本日2022年9月19日は「敬老の日」でございます。
【敬老の日】とは・・・国民の祝日の一つ。9月 15日であったが,2003年から9月の第3月曜日に変更された。敬老の日は,多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し,その長寿を祝う趣旨で 1966年に定められた。市町村,また家庭,親族の間でも老人を慰め長寿を祝う催しが行なわれている。【出典;コトバンク「ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 」より引用いたしました。】
厚生労働省は「令和4年9月1日時点で、全国の100歳以上の高齢者は過去最多の90,526人となり、初めて9万人を超えた」と発表しました。
拙ブログでは2年前の「ヘルシー長寿研究会2020」(1)8万人を超えた100歳以上のご高齢者 において「100歳以上、8万人越え」の記事を書きました。
そして2022年の100歳以上人口の「9万人越え」・・・・
何と、この2年間で1万人も百寿者が増えていることになります。
厚生労働省、総務局統計課、その他ネットニュースなどから、令和4年の敬老の日を迎えるにあたっての「百寿者を中心とした高齢社会の最新データ」のポイントは以下の通りです。
●100歳以上の高齢者9万526人のうち、9割近くの8万161人が女性
●今年100歳になった人(百歳高齢者表彰の対象者)は、45,141人
●最高齢は1907年、明治40年生まれの115歳で大阪府に住む巽フサさん
●10万人あたりの100歳以上の人数が最も多いのは10年連続で島根県
●100歳以上の人口は、2012年からの10年間で1.8倍増加
●65歳以上人口は3,621万人、総人口に占める割合(高齢化率)は28.9%
●2021年の日本人の平均寿命が、男女とも10年ぶりに前年下回る
●2021年の日本の人口は62万超の大幅減、10人に1人が老衰で天寿を全う
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いかがでしょう・・。
100歳以上の方などの高齢者人口が増え続けていると同時に、日本の人口は年々減少し続けているというのが、本年2022年の状況でございましょう。
そして昨年2021年の日本人の平均寿命は、新型コロナウイルスによる死亡者数増加などの一因により、10年前(東日本大震災)以来、前年を下回ったようです。
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特集シリーズ「ヘルシー長寿研究会」では本年2022年においても、「高齢化」&「少子化」そして「多死社会」を迎えていく時代の中で、どのように「ヘルシー&長寿」を過ごしていけばいいのか調べて、読者の皆さまとお役立ち情報などを共有できたらと考えて記事作成してまいります。
【画像出典;東京大学高齢社会総合研究機構 より、引用させていただきました】
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記事作成にあたりましては、できるだけ1次情報(関係各省など国および研究機構などの資料や統計)を中心にググってまとめています。
どうぞよろしくお願いいたします。
なお、昨年までの「ヘルシー長寿研究会」の記事につきましては、以下リンク先のまとめ記事のページをご覧くださいましな。
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「スーパー百寿者の食事」
「長寿健康食の琉球料理」
「おばあちゃん効果」
「コロナ禍でのご高齢者の健康対策」
「健康長寿3つの柱」
「宇宙医学と健康長寿の応用研究」
「高齢期就労と健康の関係性」
など、ヘルシー長寿に関するお役立ち情報が満載されたシリーズですので、ぜひぜひお読みくださいませ。
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ヘルシー長寿研究会2022
(1)9万人を超えた百寿者
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