【番組感想】糖質制限ダイエットは正しいのか?⑩中性脂肪値の異常=隠れメタボ?!

番組名「深層ニュースFRIDAY」(BS日テレ)
特集「糖質制限ダイエットは正しいのか」の視聴感想記。。。。
何と今回で・・・・・・
ジャジャジャジャーン「第10回目」です。
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当初は5回程度の特集で終わるつもりでしたが、この番組は令和元年時点での「糖質制限ダイエットを巡る最新事情」すなわち
・ブームの社会的背景
・医療食事法とダイエット法
・ツッコミなしのマジ健康番組
・なぜかキレる夏井、回りくどい幕内
・キラーコンテンツ反対派美人医師
・ツワモノっぽい新聞社編集委員
・出演者の肩書と背景
・個人の問題と社会の問題がごちゃ混ぜ
・・・・などが「さりげなく、しかし内容てんこ盛り」なので、スリムちゃんブログでは書くネタに事欠きません。
そして読者の皆さんにとっても関心のあるテーマなのか、この特集記事はアクセス数も非常に多いので、調子に乗ってまだまだ続くYo!!!w・w・w

そして堂々たる登場人物はこの御仁たちだ!!!

糖質制限ダイエット【賛成派】1名
 ●夏井睦・・・「日本糖質制限医療推進協会 顧問」
   著書「炭水化物が人類を滅ぼす」

糖質制限ダイエット【反対派】2名
 ●幕内秀夫・・・「管理栄養士」
   著書「世にも恐ろしい糖質制限食ダイエット」
 ●日比野佐和子【NEW!!】・・・「医師(VTR出演)」
   著書・・・著書多数(健康食事法、目が良くなる本など)

【前回のあらすじ・・・糖質制限ダイエットで命の危機を感じた美人医師が登場!!】
日比野先生「私は、糖質制限ダイエットの影響で一過性脳虚血発作になりました。」
夏井先生「糖質制限ダイエットと脳疾患の因果関係なし。あっても世界で日比野氏だけです」
幕内先生「糖質制限ダイエットと脳疾患の因果関係のデータはある。しかし断定はできません」

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上記画像は、「糖質制限ダイエットで半年で14kgやせたものの、偏った食事をとることで脳のエネルギーである糖質が不足し一過性脳虚血発作を発症しました。体の半身がしびれ、中性脂肪の数値は基準値を超えて脳梗塞の危険すらありました。」と語る、日比野先生が自己申告された「糖質制限ダイエット中の食事内容」です。

この食事内容では、朝はコーヒーだけなのでセカンドミール効果(次の食事での食後血糖値を抑える)も期待できないし、サラダでは腸内細菌に届く食物繊維が全く不足していると素人の私でも分かります。
ただ、ここで私が「おやっ?」と思ったのは、素人考えながら私自身の実践経験も含め、「糖質を制限すると余剰糖分が減るので中性脂肪も減る」と考えていましたが、日比野先生は「中性脂肪の数値が基準値を超えていた」ということです。
一方の夏井先生は番組内で「私の食事も過去8年間、ほぼ日比野さんと同じ食事内容(画像のとおり)だが、そんなこと(一過性脳虚血発作)は起きていません」との事です。
これはご本人の言うとおりなので、その通りだと思います。
(ただ、夏井先生が上記画像だけの食事を本当に8年間続けているのか、つまり食物繊維とかマジで一切摂取していないのかは分かりませんが・・・)
問題なのは、続けて夏井先生は「そんなデータ(脳疾患発症)は世界でも例がない。彼女(日比野氏)ひとりだけです」と、断定されてしまいました。
ちなみに、画像の日比野先生ほどの極端な糖質制限ではありませんが、私自身も糖質1食20g以内の糖質制限を半年間実施しましたが、体重減少のみならず中性脂肪の数値も下がって正常値になりました。
「20歳時の体重から30㎏も太って体調悪化して糖尿病になった私個人」にとっては、この糖質制限食事法は「食べ過ぎていた糖質を減らしたため結果的には食事摂取(カロリー)も減った」そして「主にたんぱく質摂取量をそれまでと比べて増やした」という2点が功を奏して、体重が早い段階で減量することができて、血液検査の結果も改善されたんだと思っています。

