★釜夏物語(ボクの糖質制限狂時代)★第5話★「消失」

2016年8月の糖尿病発症直後から、私は糖質制限系を中心として健康関連動画をPC内に300本以上ストックして、デスクワーク中は「聞きっ放し」にして知識を吸収していった。

それは苦行ではなく、当時の私にとっては毎日の楽しみであったのだ。
小学生高学年のころ毎週「少年ジャンプ」を読むのが楽しみな私だったが、それに匹敵するくらい、毎日毎日糖質制限系の動画を見たり聞いたりするのが人生最大の楽しみであったのだ。
正に狂気&侠気&狭気なほど集中した「ボクの糖質制限狂時代」の日々であった。

そう、私にとって糖質制限は「夢中になれるおもちゃ」だったのだ。
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そして糖尿病発症直後、糖質制限を実践するにあたって数多くの関連動画を聴講した中で「最初に最も参考にさせて頂き、起爆剤(興奮)となった」のが、糖質を徹底的に敵対視した凄まじい煽り主張の釜池先生および夏井先生のご講演またはご出演の「煽り系動画」であったのだ。
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ちなみに逆に「安定剤(冷静)」となって癒されて大いに役に立ったのが清水公一という先生の動画だったのだが、この話は後に譲ろう。

実は今回「第5話」からは、関連動画の中から釜池先生と夏井先生の動画を再視聴し、私自身熱中した当時の凄まじい思い入れと、今現在の熱が冷めた冷静な振り返りという感想を書くつもりだった。


ところが、何と2016年8月から約半年の間に300本以上せっせとストックした「糖質制限を中心とした健康関連動画」のフォルダが幾ら探しても見当たらない。
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当ブログを開始した3年前の2018年3月から1年間くらいは、ブログ記事の参照とするため「健康フォルダ」を使用していたが、ここ最近、もう1年以上は全く見ていなかった。
糖質制限に興味を失い関連動画を見ることもなくなったので、かなり前に古い外付けHDDに移したことは覚えているが、見事に消えていた。
年に何回か実施するPCやHDDのフォルダ整理の時に、誤って消してしまったのだろう。
興味がないものに対しては、無意識に雑な扱いになってしまうというヒトとしての典型的な出来事であったのであろう。

あいうえお順講演者または出演者動画タイトル、備考A著作権者、B動画紹介方法など
1安保徹
①免疫学者・安保徹氏が語る『病気が治る免疫相談室』
②がんの謎が解けた!鍵はミトコンドリアにあった!
③免疫力こそ、治療の真髄!
A  ①SBクリエイティブチャンネル 
  ②③ワールドフォーラム 
B 著作権者公式サイトから動画紹介
2
新井圭輔
●糖尿病合併症の本質:糖尿病性腎症はインスリンによる薬害であった  、他多数動画あり
A 19550604Arai(新井圭輔先生ご本人?)
B 著作権者公式サイトから動画紹介
3池田弘?●メタボ・ロコモの研究から見えてきた最新の健康長寿食  
A 重井医学研究所附属病院?
B 感想のみ
4
岩岡秀明
●もっと知ってほしい がんと糖尿病のこと
1.基調講演  2.Q&Aトークセッション
A 朝日新聞DIGITAL
B 感想のみ(リンク先は表示)
5宇多川久美子
①薬に頼らず、健康で長生きする方法
②毎日たった10分で健康になれる麦踏みエクササイズ
A ①WCS グループ② 薬を使わない薬剤師宇多川久美子B 著作権者公式サイトから動画紹介
6釜池豊秋
第17回日本がんコンベンション
食べても太らない!-「糖質ゼロ」の健康法
第18回日本がんコンベンション  病気は自然のしっぺ返し!
A 未確認 B 感想のみ
7北島達也
①糖質制限をしても大丈夫なのか?炭水化物ダイエットについて
②高齢者になってもバルクアップ出来るのか?意外と知られていない高齢者の正しい食事について  
 A 【THE WORK OUT】北島達也 公式Youtubeチャンネル 
B 著作権者公式サイトから動画紹介
8清水公一 ●リセット医療シリーズ「糖尿病の治し方」
A 清水公一 
B 著作権者公式サイトから動画紹介
9
高稲達弥
●最強の食事管理!空腹感やリバウンドなしの辛くないダイエット方法を詳しく解説、他  
A MuscleWatching
B 著作権者公式サイトから動画紹介
10高橋久仁子●「それでも買いますか?『健康食品』のウソ・ホント」 
A 市民社会フォーラム
B 著作権者公式サイトから動画紹介
11田頭秀悟●ひらやま脳神経外科【第7回地域公開勉強会】
A ひらやま脳神経外科
B 感想のみ
12中村巧●肥満外来2000例より学んだ若返り医療最前線A 未確認  B 感想のみ
13夏井睦
①おひさまメディカルスクール第4回 【第1部】夏井睦先生 ~湿潤治療~
②炭水化物が人類を滅ぼす 糖質制限からみた生命の科学 
③炭水化物抜きダイエットは有効か? 
④炭水化物は人間には全く必要がない!?~糖尿病・メタボ・ダイエット中の方必見!?~  
⑤糖質制限!ダイエット !大竹まことゴールデンラジオ 
他、多数
A ①おひさまメディカルスクール②ラジオ番組③TV番組④TVタックル⑤ラジオ番組

