★番組感想★【食の起源「ご飯」】⑨当記事&番組出演者の紹介です。

登場人物


●スリム鳴造●
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番組感想記の執筆者。
メタボによる糖尿病の改善のため、「狂気&叫気&狭気の如く」糖質制限食事に集中したイカレタ人間。
「医者に診てもらったら糖尿病が酷くなった」と大らかに語る回虫博士の藤田絋一郎先生の開き直った大らかさと器の大きさに影響を受けて「医者もいい加減(良い意味で)なんだから、素人の俺が何か発信しても良いだろう(ニヤリ)」として、食い物についてのブログを始めた、ヘタレな最底辺ブロガー。
現在は「摂り過ぎは何だって良くないが、糖質は人類を発展させた重要な栄養素」という、地球生物としてごく当たり前の事に気が付いて、食物繊維豊富な炭水化物を通じて「糖質」をモリモリ食している。


●TOKIO●
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当番組のナビゲーター。
元々はアイドルグループだが、TV番組を通じて「農業、林業、漁業、自給自足、生物観察」など、生産者や研究者のご指導下、高い「現業スキル」を持つ、間違いなく日本で1番の第一次産業界のスーパースター。
その実績を買われてTOKIOの城島リーダーは、担い手不足の農業の現場と障害者をつなぐ方策を話し合う、首相官邸で開催された政府の「農福連携等推進会議」に有識者として出席するという頼もしさである。 
アイドルグループ「TOKIO」のリーダー・城島茂さんが25日、首相官邸であった政府の「農福連携等推進会議」に有識者として出席した。

担い手不足の農業の現場と障害者をつなぐ方策を話し合う会議で、日本テレビ系のバラエティー番組「ザ!鉄腕!DASH!!」で農業に取り組んできた実績や発信力から白羽の矢が立った。

城島さんは会議終了後、記者団に「番組のロケで全国の農家を訪れ、農業活動をさせてもらった経験をもとに発言した。現場で思ったことを伝えたい」と語った。
会議では農家の高齢化や後継者不足などの課題をあげたという。

【出典;朝日新聞デジタル、2019年4月25日掲載記事「TOKIO城島リーダー、政府会議の有識者に 農福連携」 より抜粋して引用させていただきました。】


●近江アナウンサー●
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この女性、以前確か「ブラタモリ」に出演していた人だ・・・としか知らなくて申し訳ございません。


●パレオ・ダイエット実践の米国人の皆さん●
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ウイキペディアによると、「パレオ・ダイエット」とは旧石器時代の食事を通じて健康を目指す食事法。
つまり、農耕や牧畜に頼らず、日常的に簡単に入手できる魚介類、鳥類、小動物、昆虫、卵、野菜、キノコなどの菌類、根菜、ナッツ類などを中心とする食事のようです。
農耕のみならず「牧畜にも頼らない、狩猟採集で手に入れる事のできる食事」
しかし、当番組では「肉!肉!肉!」と、まるで「肉だけしか食べない人たち」のように紹介されて、その後、番組から徹底的に「昔の人類は肉ではなく糖質メインだ」とされて、咬ませ犬扱いで大恥をかかされた気の毒なグループ。


●考古学学者、ハーディ博士●
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番組ではスペインの遺跡で「太古の人類の歯垢にでんぷんがこびりついていた」ことを発見し研究している考古学学者として紹介されたハーディ博士。
そしてハーディ博士の「祖先の主食が肉というのは間違い。生き抜くための主食は常にでんぷん質の食物」というご意見が、その前の場面で出演したパレオダイエット実践の米国人の「昔の人類は肉食だった。糖質なんかじゃありませんよ」というご主張を完全否定したかのように、演出・編集されて描かれてしまった。
パレオダイエットの人も、ハーディ博士も、編集されて日本全国に放映された当番組のこの悪意とまでは言わないが、作為的な流れを視聴されておられるのだろうか?