私「スリム鳴造の糖尿病発症から約2年間の血液検査の数値、抜粋」
項目(標準値)2016/8/42016/9/152016/11/102017/1/262018/3/10
体重(66.6kg)8573.667.966.764
肝機能GOT(8-40)8325181613
肝機能GPT(4-45) 35181310
肝機能ɤーGTP(80以下)15645222321
HDLコレステロール(40-86) 8690116113
LDLコレステロール(70-139)161155220213192
中性脂肪(40-149)13488846662
ヘモグロビンA1C(4.6-6.2)8.46.55.55.85.3

ただし、その後「厳しく糖質制限しているのに血糖値が上昇」した経験や「糖質や炭水化物をエネルギー変換できない人生でいいのか」と疑問を感じ、今は「栄養素を効率よくカラダに取り込める食事の工夫」すなわち「食物繊維ビタミンミネラルの摂取」「なるべく加工品を避ける食事」へと関心や食生活が変わっていきました。
さらに本年春の健康診断オプションで「動脈硬化に注意」の数値が出たので、動物性脂質摂取を減らすことを今年は意識して「魚や豆などのたんぱく質摂取中心にシフト」しています。

私「スリム鳴造の動脈の硬さの程度を示すCAVI検査、結果は実年齢より血管が硬い」
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ただ、緊急対処を要した「肥満からの脱却&糖尿病寛解」については、私の場合の「対症療法的な短期集中型の糖質制限食事法」は有効であったことになります。
(糖質制限推進派センセ方の知見も、ボディメイク系や管理栄養士系の情報同様、大いに役立ちました。ただし、あくまで私の原点は旧2ちゃんねるの無数無名の人々の肯定否定・喧々諤々・親切罵倒の雑多な生情報のおかげでありますwww)

ただし。。。で、ある。

「ダイエット」としての糖質制限は全く別問題であろう、健康な人が痩せ願望のために人類の貴重な栄養素である糖質を抜いちゃあ駄目だろ、と、スリムちゃんは考えます。

ま・し・て・や。。。。だ。

この番組の趣旨は、新聞社編集委員の山口さんがおっしゃていたように「糖質制限は市民権を得るまでに広まったダイエット法だからこそ、健康への悪影響というものがあるのだとしたら、ちょっと心配ですし、今日はその辺を伺いたいなぁと思っています」・・・との事なので、日比野先生の「糖質制限ダイエットは危険」というリアル体験に基づくご主張こそが、同意or反対など各視聴者の思いは別としても、当番組の1丁目1番地のハイライトであるといえましょう。
ですので、ダイエットしたにも関わらず「中性脂肪が悪化し、脳梗塞一歩手前となった日比野先生の病状」について、そして「糖質を断っていたのになぜ中性脂肪が異常値になったのか」を、スリムちゃんが「健康関連フォルダ」に膨大にストックしている記事などを参照にして、何が原因として考えられるのか、専門家のご意見を引用して検証してみたいと思います。
運動を伴わない極端な糖質制限は、筋肉を減らしてしまいます。
すると、全身の代謝が低下し、使われなくなった糖が中性脂肪として体内にたまっていくというのです。
(極端な)糖質制限食を長期間行っていると、メタボになってしまう。
『隠れメタボ』になってしまう危険が非常に高いと私は思います。
その人たちが中年以降、重い心臓病だとか脳卒中だとか、そういう病気で苦しむことを危惧しています。
メタボだけじゃなくて、隠れメタボも防いでいかなきゃいけないんです。
そのためには正しい情報を伝えることが重要だと思います。
~名古屋学芸大学 健康・栄養研究所 所長 下方浩史さん【談】~

