今回の「おすすめヘルシー動画」は、炭水化物の種類と効能についてのお役立ち動画のご紹介です。
★高炭水化物(糖質+食物繊維)が
あなたの血糖値と体脂肪と体重を下げる
【動画出典;トリビアオタク より、共有埋込コードにてリンクさせていただきました。】
トリビアオタク先生は、糖尿病予防には「食物繊維を多く含んだ食事と規則正しい生活が非常に有効」と語られています。
上表は、スリム鳴造蔵書「共著;日向正光、小山律子、糖尿病を改善する食物繊維食のすすめ」からの引用であります。 著者の日向先生は福島刑務所医務課勤務時代の勤務中に、2型糖尿病受刑者の経緯を観察した結果「食物繊維食を多く含む食事が、糖代謝を劇的に改善する」との内容を本に書かれています。 まず注目すべきは一番上に記載されたグラフでの「炭水化物全体の摂取量」において、一般日本人より受刑者が多い点です。 右下のグラフでは、食物繊維(炭水化物から糖質を除いた栄養素)の摂取量は、受刑者は一般日本人の約2倍となっております。 特に、大腸までしっかり届いて腸内細菌さん達のご馳走(拙ブログではエサとは呼ばない)となる「水溶性食物繊維」は、何と約5倍くらいの摂取量のようですね。 (ちなみに上表の左下のグラフは、日本人の大麦や雑穀の摂取量が激減している推移が示されています。) 【出典;拙ブログ「食物繊維」をモリモリ食おうYO!【特に穀物】①現代の日本人は食物繊維不足だお(^ω^)より、引用】 |
★糖質制限ではなく、糖は質に気をつける
正しい糖のとり方
【動画出典;管理栄養士 圓尾和紀 より、共有埋込コードにてリンクさせていただきました。】
●悪い糖質
「精製糖質」→糖質以外の栄養素がほとんど含まれていない。
「果糖ぶどう糖液糖」→精製糖質と同じく血糖値を急激に上げる。
●良い糖質
「複合糖質」→糖質以外にも多くの栄養素を含むもの
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★炭水化物の選び方とは!?
炭水化物は抜くのではなく選ぶ!
●炭水化物の選び方のポイント
・精製糖質を控える
・食物繊維が重要
・全粒穀物はビタミン・ミネラルの宝庫
最新の研究では、食物繊維の多い野菜などや全粒穀物を多く食べている人は、まったく食べない人に比べ、2型糖尿病や心臓病、脳卒中がんなどの慢性疾患の発症リスクが低下することも明らかになっているそうです。 【参照文献;糖尿病ネットワークHP 「食物繊維」が糖尿病リスクを減らす 1日に25〜29gを摂ると効果的」より抜粋引用させていただきました。】 主要なエネルギー源である糖質を効率よく代謝するには、それに見合ったビタミンミネラルが必要であり、腸内環境のためにはとりわけ「良質な食物繊維を含む炭水化物の摂取」は欠かせないのです。 大腸の奥までしっかり食物繊維のご馳走(私はエサと呼ばずご馳走と呼ばせていただきます)を届けるためには、野菜より「穀物由来の食物繊維」を摂取することがより効率的かつ効果的なのでありましょう。 【出典;スリムちゃん!まとめランド♪ 「食物繊維」をモリモリ食おうYO!【特に穀物】より、引用】 |
★炭水化物は冷まして食べなさい。
文教大学 笠岡誠一教授解説
「炭水化物を冷まして食べる」・・・・
スリムちゃんブログでも幾度か記事にさせていただきました「レジスタントスターチ」を分かりやすく解説されている動画です。
【スーパー食物繊維?レジスタントスターチとは!】
レジスタントスターチ(resistant starch; RS)とは、ヒトの小腸まででは消化されず、大腸に届くでんぷん、および、でんぷん分解物の総称である。 「レジスタント」=「消化されない」、「スターチ」=「でんぷん」という意味であり、難消化性でんぷんまたは耐性でんぷんとも呼ばれる。 でんぷんでありながら、エネルギーになりにくく、整腸作用や生活習慣病の予防効果があるとされている食品中の成分であり、食物繊維の1種である。 食物繊維の中でも、腸内細菌に対して良い影響を与える効果があり、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の特性をあわせ持っている。 【出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』レジスタントスターチ より抜粋引用させていただきました。】 |
レジスタントスターチは構造的には堅い殻に覆われていたり、消化酵素によって分解されにくい性質を持っているようです。
ですので、デンプンという糖質であるにもかかわらず小腸で消化・吸収されにくく、なおかつ、大腸まで届いてから腸内細菌のご馳走(スリムちゃんブログではエサとは呼ばない)になるなど、水溶性食物繊維と同じ働きをする特徴があるとのこと。
加熱されて糊化したでんぷんの一部は、冷ますと再結晶化し消化されにくい構造に変化して、「レジスタントスターチ」と呼ばれるスーパー食物繊維としてパワーアップするようです。
「レジスタント」=「消化されない」、「スターチ」=「でんぷん」という意味であり、難消化性でんぷんまたは耐性でんぷんとも呼ばれています。
でんぷんでありながら、エネルギーになりにくく、整腸作用や生活習慣病の予防効果があるとされている食品中の成分であり、食物繊維の1種であります。
冷やされたでんぷんは、消化されずに腸内をゆっくりと移動することで消化が緩やかになり、何より腸内細菌さまの大ご馳走となりますので、意識して摂取していきたいもので、ございましょう。
【2020】おすすめヘルシー動画
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