Bすべて感想のみ
14藤田絋一郎
①【JAしらかわ】藤田紘一郎名誉教授による講演会
②第4回グローバルメンタルヘルスセミナー「幸せな脳は腸がつくる~腸脳相関の秘訣~」  
A ①JAしらかわ②特定非営利活動法人IBREA JAPAN
B 著作権者公式サイトから動画紹介
15水野雅登●専用動画チャンネル?多数の動画
A M医師(水野先生ご本人公式サイト?)
B 感想のみ
16宗田哲男●食事で糖尿病や妊娠糖尿病は改善する!妊娠中の低糖質食事法って?妊娠中に必要な栄養とは?糖質制限?
A ベビーカレンダー公式
B 感想のみ
17山田悟「ロカボ神戸プロジェクト」プレセミナーA 未確認  B 感想のみ
18TV番組から①肉と脂質でヤセられる?【アトキンス式ダイエット】A TV番組? B感想のみ
19TV番組から②糖質制限ブーム!!あなたの"自己流"が危険を招く
A NHKクローズアップ現代
B 感想のみ
20TV番組から③
名医のTHE太鼓判!【50歳を過ぎたら食事を変える】
★栄養の摂り方 2018年7月23日
A TBS
B 感想のみ
21ラジオ番組から
卵一個は勘違い 東北の震災で60%糖尿病が増えた
A ラジオ番組?  B 感想のみ
上表記載されたリストは、【ありがとう】役に立ったヘルシー系動画【1、ノミネート作品】 のランキングにおいて、ノミネートされた動画である。
すべて私にとって役に立った「講演者の皆さまおよび作品」であるが、このリストに基づく記事を書いた当時は、既に糖質制限を止めており「糖質を味方にした食生活」を過ごしていたので、「糖質食っちゃアカンのや、田んぼは要らん、医療は犯罪や!」の釜池先生、および「炭水化物が人類を滅ぼす。糖尿病学会は詐欺的治療だ」という夏井先生の動画はランキング外であった。
ちなみに、2年前の2019年の時点においては、「役に立ったヘルシー系動画」で第1位とさせていただいた動画作品は「清水公一先生」とさせていただいた。
興味がある方は、拙ブログの下記リンク記事に動画をご紹介しているので、ぜひご覧いただきたい。
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2016年当時に私が夢中になった釜池先生および夏井先生の動画は、今でもネットで視聴できるのは釜池先生については2本中1本のみ、夏井先生についてはいまだ多くの作品が視聴できるようだ。

当特集「釜夏物語」は、糖質制限自体の是非ではなく「私が健康に興味を持つきっかけとなった熱中時代」を描くつもりでシリーズ化したので「糖質制限動画全消失事件」によって、いささか気持ちが折れかけている現状もある。


そ・れ・で・も。。。で、ある。

自分の健康状態についてすべて医者や病院に丸投げし自分で治そうとしない人たちに、大変僭越ながらこの「釜池物語」をお読みいただき、「自力で治療するきっかけ」の一助となってくれればという思いもある。

良かれ悪しかれ、まずは何かを始める「狂気」も必要なのかもしれない・・・と。

また、それ以上に、糖質制限センセに夢中になりすぎて糖質を敵対視して腸内細菌や微量栄養素をないがしろにして、かえって糖尿病悪化している多くの「健康意識高い系糖質セイゲニスト」にもお読み頂きたいのだ。

「釜池物語」は決して上から目線の内容ではない。
関連書籍100冊以上&関連動画300本以上で自分の身を取り囲まければ自己管理できないという頭も悪く小心者のヘタレな私。。。
そんな私が、異常ともいえる糖質制限に集中した時代を振り返る、ド底辺ブロガーの下から目線の偽りなき「顛末記」である。

(続く・・・・)

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【スリムちゃんミニコラム】

糖尿病の症状は高血糖のみにあらず

★第4話★でも触れましたが、「2型糖尿病」とは長期的な「代謝」の異常と定義されています。
つまり食事で摂取した栄養分が体内でエネルギーに変換されていく流れに長期的に不具合が発生している状態といえましょう。
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そして、代謝異常の症状とは何か?
以下の3つが代表例としてあげられるでしょう。

1.高血糖
2.脂肪分解亢進
3.蛋白質分解亢進

私自身の体験で恐縮ですが、上記3つのうち「1.高血糖」の治療として「糖質制限食事法」を実践することは、緊急対応として短期間においては、体重や血糖のコントロールに有用であるものと思われます。
火急的すみやかに症状を改善する1方法として「糖質制限食事法」はもっと医療の現場で普及すべきだと、スリムちゃんは思います。
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た・だ・し。。。。で、ある。

