前回は、健康診断受診の目的や数値の見方そして結果のポイントなど、主に公共医療機関の先生のお話をまとめた動画をご一緒に視聴し、参考にしてまりました。
さ。
後半は、少し気分を変えてみましょうか。
今回は、私スリム鳴造がチャンネル登録している中山きんに君先生と勝間和代先生の健康診断に関連しました動画を見てみましょう。
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【血液検査】全ボディビルダー(特に40歳以上)必見!!
減量末期の腎臓・肝臓&血液サラサラ、血管年齢(2019年)が異常でした。
【動画出典;ザ・きんにくTV 【The Muscle TV】 より、共有埋込コードにてリンクさせて頂きました。】
「たんぱく質をたくさん摂っているボディビルダーとして尿素窒素の値が高くなっています」と動画中できんに君先生が語られています。
尿素窒素・・・・本来はたんぱく質が利用された後に出来る残るカス。 基準値より高い場合は、腎炎などの腎機能障害、尿毒症、腎血流量の減少、消化管出血など。 低い場合には肝硬変、重症の肝不全、妊娠、慢性の低栄養状態などが考えられます。 |
結果としては、きんに君先生はプロフェッショナルな筋トレでたんぱく質をうまく利用できているので尿素窒素の高値は問題なかったようです。
また、きんに君先生の血管年齢は何と10代という若さ。
正にヘルシー動画特集に相応しいきんに君でございましょう。
あと、お医者さんから「ビタミンD(筋肉が減りにくくなる)」や「ビタミンBコンプレックス(摂取したプロテインアミノ酸の利用効率が上がる)」の摂取アドバイスを受けておられました。
★ビタミンBコンプレックスとは???
上記画像は、私が約30年前に購入して蔵書していた本です。
この本は初版「平成元年」という大変古い本でありながら「食事と健康」について大変役に立つ情報が満載でありました。。。。。。
この本の著者丸元先生によると「燃料となる炭水化物」について「木(薪)」と「紙」に例えておられます。
前者は「未精製の炭水化物」・・・・積極的に摂るべき
後者は「精製した炭水化物」・・・・摂取を控えるべき
丸元先生によると「夏に疲労をためないためには、炉にたとえるとゆっくりエネルギーを燃焼させる食事」と書かれておられます。
そのためには「Bコンプレックス」すなわち「ビタミンB群の複合体」の食品をしっかりとる。
レバー、アルファルファのもやし、レタス、ほうれん草、アボカド、きのこ類などの摂取が、熱い夏を乗り切るカギとなる「Bコンプレックスが多く含有された食品」だそうです。
これらBコンプレックスの食品不足であると、燃料不足で炭水化物が脂肪に変えられて貯蔵され肥満の原因にもなるそうです。
ここからは私の解釈も含まれていますが、例えばキャンプでの火起こしに例えますと「Bコンプレックス食品」が「着火剤」とし、あとは何に火を付けるか・・・という事ですね。
丸元先生は「木(薪)」に着火する、つまり「未精製の炭水化物」の摂取が大切だと著作で語られています。
「ビタミンB群+未精製炭水化物」の摂取が大事である・・・と。
木(未精製)に着火すれば、ゆっくり完全燃焼すなわち、消化に手間がかかるが、ゆっくり吸収されて安定したエネルギー供給ができます・・と。
紙(精製)に着火すると、すぐに燃えるが安定したエネルギー供給ができない・・・と。
なお、エネルギーに見合ったビタミン摂取の重要性を説いた本につきましては、下記の記事もご参照ください。
「糖質=炭水化物だ。人類を滅ぼすんだ。糖質制限は驚異のダイエットだ」
「日本人こそご飯を食べるな。肉卵チーズを30回噛んで食えば痩せるんだ」
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このように、徹底的に悪者にされた炭水化物やご飯の「平成の約30年という時代」・・・・・
・・・・炭水化物と糖質の違いを明確にせず、ごちゃ混ぜにして悪者にされてしまった「炭水化物」の失われた30年とは一体何だったのか・・・・・・
なお、きんに君先生はあくまでプロ競技者として
「筋肉強化のためのたんぱく質大量摂取」
「競技までの期間限定的な糖質制限」
を、実施されておられます。
現に、体重計測や競技大会が終わったら「糖質を食いまくるきんに君先生」の動画もございます。
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「けっこう体重がギリギリだったんでカーボ(炭水化物)を食べられなかったんです」 ・・・と、大会出場条件クリアのための「体重減量」のため、炭水化物摂取をストイックに制限していた、きんに君先生が体重測定を無事クリアして、安心して炭水化物(糖質メイン)を食いまくる爽快な動画です。 |
ボディビルダーではない一般人が、糖質制限推進派センセのご教示の通り「高たんぱく高脂質+糖質制限」を実践してしまうと、当然臓器を傷めたり糖代謝機能が衰えてしまい健康に良くないことはいうまでもありません。
そして、中山きんに君先生も「一般の方は決して糖質制限ダイエットを行ってはいけません」と力強く愛をこめておっしゃっています。
きんに君先生の「一般の方に対する健康法や食事法」については、拙ブログでも数多く特集していますので、ぜひご参照くださいませ。
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●中山きんに君先生関連記事●

ご飯(米)を食べなければ肉は好きなだけ食べても良いという方法をお勧めする人は「ご飯(米)を摂らない事によってカロリーを抑えて、肉でたんぱく質を摂る」と言います。 肉類はたんぱく質が豊富に含まれていますが、種類を選ばないと同時に多くの脂質を摂ってしまいます。 出来る限り低カロリーのたんぱく質を摂取して、余裕のあるカロリー分でご飯(米)やおかずを摂った方が栄養面もバランスが良くなります。 炭水化物が「ダイエットの敵」のように思われていますが、そうではなく、日本では簡単に量を取りすぎてしまうのでカロリーを摂取しやすく、「量を調整しなければいけない」と言う事です。 決して、炭水化物抜きのダイエットなど行ってはいけません。 【中山きんに君先生語録】 |