●ネアンデルタール人●
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番組では、歯垢にでんぷんが付着していた「太古の」人類として、雑に紹介されてしまった化石人類の一つ。
ヒト属の一種で、約40万年前に出現し、2万数千年前に絶滅したとみられる。
(ただし、新しい学説は約4万年前に絶滅したとする。 )
番組ではいかにも「大昔から人類は糖質メイン」との説を押し通したいがため、「太古の人類なんだ」と引用しているが、これは嘘とは言わないが大げさで、ヒト属の700万年の歴史から俯瞰するとネアンデルタール人が絶滅したとされる「数万年前」は「太古」とはいえないであろう。
番組では「でんぷんが主食の太古の人類」として、たまたま歯にでんぷんが付着していた化石が見つかったことだけで「人類は昔から糖質メインだ、だから日本人は白米を食べるべきなんだ」と強引に引用されてしまった。
ただし、事はそんな単純ではなく、彼らが過ごした時期や場所によって食べるものも大いに異なっていたことも、様々な遺跡や化石からの研究結果で明らかになってきているようだ。
例えば、でんぷんが歯に付着していたスペイン遺跡のネアンデルタール人が住んでいた地域または時代では、多くの動物性たんぱく質が摂取できる大型獣が少なかったので、松の実などのでんぷんを主に食べていたらしいという研究結果記事もあります。
絶滅しただけでも気の毒なのに、この番組では正体(ネアンデルタール人)も正式に紹介されず「太古の人類」として雑にうやむやに紹介されてしまった悲劇のヒト属。
豪アデレード大学のチームなどが調査し科学誌ネイチャーに掲載された研究で、人類に最も近い種とされているネアンデルタール人が、毛の生えたサイの仲間や野生のキノコを食べたり、鎮痛や病気治療に植物由来の薬を使用したりしていたことが分かった。

研究では、スペインのシドロン洞窟で発見された4万8000年前のネアンデルタール人と、ベルギーのスピー洞窟で発見された3万6000年前のネアンデルタール人の歯垢を遺伝子解析した。

当時のスピー洞窟周辺(ベルギー)は草に覆われた丘陵地で大型の獣が生息し、ネアンデルタール人の食事は、毛の生えたサイの仲間や野生の羊など肉類中心だった。
このほか、野生のキノコも食べていた。

その1万2000年前のシドロン地域(スペイン)は深い森だったことから大型獣はいなかったとみられ、ここにいたネアンデルタール人は、野生のキノコ、松の実、コケ、樹皮などを食べていた。
肉類を食べた形跡は見つからなかった。



●伊藤裕先生(医師;慶応義塾大学教授)●
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番組では、糖質やでんぷんなど専門家として詳しく解説されている。
拙ブログでも、何度も引用させていただいている「メタボリック・ドミノ概念図」の発案者、伊藤裕先生です。
伊藤先生は、血糖値を下げる働きのある「インクレチン」分泌を促す短鎖脂肪酸を排出する腸内細菌や食物繊維の重要性も語られています。


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メタボリック・ドミノ
画像は、「日本内科学会誌100号第1号・平成23年1月10日」の伊藤裕先生ご自身の論文から引用転載させていただきました。
【筆者注意】検索したところ、メタボリック・ドミノの画像は無数のお医者さんがネットで使われているようです。
ただし、他の医師のサイトで使用されている「ドミノ図」は各々の診療のためでしょうか、解釈や文言を追記し改変しているものが多いです。
特に歯医者さん達のサイトでは、最初のドミノを「虫歯・歯周病」と勝手にネーミングして画像掲載しているのが多く見かけました。
それだけこの「ドミノ図」が、分かりやすく工夫されている素晴らしい図表であると言えるでしょう。
当ブログでは、提唱者ご自身である伊藤先生のオリジナル「ドミノ図」を、そのまま引用させていただきました。


