複合災害2021【風水害・猛暑・地震・コロナ・原発】③防災の日と関東大震災

「防災の日」は、1960年(昭和35年)に内閣の閣議了解により制定されました。
その前年の1959年(昭和34年)9月26日に上陸した伊勢湾台風が史上まれにみる被害をもたらしたことが、防災の日制定のきっかけになったとの事です。

防災の日、フリーイラスト.jpg

なお、9月1日という日付は、1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災にちなんだものです。


関東大震災とは、1923(大正12)年9月1日午前11時58分、相模湾を震源とする地震が、関東地方を中心に激しい揺れをもたらし、建物の倒潰や流出、崖崩れ、東京市や横浜市など都市部の延焼により、10万5千人に及ぶ死者・行方不明者、200万人を超える住居焼失者を生み出した巨大災害の通称です。

国や被災地の行政が、救護や救援、治安維持に取り組むなか、地方府県は避難者の受入や救護団の派遣を行い、民間団体やメディアによる救援や義捐金募集も活発に行われました。

また、地震発生直後から政府内で議論が始まった復興計画は、紆余曲折を経たものの、都市機能を大きく変貌させることになりました。
戦前日本において、社会のさまざまな領域に多大な変容をもたらすきっかけを与えたのが、関東大震災という災害だったのです。

【出典;国立映画アーカイブHP「関東大震災映像デジタルアーカイブ」より、抜粋引用させていただきました。】


なお、上記引用の国立映画アーカイブのリンクにおいて本日(2021年9月1日)付で、関東大震災当時の貴重な映像の公開が始まっています。

関東大震災映像アーカイブより.jpg
【画像出典;国立映画アーカイブHP「関東大震災映像デジタルアーカイブ」→映像を見る→千代田→「日比谷公園野外音楽堂前の野外少国民学校」の動画より、引用させて頂きました。】
震災児童を対象にしたという野外学校・・・・・
1923年、この映像に写る当時8歳くらいの少年少女は、約20年後の第二次世界大戦、また、その後の激動の時代をどのように生き抜いてきたのでしょうか・・・・・・
それとも・・・・・・

コロナ禍で窮屈なような閉塞感漂うようなご時世ですが、いつの時代も子供がいて、それぞれの生活があって、そして、いつだって大変な時代なんだと思い起こされせてくれる貴重な映像でございます。

関東大震災から98年経過した本年(2021年)の政府の総合防災訓練は、首都直下地震を想定して行われたそうです。
午前7時すぎに東京23区を震源とするマグニチュード7.3の大地震が発生し、東京都心を含む関東南部が震度7や6強の激しい揺れに襲われたという想定で、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、閣僚が参加する「緊急災害対策本部会議」は今回、初めてオンラインで開催されたほか、政府の訓練は人数を減らして行われたとのこと。

今年も昨年に続いてコロナ禍で迎えた防災の日。
感染症にも気を付けながらの命を守る行動として、「備蓄」や「分散避難」の重要性を改めて確認していきたいものですね。

ローリング・ストック2.gif
「ローリング・ストック」とは、非常時にも食べられる食品をはじめに多めに購入し日常的に使いながら補充することで、いざという時のために備える方法です
災害発生直後は、食料や水・日用品の購入が難しくなります。備蓄する量の目安は最低3日分です。





大雨・猛暑・台風などによる気象災害が全国的に多発する梅雨から夏と秋にかけてのシーズン。
そして、今なお新型コロナウィルス感染の収束が見えない状況が続く2021年(令和3年)。
自然災害と感染症の「複合災害」のリスクに対する備えが呼びかけられています。
当シリーズでは、昨年2020年に引き続き、「コロナ禍での災害シーズン期間中の最新の防災お役立ち情報」を読者の皆さんと共有化できますよう、記事作成してまいります。

記事作成にあたりましては、できるだけ1次情報(関係各省など国の機関および全国各自治体の注意喚起資料)を中心にググってまとめていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。




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