【出典;NHKクローズアップ現代
  No.3841、2016年7月20日(水)放送~より、抜粋引用させていただきました】

メタボとは、もちろん見た目も体重も「肥満」の状態ですが、「隠れメタボ」とは「痩せていても代謝や内臓や血管の状態が肥満」という状態でありましょう。
上記引用記事で解説されている名古屋学芸大学の下方浩史教授によると、やせた体形でも体内に脂肪を蓄えた40歳以上の「隠れメタボ」が、2012年時点で914万人もいるとの推計を発表しており、この人数は肥満のメタボの971万人に匹敵しているそうです。
さ・ら・に。。。。で、ある。
低炭水化物食を長年続けていると、死亡リスクが増えることが分かっています。
カラダの中で残り少ない糖質は脳に回されるので筋肉は脂肪を使おうとします。
脱水状態で血液中に大量の脂肪酸が入ってくるので血液はドロドロになり、脳や心臓血管系の病気になるリスクが高まるといわれています。

【出典;スリム鳴造蔵書、Tarzan756号「内臓脂肪・皮下脂肪の落とし方」P50
 森谷敏夫先生(京都大学名誉教授)の談話より、引用させていただきました】


どうですか?
引用記事の森谷先生が、日比野先生が自己申告された「長期間の糖質制限ダイエットの危険性」を極めて分かり易く簡潔にまとめてくださっています。
日比野先生は、「糖質制限で体重がみるみる減って楽しかった」と語られており、そして「脳梗塞手前の状態で発症」されたのは、ただ「痩せるのがうれしい、太るのが怖い」という「肥満恐怖症」による極端な食事制限を「3年間」という長期間も実践されたことで、まだお若いのに「著しい筋肉低下」を招いた結果、代謝能力も衰えて血管に負担がかかってしまったのかもしれませんね。
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ミニ(スカート)の女王「ツイッギー」

元来の「糖尿病患者に対する食事療法」や「ボディビルダーなどのトレーニング法」という、一部の患者や競技プロだけで行うべき「低炭水化物や糖質制限」が、「痩せ願望」と結びついてしまい、健康な日本一般国民まで巻き込まれた熱狂の犠牲になってしまいました。
日比野先生は約20年近くも前のアメリカ留学時代に「アトキンス・ダイエット」としての「糖質制限ダイエット」に出会ったということだから、早くから実践されていたのでしょう。
1967年のイギリスのファッションモデル「ツイッギー」の来日から半世紀以上経過しても益々過熱するニッポンの痩せ願望は、お医者の日比野先生でさえ「太って瘠せて太って瘠せて病気になってまた太って・・」という「しくじりのダメ人間」に陥る「現代ニッポンの病巣」と言えましょう。
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これほどまでに、平成の30年間で「ご飯」や「米」などの炭水化物が「揺るぎない悪者」として世に定着してしまっています。
私が大ファンである、腸内細菌など素晴らしい著作が多い81歳の藤田紘一郎先生でさえ、こと「ご自身が糖質制限で糖尿病が改善された」ことについては、異常に興奮されて「大切な腸内細菌そっちのけで炭水化物を悪者扱いするホンを出版」されるという、ダメ人間丸出しなのですから・・・・w
(断っておきますが、私はそんな藤田先生の大ファンです。ブログを始めたきっかけも、藤田先生の大らかな講演や著作に触れたからです。この先生は医療法違反書類送検やトンデモ要素や失敗も含めて公にし、常に変化を続けている若々しさが、旧態依然とした糖質制限推進派センセたちと大きく異なると思ってニヤニヤして見ています)