【NHK健康チャンネル「糖質をとり過ぎると食後高血糖・肥満の原因に!食べ方のコツは?」←コチラのサイトで伊藤裕先生の分かりやすい解説があります。ぜひご参照ください】

なお、伊藤裕先生は「低糖質ダイエットは肥満の人には効果あり、だけど健康な人にはお勧めできない、ご飯を適度にしっかり食べましょう」と極めて真っ当なことを当番組で語られています。
医師として糖尿病患者に対して「糖質の摂り過ぎに注意」というご指導もされています。

それなのに、この番組を見た「糖質制限推進派医師や信者」たちのtwitterやブログを拝見すると、直ちに反応して「この番組は糖質制限に反対するプロパガンダだ!出演した医師はNHKに忖度してるんだ」という趣旨で伊藤裕先生を批判する輩が多いことには、さすがのスリムちゃんも呆れ果てています。

伊藤裕先生が「ご飯と角砂糖では糖質でも全く違う。吸収スピードも違う」と述べられたことに対しても「糖質制限盲信医師」は、「スピードが違っても血糖値が上がるのは結局同じ」と、まるで医師とは思えない愚直な発信をご自身のブログで行っている人もいました。
食物繊維の多い穀物でしたら、ゆっくり吸収されるので筋肉や脳に取り込みやすくなりますが、砂糖などの加工糖質は急激に血糖が上がるので中性脂肪になりやすいようだ、と、いうことは素人の私でもわかっていることなのに、種類にかかわらず糖質量が多いと毒なんだ」と、何と、医師が本気で考えているとしたら、「糖質制限絶対盲信」の深い深い闇と病根を感じざるを得ません。
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ちょっと番組で「ご飯を茶碗1杯は食べよう」と言っただけで、「血糖スパイクを起こすから危険だろ!」とか「糖質は人類の敵だ!ご飯推しはNHKや農水省の陰謀なんだ!」とか「糖質は覚せい剤と同じく危険。炭水化物が人類を滅ぼす」とする、とてもまともではない糖質制限推進派関連の人たちには困ったものです。

まさか。
まさかまさか、伊藤裕先生の「メタボリック・ドミノ図」を糖質制限やロカボに都合よく引用しておいて、この番組でご飯を勧めた伊藤裕先生を批判するような糖質制限推進派医師はいないとは思いますが・・・・
現在(2020年7月)、日刊スポーツで「ロカボ(ゆるかかな糖質制限」)」の連載記事を執筆している山田悟先生は「伊藤裕先生発案のメタボリックドミノ図」を引用されていますが、まさか、山田先生だけは他の過激な糖質制限推進派ドクターや盲信信者SNS民とは違って伊藤裕先生の批判はされていないと思いたいものですが・・・

【出典;日刊スポーツ「ロカボでメタボリックドミノ阻止/山田悟の健康連載」←こちらのサイトもシンプルで分かりやすい記事です。ぜひ、ご参照ください】



●檀れい さん(女優さん?)●
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すみません、私スリムちゃんは、恥ずかしながら&失礼ながら、この女性の名前もご存在も知りませんでした。
キレイな方なので、たぶん女優さんなのでしょう。
ただし、檀さんがこの番組に出演された事を「糖質制限推進派twitter民」が叩いていたので、何でだろうと調べてみたら・・・・
何と、檀さんは農林水産省の「日本食普及の特別親善大使」に任命されているようです。
番組内で檀さんは、もちろんご飯が大好きと語っておられますが、同時に何と「役作りのために糖質制限も行ったことがある。」と、極めてフラットに自然体でニコニコとお話しされていました。
糖質制限推進派が目くじら立てて「檀さんは農水省の手先なんだ!NHKの陰謀だ!米食えキャンペーン番組なんだ」と、twitterでSNSでFBで、断末魔如く泣きわめいていますが、今更「糖質制限」なんて、長期間行うものではなく、トレーニングや役者など、仕事上の都合で行っている人も多いし、知れ渡っていると言うことでしょう。
なのに、一般日本人ときたら、ボディメイク系の人などが「健康な人は糖質制限ダイエットを決して行ってはいけません」と注意喚起されているのに、ブサイクジジイ医師たちの「炭水化物が人類を滅ぼす。糖質制限は驚異のダイエットだ」というほうを信じてしまったのです。
いかに、日本人が「医師」という権威に弱いのかということが、「平成時代の医師が煽ってきた糖質制限ダイエットブーム」に如実に現れていると言うことでしょう。



