ヘルシー動画を視聴して読者の皆さんにもおススメする当シリーズ。
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HEY!そこなお嬢さん。
「アタシ、肉やチーズや唐揚げを食いまくってプロテイン飲みまくって痩せてみせるわ。食物繊維?ビタミンミネラル?そんなものはサプリで補うから結構です」
・・・・とか言っちゃって、加工肉やサラダチキンや添加物まみれのブランパン食いまくったり、コーヒーにバターを入れて悦に浸ったりしていませんか?
今回は、糖質制限の危険性を語っている動画をご紹介しましょう。
皆様にも必ずお役立ち頂けそうな動画を集めましたので、ぜひ見ていってチョ。
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糖質制限ダイエットの落とし穴5選。
体にこれを感じたら要注意です。
【動画出典; ザ・きんにくTV 2nd 【The Muscle TV 2nd】 より共有埋込コードにてリンクさせていただきました】
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≪動画のポイント≫
・炭水化物全体をカットする糖質制限は、腸内の善玉菌への悪影響がある。
・糖質を摂らないと低血糖状態が続き、アドレナリン分泌を促し睡眠の質が下がる。
・糖質制限すると脂肪がエネルギーに切り替わるが、その際水分が減っていく。
・糖質制限すると脂肪がエネルギーに切り替わるが、脳とカラダが働きにくくなる。
・ボディビル競技者ではない一般の皆さんは、糖質制限ダイエットは悪影響のほうが多い。
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《スリムちゃんの感想》
ボディビル大会数日前に「3日間限定で糖質制限」を実施中の我らが中山きんに君先生。
収録中も「エネルギー不足で頭がクラクラしたり舌が回ってないです。僕は競技のために糖質制限をしていますが、健康な方は決して行わないでください」と、愛情込めて注意喚起を行っておられます。
そもそも「糖質制限」というのは・・・・
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①病気治療(肥満改善など)としての「食事療法」
②プロ競技者がパフォーマンス向上のため行う「トレーニング法」
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以上2つの実践目的のみに限って、対症療法そして期間付きであれば有効ではなかろうか、とスリムちゃんはブログで何度も訴えてまいりました。
・た・だ・し。。。。で、ある。
・きんに君先生が当動画で警鐘を鳴らされているように、食事療法でもないトレーニング法でもない、痩身願望が病的に強い「健康な人がダイエットとして実践する糖質制限」には、スリムちゃんも猛反対でございます。
「この飯、おろそかには食わんぞ!」
一方で。「炭水化物やご飯を食べるな、肉や脂は体力の限界近くまで食って良し。」とする、糖質制限推進派センセどもがドヤ顔(ただしブサイク)で、著作本やYoutubeや講演会やTV出演で煽りまくる「糖質制限ダイエット」を長期間続けた場合の危険性が、続々と発表されたり語られております。
「治療」と「ダイエット」は違うのです。
「治療とダイエットをごちゃ混ぜ」にして発信できる職業は医師だけです。
健康な人をも巻き込んで体調悪化した人が増えた事が社会現象となってしまったので、「ダイエットとセットで糖質制限を推進した医師ども」は、本当に性質が悪い連中だと思います。
どうか、どうか、健康な人は、糖質制限という片寄った食事やダイエットをした挙句に体調悪化や病気になられないように、スリムちゃんブログではこれからも底辺とはいえ注意喚起を促してまいります。
「この飯、おろそかには食わんぞ!」
via GIFMAGAZINE
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中山きんに君先生の健康推進動画につきましては、過去のヘルシー動画シリーズで多くの関連記事がございますのでぜひご参照ください。
(連載期間 2021.1.26~2021.12.15;全12回) |
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糖質制限信者が語る「糖質は悪」という嘘
【動画出典;片倉岳人/ダイエットの知恵袋 より、共有埋込コードにてリンクさせていただきました】
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≪動画のポイント≫
・「糖質は悪だ、糖質さえ抑えば良い」という人は基本的には頭が悪い。
・なぜなら、一定レベルの知識を持つ人なら糖質だけを悪者にする人はいないから。
・「糖質以外は何を食べても良い」と、加工肉など大量に摂取すると大腸がんリスクが高まる。
・糖質制限信者のように「糖質は悪だ」と発言することのほうが、どす黒い「悪」だと思う。
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《スリムちゃんの感想》
いやあ~。
Google親父が勝手にお勧めしてきた片倉先生の動画ですが、すべて同意する内容でしたね。
