アイタタタタッ!!
痛タタタッ!!!!
五十肩と思われる右肩の激痛により、整形外科を訪れたスリム鳴造。
やや若い頃の勝新太郎さんと、かなり若い頃の北大路欣也さん。
整形外科の先生は、このお二人を2で割ってワイルド要素を控除してマイルド要素を加えたようなご容姿である。
つまり、目鼻立ちがはっきりしていて目力はあるが、そうかといって役者さん達みたいなクセの強い野性味はない、つまり優しいハンサムな先生なのです。
整形外科先生「う~ん・・石灰かもしれません。レントゲン撮ってみましょう」
そして、右肩のレントゲン検査をした結果・・・・
石灰沈着性腱板炎
(せっかい ちんちゃくせい けんばんえん)
【石灰沈着性腱板炎】とは? ●症状● 夜間に突然生じる激烈な肩関節の疼痛で始まる事が多いです。 痛みで睡眠が妨げられ、関節を動かすことが出来なくなります。 発症後1~4週、強い症状を呈する急性型、中等度の症状が1~6ヵ月続く亜急性型、運動時痛などが6ヵ月以上続く慢性型があります。 ●原因と病態● 40~50歳代の女性に多くみられます。 肩腱板内に沈着したリン酸カルシウム結晶によって急性の炎症が生じる事によって起こる肩の疼痛・運動制限です。 この石灰は、当初は濃厚なミルク状で、時がたつにつれ、練り歯磨き状、石膏(せっこう)状へと硬く変化していきます。 石灰が、どんどんたまって膨らんでくると痛みが増してきます。 そして、腱板から滑液包内に破れ出る時に激痛となります。 【出典;社団法人日本整形外科学会「石灰沈着性腱板炎(石灰性腱炎)」より抜粋して引用させていただきました。】 |
う~ぬ、どうやら肩の関節に「カルシウム」が沈着し、それが炎症を起こして激痛を引き起こす病態のようです。
数多くのサイトでググってみましたが、結局「詳しい発症原因は不明」としている情報が多かったです。
スリムちゃん「アイタタタ!先生。原因は何ですかね?食べ物とか?」
整形外科先生「食べ物は関係ないですね。加齢です(キッパリ)」
スリムちゃん「ははw・・まーそうですよね。アイタタタッツ」
整形外科先生「かなり痛みますね。薬もお出ししますが注射しますか?」
スリムちゃん「お、お願いします。」
注射は痛いし、怖い。
しかし恐らく一瞬の注射の痛みよりも、右肩の激痛や不快が上回るのは明らかなので、少しでも早く痛みから解放されるならばとの判断です。
整形外科先生「これで良くなるでしょう。あとは薬出しておきますね。」
スリムちゃん「あ、ありがとうございます・・・。」
整形外科先生「薬は胃薬なんですけど、肩の炎症を抑える効果があるんですよ。」
スリムちゃん「は、はぁ・・・、はい。」
整形外科先生「あと、リハビリも通いますか?」
スリムちゃん「リハビリ、ですか・・・・」
恥ずかしながら整形外科の治療に詳しくない私は、「リハビリ」というと、ケガや事故や骨折などの治療の後に身体機能を快復させるための機能訓練のことだと思っていたのです。
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激痛とは言え別に骨折している訳でない肩の治療でリハビリとは何か大げさに感じたのですが、まあ物は試し、何でも経験だと思ってリハビリも受けることにしました。
ちなみに処方されたのは「シメチジン」というジェネリックでした。
シメチジン(Cimetidine)は、ヒスタミンH2受容体拮抗薬(H2ブロッカー)の一つである。 H2受容体と拮抗することにより胃酸分泌を抑制することから胃酸抑制薬として使用される。 石灰沈着性腱板炎に効果がみられるとの報告がある。 【出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』シメチジン より抜粋して引用させていただきました。】 |
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病院に行って注射を打ってもらった日の翌日。
少し違和感はあるものの、何と右肩の激痛はすっかり消えていました。
何だか拍子抜けですが、喉元過ぎれば何やらと言うか、リハビリに行くのが面倒くさくなってきました。
スリムちゃん「リハビリ治療に通うと約束しておきながら、このまま行かなくなったら、次に何かあったときに行きにくくなるのかなぁ・・・でも、もう痛くないしなぁ・・・面倒くさいな・・・」
・・・・と、少し気にしつつも、忙しさに紛れて数日が過ぎました・・・・・
と・こ・ろ・が。。。。。だ!!
そして1週間も過ぎようとした頃・・・・・
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