●ラオスの少数民族の皆さん●
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少数民族の皆さんの食事について、映像ではおかずも多種類しっかり召し上がっておられるのに、ナレーションでは「ご飯ばかり食べても、なぜか肥満や生活習慣病の人はいません。」と、いかにも「大量のご飯のみ」しか食べていないかのように日本人に紹介されてしまった人たち。

なおかつ、「ご飯を大量に食べても太らない一因」として、ラオス少数民族の人々の腸内細菌の中に、動脈硬化・糖尿病予防の効果がある糖短鎖脂肪酸を作る働きがある「プリボテラ菌」という菌が2割ほども存在することが分かった、と、解説されています。

そして、「今の日本人にもプリボテラ菌が7%は残っているから安心してくれ」・・・との、訳が分からない解説が入り、番組は迷走し大失速していきます。

何が何でも、ラオス人が多く持っていると言われる「プリボテラ菌推し」のNHK様でございますが、ある研究では、日本人の腸内環境は他国に比べてビフィズス菌などの健康に寄与する細菌が多く、炭水化物から効率よく栄養素を作れる代謝機能に優れていることが分かったとの報告もあるようです。

早稲田大学理工学術院先進理工学研究科の服部正平(はっとりまさひら)教授と東京大学大学院新領域創成科学研究科の西嶋傑(にしじますぐる)博士課程学生らを中心とする共同研究グループ(#後述参照)は、日本人を含めた12カ国のヒト腸内細菌叢データの比較解析を行い、腸内細菌叢の菌種組成が国ごとで大きく異なることや日本人の腸内細菌叢の特徴を明らかにしました。

①ビフィズス菌やブラウチア等が優勢し、古細菌が少ない

②炭水化物やアミノ酸代謝の機能が豊富である一方で、細胞運動性や複製・修復機能が少ない

③他の11カ国ではおもにメタン生成に消費される水素が日本人ではおもに酢酸生成に消費される

等の違いや特徴が明らかとなりました。このほか、

④海苔やワカメ(の多糖類)を分解する酵素遺伝子が、約90%の日本人に保有される

のに対して、他の11カ国では〜15%となり、本酵素が日本人集団に特徴的に広く分布していることも明らかとなりました。

以上のような日本人腸内細菌叢の特徴には、生体に有益な機能が外国よりも多く含まれ、その総合的な有益性は日本人の世界一の平均寿命や低い肥満率等と関連することが示唆されました。

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【出典;早稲田大学HP「健康な日本人の腸内細菌叢の特徴解明、約500万の遺伝子を発見 平均寿命の高さや低肥満率等との関連も示唆」 より、抜粋して引用させていただきました。】


一方で、最近の日本人の食事は、明らかに「脂質が多い動物性たんぱく質」が多い、いわゆる「欧米化」しており、心臓病や肥満、心疾患が増えている要因と言われて久しいです。

もちろん、ラオスの少数民族の皆さんのような「たんぱく質超少なめ、炭水化物が圧倒的に多い食事」では、現代日本人の栄養状況は今更良くならないでしょう。
逆に、で、ございましょう。
糖質制限推進派センセ方が奨励する欧米化、すなわち「炭水化物が人類を滅ぼす、肉脂はカロリー気にせず幾らでも食って良い」では、今のところ、かろうじて、せっかく良好な日本人の腸内細菌の皆さんが、疲弊してしまい、それこそ「糖質制限推進派が日本人を滅ぶす」に、なりかねません。