スリム鳴造蔵書「藤田絋一郎先生の著作ホン」
腸内細菌については素晴らしくためになる著作が多いが、画像のとおり「炭水化物をやめろ」という、とんでもないクソ本もある。
腸の奥深くまで届いて、藤田先生がこよなく愛す「腸内細菌」のご馳走となるのは「食物繊維が含まれた炭水化物」ではあるまいか?
羽生もとい百歩ゆずって「50歳から糖質をやめろ」というのならまだ分かるのだが、「炭水化物」という単語を使って本をたくさん売りたかったのだろう、困った先生としか言いようがないが、なぜか憎めない藤田先生である。
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いや、待てよ。
「お医者だからこそご自身の精神や健康状態を過信している人が多い」のかもしれないな・・・と、糖質制限推進派センセの著作・動画など数十冊購入数百本聴講してきた「狂気の男スリム鳴造」は、そう思います。
クソデブだった医者たちが、素人患者でもあるまいし、自分が痩せたり病気が寛解したことにすっかり興奮&感動して、それが一部はフラセボ効果もあるという分析も忘れて、さらに「こんなことに夢中になっている俺がいるなw」と自分をニヒルに笑う事も忘れて、もっと言えば「糖質を減らせば体重が減ることは多くの人が知っている」ことも注目せず、ただひたすら「ホンを出している江部先生夏井先生がリードする糖質制限は素晴らしんだ、既存医療はダメなんだ」という「井の中の医者、炭水化物のありがたさを侮り」になっているのは残念なことです。
ホンを出している大先生は恐らく「糖質制限専業で飯が食えるトップビジネスドクター」つまり「糖質制限医師界のイチロー」であり、また子分先生も恐らく「炭水化物を悪者にして本を売りまくっても、ご本業はブームが去ってもダメージを受けない整形外科医」なのかもしれません。
これから先の長い将来ある「若い糖質推進派センセ方」は、ご自身の才能・信用・看板をすべて「糖質制限推進」に捧げるよりも、「糖尿病の食事方法のひとつ」としてクールに淡々と診療していただけたら、患者さんも選択肢が増えるでありましょう。
間違っても一般市民である患者さんに「炭水化物やご飯を目の敵にする思想の医療推進協会傘下の病院」と思われてしまったら、ごく少数の信奉者以外から支持されることは金輪際ありません。。。
と、一時期「糖質制限推進派先生の講演youtube数百本聴講&著作数十冊購入した狂気の男」である私は、そう思います。
一方の日比野先生は「しくじりダメ人間」を「シレーっとケロッと」乗り越えて、お仕事にも結び付けて次のステージに進むことが素晴らしいし、そこに人間のドラマや魅力があふれ共感する人も多いのでしょう。

ま、それはともかく「ご飯食うな。肉・脂は体力の限界近くまで食って良い」と語る「糖質制限推進派センセ方」が語る「糖質制限」を長期間実践した場合、夏井先生のように8年間続けても健康な人もいる一方、日比野先生のように3年間続けたら病気になったという人がいるという事実は、しっかり受け止めるべきでありましょう。
つまり、番組タイトル「糖質制限ダイエットは安全か?」に対する回答は、体重が減ったとしても隠れメタボによる心臓病や脳梗塞の発生リスクもあるということです。

欧米の研究者は12年、1日あたりの糖質摂取量が20グラム減り、代わりにたんぱく質が5グラム増えるごとに心疾患の発生率が5%ずつ高まるとの研究成果を発表した。
肉類などに含まれる脂肪の摂取が増えたとみられる。
糖質制限の健康への影響については様々な研究があり決着がついていないが、水野介護老人保健施設(東京・足立)の施設長を務める新潟大学の岡田名誉教授は、「糖質制限ダイエットでは肉類などを多く食べることもあり、特に注意が必要だ」と話す。
【出典;NIKKEI STYLE


なお、私「スリム鳴造」は美容上のダイエット目的ではなくて、糖尿病改善の体重減量目的で「糖質制限食事療法」を実践しました。
ただし、「8年間続けて健康の夏井先生」や「3年間続けて病気の日比野先生」とは異なり、私の場合は「約半年間続けて、今はゆるやかな糖質制限で何とか寛解」という状態です。
「寛解」は「完治」ではありません。
この番組は、そんな私にとって「気を引き締める」素晴らしい内容でした。
・・・と言うのも、私は動脈硬化の疑いありの診断が出ているので、今回の日比野先生が長期間の糖質制限に警鐘を鳴らしてくれた内容が、非常に役に立ったからです。

