。 知事との面会中、終始元気な笑顔を見せていた野崎さんでしたが、記者からの質問がウクライナ侵攻の話題になった際には、終戦後の東京の光景を思い出し、涙を流す場面もありました。 野崎さんは「上野に用事があって行ったりすると、戦争孤児がたくさんいた。上野に叔父が住んでいたのでたまに出かけたが、涙が出てくる…。ごめんなさいね…ちょっとごめんなさい…。その時の光景が(ウクライナでの戦争と)重なって…」と話し「戦争は駄目。どこの国も戦争は駄目。子どもたちのために大人は頑張ってください」と訴えました。 【出典;TOKYO MX より、抜粋引用させていただきました。】 |
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伊藤比呂美「午後のリサイタル」 4 青森県近代文学館
【動画出典;momaliterature より、共有埋込コードにてリンクさせていただきました。】
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一万年生きた人の話は聞いたことはございません。 一生はすぐ終わります。 百年間、老いずに生きた人が、これまでにおりますか。 自分が先か、人が先か、今日かも知れない、明日かも知れない。 滴が木の根元に落ちたり葉末にひっかかったりするよりも忙しく、人は死に後れたり生き急いだりしてゆきます。 そういうわけで、朝のうちに紅い頬っぺを輝かせておっても夕方には白骨となってしまうかもしれない身の上です。 今にも無常の風が吹いてくれば二つの目はたちまち閉じる。 一つの息はたちまち絶える。 笑顔がむなしく死に顔となり、花のようだった美しさが消えてなくなる。 そのとき、親類縁者が集まって嘆き悲しんだところで、もう、どうしようもない。 ほっとくわけにもいきませんから、野辺の送りをして夜のうちに煙となる。 そして、白骨だけが残るのであります。 あわれというだけでは、とうてい言い足りませぬ。 【蓮如上人「白骨の章」、現代語訳;伊藤比呂美】 |
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ヘルシー長寿研究会2022
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