「何が何でもご飯はスーパー栄養素なんだ」と勇み足気味の当番組ですが、それでも「誤った糖質制限神話に終止符を打つべく企画放送し、全国民に発信した」という、歴史的意義のある番組であることには間違いないでしょう。


●福田真嗣先生(慶應義塾大学;特任教授)
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腸内細菌と短鎖脂肪酸の働きを分かりやすく解説してくださいます。
ただし、「(お米を腸に)届けてあげる」という「お米」の種類には、言及されておりません。
食物繊維量が少ない精製済の「白米」は、ほとんど小腸で吸収されてしまうのではないかと、素人ながら色々勉強して学んだスリムちゃんは思いますが・・・・・
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●シモンズ大学栄養学;ファン教授●
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人類は進化の過程で「糖質をもっとも重要なエネルギー源としてきた」と語る、アメリカはシモンズ大学の
ファン教授です。
そしてファン教授は、同時に糖質を大幅に減らすことの危険性を以下のように語られています。
●13万人の食生活と健康状態を20年以上調査した結果、糖質の摂取量が標準的(60%)な人と、少ない(35%)人を較べたところ、少ない人は死亡率が1.3倍以上という結果になった。
●低糖質ダイエットは半年や1年という期間では減量効果をあげることができるが、長年続けた場合、深刻な病気のリスクが高まることが分かってきた。
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このファン教授の解説の件で、「糖質制限推進派ドクターたち」が一気に大興奮して、ブログで「反論します!反論します!反論します!」と、もう悲鳴に近い声で投稿されていました(大爆笑!!!)
「ファン教授の論文はエビデンスが低く信頼できないよ、ヒンヒン!」とか「糖質35%も摂取してたら、そもそもスーパー糖質制限じゃないよ、メソメソ・・」と、何とか揚げ足取りしたり、重箱の隅を突いたりと、泣きながら非難の大合唱ですwww
た・だ・し、NHKさんも勇み足というか、都合の良いところ(低糖質は死亡率が高い)のみ抽出しておられるようです。
と、言いますのも、低糖質で死亡率が高くなったのは「動物性たんぱく脂質」と組み合わせたグループであり、逆に「低糖質と植物性たんぱく質と組み合わせたグループ」では死亡率が下がったと言うファン教授の論文結果は、NNKさんは完全スルーしておられるからです(苦笑)
はっきりした因果関係は分かりませんが、ひょっとしたら「低糖質」よりも「飽和脂肪酸の多い動物性たんぱく質過剰」のほうが健康リスクが高いのかもしれないな、と、スリムちゃんは個人の思いがあります。

●農林水産省●
当番組とタイアップしている省庁。
2年前の西日本豪雨の中山間地域の罹災現場を数多く見てきた私としては、自然と人の折り合いとしての「第一次産業」の重要性に気が付きました。
別に政府やNHKが言うまでもなく「水田、穀物食」がここ数千年日本列島で暮らす人々の生活を支えてきたのは間違いのない真実・事実です。
幾ら、ブサイクな糖質制限推進派センセが「江戸時代以前は日本人は米食ってない」とか「寿司はネタを剥がして食う。米を食べる必要はない」という、人類史上最低最悪の主張を、一時的に信じる人がいたとしても、で、ございましょう。
ただし、農水省さんには「白米だけではなく、雑穀や部付米の効能やおススメ」もしていただきたいものです。
つまり食物繊維の健康の有用性からみた「穀物」を厚労省あたりとタイアップしてアピールしてもらいたいものです。
ただ上から目線でやみくもに「白米食え」では、戦後これだけ消費量が減り、ましてや糖質制限ブームや医師などの煽りによって「白米が悪者にされている」現象を小さく見積もったり侮ってしまうと、「白米の需要回復」は、困難といえましょう。