糖質制限食が2008年頃から脚光を浴びています。
なるほどA1cと体重は低下するのでしょう。
しかし、その糖質を制限する医療には大きな危険が潜んでいます。
「糖質制限食」を勧める本を読み、信じ、そしてその通りに2008年11月から実行し、それから約3年2ヵ月後に半身麻痺の脳梗塞になられた方が遠方より受診されました。
特に、この2年間は「糖質制限食」を徹底して行い、“トンカツ”をかなり食べた・・とのこと。
過度の「糖質制限食」が脳梗塞の時期を早めたと結論づけざるをえません。
元々、この方は“肉”と“アルコール”が好きな方で、肉も揚げ物も食べていい「糖質制限食」は“渡りに船”だったのでしょう。
少なくとも穀物「糖質」主体の食生活の方が動脈硬化を来さない。
健康の優先順位第一位は「動脈硬化=プラークを溜めない」であって、体重は2の次です。
プラークの状況に無頓着で・・・体重が減って喜ぶのは・・真の健康の専門家ではない。

【出典;真島消化器クリニックさんHPより、抜粋引用させていただきました】
私の親族が日比野先生と同じ一過性脳虚血発作を発症したり、そして私自身が「動脈硬化の恐れあり」の診断結果があったので、上記引用の真島クリニックさんのHPは、大変参考にさせていただいております。
当番組で幕内先生が「糖質制限と脳疾患のデータを持っているお医者さん」というのは、恐らくこの真島クリニックさんのことだと思われます。

なお、日比野先生は糖質制限ダイエットで脳梗塞一歩手前という診断を受けたのち、糖質制限を止めたところ、何と17㎏もリバウンドしたとのことです。
代謝が衰えたダイエット後のリバウンドは、ますます痩せにくくなるらしいので、日比野先生も大変なご苦労をされたのではないかと思いましたが・・・・・・
その後、健康的なダイエットを実践されて、現在は美しく大活躍されている日比野先生の食事ダイエットについては、下記リンク先の記事をご覧ください。
リンク先の、糖質制限ダイエットに失敗した後、人生で最も太っていた(ご本人談)時期の、衝撃的な画像まで晒しておられるまでに日比野先生が警鐘を鳴らす「長期的なマジな糖質制限ダイエットの危険性」をどう受け止めるかは、あ・な・た・次第。。。。で、ありましょう。



さ。
今回第10回目の記事では「糖質制限ダイエットと疾患の因果関係」について、研究結果や専門家の意見などを引用して「リスク」について紹介してきました。
結論として、日比野先生が実際に「命の危険に陥った」という「長期間の糖質制限ダイエット」は「リスクもある」というのは、「複数多数の」研究結果や報道記事や専門家のご意見などにより、ほぼ間違いないでしょう。
私自身も実践経験者ですが「糖質制限食」は、やはり動物性たんぱく質脂質の摂取が増えていきます。
糖質過剰などが一因でデブった私のような人は、動物性たんぱく脂質を一時的に増やし栄養状態を改善したり瘠せることには効果があるといえましょう。
ただし、この状況が長期間の食生活になってしまうとマイナス面が増えていくようです。
番組内では夏井先生が「バランスの良い食事と言うのはウソですね」とドヤっておられましたが、私としては、日比野先生の体験談も教訓にして「動物性も植物性もたんぱく質脂質はバランス良く、そして炭水化物は人類の味方」と言いたいですね。
「糖質制限をやめて今益々健康美人となった日比野先生」が登場したこと自体が、「糖質制限ダイエットはリスクがあるのでバランス良く食べたほうが良いな」と視聴者に伝わった社会的意義のある好番組であったと言えましょう。
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なお、日比野先生は「糖質制限ダイエットで死にかけた美人医師」がブランド化して、TV番組や健康系取材で引く手あまたの大人気のようですが、それもそのはず、上記リンク先で拝見した「成功も失敗も晒す度胸、腹の座り具合」が潔く爽快でもあります。
私も日比野先生みたいな疾患を患わないように、さらに気をつけて生活していきたいと思います。
その意味でも、この番組に日比野先生が出演されて良かった、このように人々の役に立つ、つまり需要があるから大人気なんでしょう。
日比野先生、ありがとうございましたぁあああ!!!

さて次回からは、再び糖質制限ダイエット「賛成派;夏井先生」と「反対派;幕内先生」、そして男性司会者さんや新聞編集委員さんの議論内容の感想に戻ります。

【番組感想】糖質制限ダイエットは正しいのか? 
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⑩中性脂肪値の異常=隠れメタボ?!
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