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きんに君先生は「糖質制限」と銘打った動画をUPされておきながら、その内容は何と、制限ではなくて、複合「糖質」を積極的に食べる事をおススメして、そのレシピもご紹介されています。
つまり、平成時代に社会現象となった「糖質制限ダイエット」のブームの立役者である「糖質制限推進派センセ」が「どんな種類であれ、糖質を口にすることは危険。人類を滅ぼす」と喚き散らしていたことに対して、きんに君先生は「複合糖質意をしっかり食べましょう。過剰過激な糖質制限ダイエットは行ってはいけません」と、しっかり/ハッキリ/くっきり/ばっちり/と、語られた素晴らしい動画集ですので、ぜひご参照ください。
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きんに君先生が「神セブン」と呼ぶ7種の野菜を煮込んだ栄養たっぷりスープのご紹介記事です。
きんに君先生が7種の野菜の栄養効果を咬まずに説明し、自ら調理されている楽しい動画があります。
きんに君先生の実演動画を元に、実際に私スリムちゃんが「きんに君スープ」を調理してみました。

ホタテバター、みそ汁、豆乳、パスタ・・・・・
7種の野菜を煮込んだ栄養エキス満載の「きんに君スープ」をベースにして、様々な一品にアレンジしてみました。
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気軽にできるメニューながら、しっかりカラダに効いたり汗をかいたりする、充実のトレーニングです。
きんに君先生が一緒に10回カウントしながら実践してくださるので、本当に楽しく良い気分で汗をかけます。
10秒10回、これだけでもやってみてください。 体を動かせば心も動いてきます。 たった10回でいいの、と、思うかもしれませんが、1週間で70回、1ヶ月で300回、1年では・・・・・めちゃくちゃな数になります。 何もしない1年と、たった10回でもやり続けた1年、全く違いますので、ぜひこれをきっかけにやっみてください。 by 中山きんに君先生 |
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色々な流行りのダイエットの良い点・悪い点・注意点についてです。
●健康を保ったまま筋肉を落とさず、健康を害さない事
血管病にもガン以上の注意を払おう
【動画出典;勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube より、共有埋込コードにてリンクさせて頂きました。】
血管病を防ぐには、以下の3つの柱が大切と勝間先生は語られています。
・運動習慣
・肥満を防ぐ
・食生活を正しく
血管病は恐ろしい病気ですが、生活習慣でかなり予防することができるという事を改めて自覚していくための、勝間先生の素晴らしい注意喚起的な動画でございました。
勝間先生の「ヘルシー生活実践法」については、拙ブログでも数多く特集していますので、ぜひご参照くださいませ。
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勝間先生は、大学生くらいから40代まで「小デブ時代」が長く続いていたとの事です。
地上波TVご出演時には、スタイリストさんから「合う洋服がないから、瘠せてください」とまで言われていたようです。
無理なダイエットをしたり、食事制限をしたりして一時的に痩せてはリバウンドを繰り返していたという勝間先生が猛勉強をして、ついにリバウンドをしない生活習慣を手に入れたのが、ようやく40代だったそうです。
そんな勝間先生が「小デブから脱却するために必要だった3本の柱」を、動画内で説明されていきます。
1「食事」・・・ カロリーではなく、栄養ある食事をとること
2 「運動」・・・特別な運動ではなく、日常的にしっかりと動く習慣をつけること
3「睡眠」・・・ 毎日しっかりと7時間以上寝て、余計な食欲を増さないようにすること
2 「運動」・・・特別な運動ではなく、日常的にしっかりと動く習慣をつけること
3「睡眠」・・・ 毎日しっかりと7時間以上寝て、余計な食欲を増さないようにすること
勝間先生は、「食事」については「小デブ時代はカロリーに対して栄養が不足していた」、つまり食物繊維や微量栄養素(ビタミン、ミネラル、マグネシウムなど)が圧倒的に不足していたと自己分析されており、「クソメタボ時代」を過ごしていた私、スリムちゃんも、このご意見には全面賛同です。
食物繊維ビタミンミネラルが不足すること、すなわちイコール、代謝機能を促す「腸内細菌ご一行がしっかりご馳走を召し上がっていない状態」なので、エネルギー空回り、すぐに空腹になってしまって、ついつい食べ過ぎてしまうということなのでしょう。
つ・ま・り。。。は、です。
メタボで痩せない主因は、「糖をエネルギーに変える代謝経路に必要なビタミンミネラル食物繊維などの栄養素不足」でありましょう。
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★勝間和代の、発酵食品主食生活のすすめ。
【動画出典;勝間和代が徹底的にマニアックな話をするYouTube より、共有埋込コードにてリンクさせていただきました。】
ヘルシー動画(2021年)視聴
私自身が参考にさせて頂いており、もしかしたら皆様にもお役立ち頂けそうな動画をご紹介していくシリーズです。
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➓健康診断書の見方やポイント【前半】
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