●糖質制限推進派ドクターたち●
「治療としての糖質制限」は、既に糖尿病学会も厚労省も一般病院も、病変患者に対しては「糖質の摂り過ぎを控えましょう」と注意喚起しているのに、糖質制限推進派は、とにかく「糖質量や血糖値のみにバイアス」がかかっており、一般の健康な日本人が普通に糖質や米を食べる事に対しても、異常なくらい批判をする医師の一派です。
問題は「糖質制限を推進する医師たち」が「糖質制限は驚異のダイエット法だ!」とか「ご飯は角砂糖●●個分だ、カラダに悪い、太りやすい」と、腸内細菌の皆さんをないがしろにしたり、また地球生物としてもあり得ない説を「ビジネス」としていることだろう。
糖質制限医療協会の会長医師は「糖を悪者」にしても食っていけるだろう。
糖質制限医療協会の舎弟医師も本業は形成外科医なので治療は関係ない。
困るのは、市井の一般庶民を患者とする「後進医師たち」であろう。
会長や舎弟と一緒になって「反論します!反論します!」ではなくて、治療については冷静に粛々と「糖質制限食事法」を患者に勧めながら、「ダイエット法」には一切言及しないことが、長い医師人生を歩んでいくために重要であろうと、スリムちゃんは考えます。

いわゆる「糖質制限ダイエット(当番組内では低糖質ダイエットと表現されています)」は、病気発症者に対する「治療のための食事法」という枠を大きく超えてしまい、平成時代の約30年の間に「手軽に痩せられる食事」として、「健康な人も行う渾身法」として社会現象どころか「社会に定着してしまった食事法」となってしまいました。

「ダイエット」とは、本来は「健康になるための方法」のはずが、糖質制限ブームでは、ひたすら「減量効果」が強調されてきました。


それも、事もあろうか、あろう事か、国民の健康に寄与すべき一部の医師免許保持者たちがこぞって「糖質制限は驚異のダイエット法だ!誰でも簡単に痩せられるんだ!」と煽動的に煽り、「お医者さんが言うのだから、カラダに悪くないんだろ。それで痩せるのならば、むしろラッキーだよね」と、「医者のお墨付き」もあるものだから、一般国民の多くが飛びついてしまったという背景があるのは間違いないでしょう。

確かに、糖質制限ダイエットは短期的な減量効果や、メタボが原因の2型糖尿病の人の血糖値の改善など、「患者への治療としての食事法」であるならば、効果があることは、今や幅広く社会で受け入れられていることでもあります。

た・だ・し。。。で、ございましょう。

太っていないし発症もしていない「健康な一般日本人」が日常習慣として長期的に実践する「糖質制限」は、必ずしも「健康食」にはなり得ないどころか「健康を損なうリスク」が増える事への懸念が各方面から訴えられてきております。

当番組では、糖質を極端に減らした生活を長期間続けると、動脈硬化が進行して心臓病や脳梗塞の死亡率が高まったり、ガンの発症率も高まったりすることのデータが示されております。

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そして何よりも、「糖質も炭水化物も、すべて悪者にされている現状」を、令和に入った新時代では、さすがに是正したいとの強い制作意図をもって当番組が放映されたことが、視聴者たる私にも伝わってきた番組前半部でした。

ところが。。。です。

後半は、逆に「米の種類や食物繊維ビタミンミネラルの違いも説明しないで、とにかく”ご飯”は日本人にとってスーパー栄養食なんだ!」との、性急で雑な我田引水のごとく「強引なご飯推し」の演出が、かえって見苦しくなってまいりました。


次回、最終回は大変僭越至極ながら、私スリムちゃんがNHKさん応援の意味を込めて「食の起源ご飯;スリムちゃん編集演出台本版」を公開します!

お楽しみに!

(2020年7月27日;一部内容を修正いたしました。)


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⑨当記事&番組出演者の紹介です。
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