糖質制限を推進する医師団体は「単純・複合問わずすべての糖質摂取は覚醒剤や麻薬と同じく危険」とTVで視聴者(日本国民)に向けて主張し、返す刀で「肉や脂はカロリー気にせず体力の限界近くまで食べて良い」とされていますが、これは本当に長期的な健康を考えた場合正しいと言えるのでしょうか?
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糖質摂取を極端かつ長期的に制限しますと、死亡率が上昇するといった記事やニュースを数多く見かけるのも、これまた事実なのです。

確かに、糖質を極端に制限したんぱく質や脂質の摂取を増やせば、血糖は上昇しにくく、肥満を改善する効果はあるでしょう。
そして糖質制限推進派センセは、全員が口角泡を飛ばして「糖新生」や「ケトン体」において「ヒトは体内で糖を作り出せるから、口から糖質を食う必要はない」と喚き散らしています。
確かにヒトはタンパク質や脂質を材料に糖質を作り出す能力(肝臓が7割、腎臓が3割担う)があるので、糖質を食べなくても脳や血液細胞が必要とするブドウ糖を確保することができるというものでしょう。

と・こ・ろ・が。。。。だ!

これが「糖質制限熱狂信者の闇、落とし穴」とも言えるのです。

つまり、「肉や脂はカロリー気にせず幾らでも食ってもOK」という糖質制限推進派センセのご教示が、上記2,3の「たんぱく質および脂質分解亢進による病変」の一因であるともいえると思います。

・・と言うもの、例えば、極端な高たんぱく食の日常的長期的な食習慣は、腎臓などの臓器に負担をかけると言われています。

また、動物性脂質の過剰摂取による脂肪蓄積は慢性炎症の発生を招き、結果的に動脈硬化や臓器不全を招きやすいとの専門家の記事もたくさん読みました。
糖質を含む炭水化物を極端に減らした食生活を続けますと、血液を造る骨髄機能が低下したり、血管内皮細胞前駆細胞(EPC)が減ってしまうことが確認されているとの研究結果もあるようです。
骨髄から血中に移動するEPCは、血管修復機能がありますので、この細胞が減少しますと 動脈硬化が進み易くなることが分かってきたようです。

すなわち、糖尿病合併症の「透析治療」において動脈硬化が主体の腎硬化症が増加しているとの事です。

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【画像出典;スリム鳴造蔵書「糖化を防げばあなたは一生老化しない(著者;久保明)」より転載】


つまり「エネルギー(糖質)」の余剰による弊害を回避する「糖質制限のみ」を長期間続けると、人体は脂肪だけではなく筋肉などのたんぱく質を分解してまでエネルギーを作ろうとするので、基礎代謝も下がり、骨髄機能も低下し、慢性炎症や臓器不全、すなわち再び糖尿病進行による「合併症」のリスクが高まるということでしょう。
ましてや、炭水化物全体を敵対視する糖質制限においては、ビタミンミネラル食物繊維など「代謝の着火剤」といえる微量栄養素も大幅に不足してしまうので、益々エネルギー不足となってしまいます。
微量栄養素をエネルギー代謝する「短鎖脂肪酸」を産み出す「腸内細菌」も飢えてしまいます。
言うまでもなく「腸は人体最大の免疫機関」なので、腸の調子が悪くなれば、すなわち不健康な状態といえましょう。
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実際、冗談抜きで、最近の巨大掲示板やtwitterなどの赤裸々な情報に接しますと、「極端な糖質制限で糖尿病が進行した」と思しき告白や報告が急増しているようです。
炭水化物全体を敵に回して微量栄養素が不足して腸内環境が悪化してエネルギー効率がどんどん悪化した人、肉や脂に片寄った食事で臓器を痛めて、透析に至った人・・・・・・・

糖質制限で大腸が劣化!知らないと危ない大腸との付き合い方.jpg

もちろん、血糖コントロールのための短期的な糖質制限食事法は有効でしょう。

し・か・し・な・が・ら。。。。。。。
どうかどうか、一旦落ち着いてオノレを見つめなおしてください!

自分の長期的健康よりも「糖質制限そのもの」が人生の目標となっていないか?
糖質制限医師が言うように、本当に地球上全生命が摂取する糖質(直接エネルギー)は悪者なのか?
血糖値やヘモグロビンA1cが下がったことのみで安堵していないか?


何度も言いましょう。

糖尿病進行を生涯遅れさせる(寛解)方法とは、細胞にエネルギーを十分に取り込めるようにすることである。
エネルギー(糖質)がなければ脳も体も能力が低下する。

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「いや!糖新生やケトン体があるから口から食べる糖質はイラン!」と言っても、それは自分のボディ(筋肉)を削ってまでエネルギーを作るという、一般人にとっては極めて不健康な本末転倒な生活習慣なのである。

糖質もたんぱく質も脂質も、みんな仲良く万遍なくバランス良く「種類に気をつけて」食べてまいりましょう。


釜夏物語(ボクの糖質制限狂時代)

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