片倉先生が動画内でおっしゃっているとおり、健康になるために為すべきことは多くあり、その中で摂りすぎた糖質を控えましょうという話なら分かるが、「何が何でも糖質が悪。あとは何食っても大丈夫だ」と発言する糖質制限推進派センセとか、頭悪過ぎでございましょう。
一方、糖尿病患者などに対する一時対症治療法として糖質制限食事法を処方することは効果あるとスリムちゃんは自分の体験からも賛同します。
た・だ・し。。。。で、ある。
こともあろうか「糖質制限はダイエットにも効果ある。糖質は麻薬や覚せい剤と同じく危険。糖質さえ食わなければあとは何食っても良いし、肉は体力の限界近くまで食っていい」と、素人ではない医師が発言したとすれば、日本国民全体の健康に大きな悪影響をもたらすので、頭悪いでは済まされない問題でございましょう、よ。
【関連記事】 「炭水化物が人類を滅ぼす、肉は体力の限界近くまで食ってOK」とか 「トンカツ屋に行ったら、小麦粉の衣を外してからカツを食え」とか 「日本人だからこそご飯を食べるな!肉卵チーズを30回噛んで食え」などと 米やコムギなどの「穀物」を徹底的に悪者に仕立てている「糖質制限推進センセ方」・・・ センセ方のご教示に従い炭水化物摂取を厳しく制限して、たんぱく質脂質を大量に摂取する食生活を長期間続けますと、腸内環境が悪化して体のエネルギー機能が劣化したり、肉類に多く含まれる飽和脂肪酸やコレステロールの摂取量が増え、動脈硬化や高コレステロール血症など循環器疾患のリスクも増えてくるとの研究報告もあるようです。 それ以前に、「医師たる立場」において、「何が何でも特定の栄養素を悪者にする」ことが、逆に「過剰な糖質を少なめにしながらも、食物繊維が含有された炭水化物は摂取して糖耐能を改善する」という「糖尿病の1つの治療方法としての糖質制限」への普及において、足を引っ張っている気がしないでもありません。 ご自身も子どものころから食べてきてすくすくと成長し、立派な大人にしてくれた重要な栄養素である「米や穀物」を「人類を滅ぼすんだ!日本人はご飯を食べるな!」と目の敵にする偏ったホンを書いたりご主張されるセンセ達に、日本で暮らす人々を診察する資格があるのでしょうか? 穀物は全人類、世界中の人が主たる食物として必ず摂取していますので、 やみくもに「炭水化物を悪者に仕立てる」糖質制限盲信派センセ方は「人類を診察する資格がない」とさえ言っても過言ではありません。 そう、まったく言い過ぎではありません。 どんな栄養素も人体には必要なのです。 徹底的に炭水化物を悪者にする医師免許保持者の皆さんが、何と言おうが、どんな本を書こうが、だ! カラダのエネルギー源や細胞膜の素材となる「糖質」と、消化吸収されずに大腸までしっかり腸内細菌のご馳走を届ける「食物繊維」を含有する「炭水化物」は、人類にとって欠かせない栄養素でありましょう! |
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【炭水化物は太らない理由】科学的に証明されている事実。
糖質が体で処理されるメカニズム!糖尿病も実は遺伝じゃない。
【京都大学名誉教授 株式会社おせっかい倶楽部 代表取締役 森谷敏夫 先生】
【動画出典; お米チャンネル「人生が変わる食べ方」 より共有埋込コードにてリンクさせていただきました】
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≪動画のポイント≫
・健康な人は、糖質の2割は脳、7割は筋肉で合計9割ほど消費される。
・「筋肉」はインスリンを必要としないで糖質を摂り込むことができる。
・極端な糖質制限を行うと肝臓と筋肉のグリコーゲンが消費されて体内の水分が減ってしまう。
・脳は、糖質が入ってこなくなると「糖新生」というプロセスで筋肉を分解してエネルギーを得る。
・糖質制限を行うと筋肉がどんどん減る「隠れ肥満」になって、代謝も落ちて逆に太りやすくなる。
・激しい運動をしなくても普段からよく体を動かして自律神経を整えると自然にダイエットになる。
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《スリムちゃんの感想》
「糖質制限」については、肥満による病気を治療するなどの「食事療法」として、あくまで対症的一時的短期的な「1治療法」として行うことは、私は実践者ゆえに賛同します。
私自身も最大体重87㎏で糖尿病と診断されたときは緊急避難的に「大幅なカロリー制限を伴う糖質制限」を実施し、半年で20㎏体重が減って血液検査の数値がほとんど改善されたのは事実なのですから。
た・だ・し。。。。で、ある。
今の私は血糖値その他血液検査の数値はおおむね正常であり「クソデブ」ではないので、筋肉減少を伴う過激な糖質制限を行うべきではないでしょう。
この動画の森谷先生がご解説のとおり、よく体を動かして代謝を良くすることが大事でございましょう。
運動や日常をアクティブに過ごすことにより筋肉をよく動かせば、GLUT4(グルットフォー) という「糖輸送体」がインスリンが出ることなく細胞や筋肉に糖質を摂り込むの役割を果たすということですね。
これは、糖質制限で糖尿病患者を治療されてこられた第一人者である江部康二先生もご著書で触れられています。
【画像出典;スリム鳴造蔵書「糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食(著者、江部康二)から転載】
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と・こ・ろ・が。。。。だ!
