【レシピ】★酵素玄米(もちもち寝かせ玄米)★②豆知識編

前回、【レシピ】★酵素玄米(もちもち寝かせ玄米)★①作り方 に続いて、今回は「豆知識編」をおおくりします。
●玄米・・・未精製胚芽(はいが)・ぬか・胚乳(はいにゅう)で構成されている。
ぬかと胚芽には、食物繊維・ビタミン・ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれる。

●白米・・・栄養素が豊富に含まれるぬかと胚芽を取り除いて胚乳だけになったもの。

食の起源⑥ (10).jpg
【玄米を100%とした、白米に含まれる各栄養素の割合】
1.酵素玄米との出会い

「え?これってもち米や赤飯じゃなくて、玄米オンリーなんですか??」
昨年2020年のふらり外食シリーズで立ち寄った「喫茶さえき」さん。
ここで私は初めて意識して「酵素玄米」なる玄米をいただきました。
               ↓

小豆も入っているし、見た目は少し茶色っぽい赤飯といった感じ。
そして、何と実際に食べてみても「もちもちズッシリ」とした食感と腹持ち感で、正に赤飯そっくりです。 ただし、初めて体感するような独特なひなびた香りがして、そして何より「米」の味が美味しくて、あっという間に完食いたしました。

もちもち感が強かったので、失礼ながらお店の人に「もち米が入っているのですか?」とお聞きしてみると、玄米オンリーとの事でした。

何でも、玄米を発酵させるまでの、塩調整や炊飯管理(時間など)にかなり手間暇かけて愛情を注がれているような感じです。
家に帰って少し調べてみますと、酵素玄米は寝かせ玄米とも呼ばれるほど、3~4日間かけて保温し玄米を熟成されることで甘みや旨み、そして「もちもち感」がUPして食べやすくなるようです。
2020ふらり外食 (2).jpg


              
玄米については、元々嫌いではないが特に好んで食べてはいないという感じでした。
玄米は「硬くてパサパサしている」というイメージしかなかったので、喫茶さえきさんで初めて食べた「酵素玄米」のモッチリして食べやすく、何よりとても美味しいのが気に入って、スリム家でも作ってみることにしたのです。
2.レシピの食材チョイス

●玄米●
(2021.05)酵素玄米 (12).jpg

(2021.05)酵素玄米 (15).jpg
今回のレシピで使用した玄米は、岡山県産の「木村式自然栽培、朝日米」です。


(2021.05)酵素玄米 (14).jpg

(2021.05)酵素玄米 (13).jpg
無農薬リンゴの栽培に成功し、“奇跡のリンゴ”として大きな話題を集めて映画化もされた青森のリンゴ農家・木村秋則さんの提唱する無肥料無農薬で自然栽培された「玄米」でございます。


All My Relations Action ー自然栽培とは
【動画出典;岡山県木村式自然栽培実行委員会NPO法人 より、共有埋込コードにてリンクさせていただきました。】


玄米は、食物繊維・ビタミン・ミネラルが含まれる「ぬか」の部分が取り除かれていませんので、栄養価の高い穀物でございましょう。
(ぬかに含まれる栄養成分については、★ぬか床ラプソディ★④焼酎が忙しくなる「ぬか漬けアレンジ」に解説引用記事がございます。)

その反面、栄養成分をたくさん含んでいる「ぬか」は、化学肥料や農薬が残りやすいとされています。
ぬかと胚芽を取り除いて精米した白米は、残留農薬の心配は少なくなりますが、ぬかの栄養も丸ごと頂く玄米については、「農薬未使用」のものをチョイスすることにより、安全にいただくことができることでしょう。

●小豆と塩●
(2021.05)酵素玄米 (16).jpg
ネットで色々調べてみまして、小豆は皮が破れにくく大粒である「大納言」を使うことにしました。
塩はスリム家の御用達で、海水と海藻で作られたマグネシウム豊富な「海人の藻塩」です。
「海人の藻塩」につきましては、★調味料列伝2021★①海人の藻塩(あまびとのもしお)を、ぜひお読みください。
美味しさ&栄養がUPする酵素玄米ですが、無農薬自然栽培の玄米は値段も高いですし、また調理作業は比較的シンプルとは言え数日間は保温し続けるという手間もあるので、毎日の定番主食にはできませんね。
普段は「もち麦入りご飯」を、穀物主食のレギュラーとしているスリムちゃんです。
でも赤飯やもち米みたいにモチモチして美味しくって、なおかつ栄養もしっかり摂れる「酵素玄米」は、月に1回くらい炊いておけば、あとは冷凍にしたり弁当に使ったりと長く楽しめますので、読者の皆さんもぜひ、お試ししてみては如何でしょうか。。。で、ございます。
          



●発酵食品●レシピのご案内


(2020年7月)味噌玉 (16).jpg
お気軽な自家製「味噌玉」のレシピを手前味噌ながらご紹介させていただきます。
味噌が付くこともなく簡単シンプルなレシピなので、何方様も此方様も「トライ&クック&イート」してみてください。



(2020 年7月)しょう油麹 (7).JPG
そのままおかずや酒肴として食べても美味しいし、なかかつ、エネルギー効率を高めたり、オリゴ糖を生成し腸内細菌の皆さんとも楽しく仲良くできる★しょう油麹★は、正に「スーパー常備発酵メンバー」じゃワイヤ!
醤油と米こうじというたった2つの食材で簡単お気軽に作ることができますので、読者の皆さんもぜひ「トライ&メイク&イート」で、ヘルシーゲッツ!!

他にもスリムちゃん♪まとめランド「ぬか漬けシリーズ」に、ぬか漬けなど発酵食品シリーズ記事がリストアップされております。

ぜひ読んでみてチョ!!


腸内細菌の皆さんが元気になるように、しっかり大腸に「大ご馳走」を届ける・・・
それが毎日のスリム&ヘルシーの秘訣でございましょう(byスリム鳴造)

この記事へのコメント