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江部先生が代表理事を務められている「日本糖質制限医療推進協会」の顧問先生は、糖質制限ダイエットをテーマとした健康問題を考えるTV生番組で「俺は運動しないし、しなくても健康だ」そしてTV視聴者に対しては「したい人がすれば良い」と答えられました。
せめて「俺は運動しないが、運動すればインスリンが出なくても血糖コントロールに効果があるという説がありますよ」と、視聴者に向けて糖質制限推進協会の立場としてアドバイスできなかったのでありましょうか、残念でございます。
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糖質制限で病気改善や痩せたことですっかり感動&興奮して、糖質制限推進派ドクターたちを「師匠」と呼んで、広めようとする人々が多いことも分かります。
しかし、あまりにも糖質制限にのめり込んでしまって推進する先生を崇め奉って、賛同する者らのみネットで集まって、糖質を摂取する一般人を敵対視する「俺たちは糖質を摂らない2:6:2の上位2割の選ばれしグループ」に入ってしまうと、脱出はなかなか難しいでしょう。
「糖質を摂る人たちは洗脳されている」とか「糖質制限に反対するのは陰謀だ」とか、ブログやSNSで発信するようになると、回りの人は皆大人だから口には出さないが「それはカルトと一緒だよ」と心の中で判断するでしょう。
血糖値を下げることができても、極端な糖質制限を続けることによって腎臓などの臓器機能不全で人工透析にまで悪化した人が増えているようです。
「透析で済んでいるのは糖質制限のおかげ」と言って、病院食をバカにして一般人に向かって「糖質制限しましょう」と発信する人もいます。
その人たちの「糖質制限食」を見ると、何のことはない、ただ単に「ご飯系を抜いているだけ」であって、あとは加工肉や唐揚げ、ちくわなどの練り物、添加物だらけのブランパン・・というメニューに偏っているようです。
とにかく「糖質が少ないことのみにフォーカスした食事」であるため、炭水化物に多く含まれる食物繊維や微量栄養素が全くもって不足していることはいうまでもありません。
正に「糖毒原理協会」そして「糖毒真理教」の信者たちでございましょう。
これでは、大腸の100兆もの腸内細菌様ご一行様が食事できませんので腸内環境は悪化の一途を辿るでしょう。
もちろん、「病気治療としての肥満解消」が目的で、一時的短期的な避難食事療法としての糖質制限は効果あるでしょう。
だけど、しかししかし、そこに留まらず、痩せて血糖値が安定したならば、次は臓器や骨格、血管の状態、腸内環境も考慮に入れて、色んな選択肢や組み合わせがあることに気が付いて欲しい・・・と、かつて糖質制限に熱狂的に取り組んだ同志として、ド底辺ブロガーで僭越ながら、下から目線で申し上げる次第でございます。
行き過ぎた糖質制限で臓器代謝や腸内環境が悪化して糖尿病が進行して人工透析になったり心血管疾患が進行しても、崇め奉った糖質制限推進派センセは助けてくれないどころか「元々、動脈硬化が進行していたから仕方ない。」とか「糖質制限のやり方が間違っていたのだ」とか言われてポイされるのがオチなのです。
【関連記事】 低炭水化物食を長年続けていると、死亡リスクが増えることが分かっています。 カラダの中で残り少ない糖質は脳に回されるので筋肉は脂肪を使おうとします。 脱水状態で血液中に大量の脂肪酸が入ってくるので血液はドロドロになり、脳や心臓血管系の病気になるリスクが高まるといわれています。 【出典;スリム鳴造蔵書、Tarzan756号「内臓脂肪・皮下脂肪の落とし方」P50 森谷敏夫先生(京都大学名誉教授)の談話より、引用させていただきました】 【掲載元記事;【番組感想】糖質制限ダイエットは正しいのか?⑩中性脂肪値の異常=隠れメタボ?! より】 |
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