2016年8月に糖尿病宣告を受けたときの私の体重は約84㎏でした。
(身長が174cmなので、標準体重は66.6kg)
この日から「糖質制限」「糖質制限に伴うカロリー制限」「運動の日常化」にも取り組んだ結果、幸いにも体重が減ったことにより、血液検査の結果もほぼ正常化しました。
正に病気宣告の恐怖におののき、可及的すみやかに対策を講じたことで病気の進行を止められたのは幸いでした。
しかし、今振り返ってみますに、当時は絶えず体調が悪く自分の健康状態に不安を感じていたので、糖尿病宣告を受ける前から、既に色々な対策を考えていたようです。
実は糖尿病宣告から遡ること1か月前の2016年7月上旬には、私の体重は人生最大値の約87㎏を記録していたのです!
つまり、「人生最大の体重87㎏」に恐れおののいた私は、ほとんど本能的に食べる総量を減らしたり、甘いものや間食をやめた生活を過ごしている最中に「糖尿病発症宣告」の日を迎えたことになります。
このときは糖尿病発症宣告前なので、宣告後に狂気&凶気の阿修羅のごとくのめり込んだ糖質制限なんかしていません。
でも、甘いもの、例えば菓子パンや加糖コーヒーは摂取しなかったので、既に「糖質&カロリー制限」を無意識下に始めていたことになります。
と、同時に、市が定期的に募集している運動教室の1コースである「水中ウォーキング」に申し込んでいました。
この教室は、たまたま糖尿病宣告を受けた8月から10月まで全10回程度ありましたので、運動習慣に組み込むことができたのは幸いでした。
つまり、自分の体調や健康について「何とかしなければ」という危機感は絶えず持っていたことになります。
そんな当時、私は1冊の本を買っていたようです。
【画像出典;スリム鳴造蔵書「文藝春秋2016年6月号」(百歳まで生きる)】
人生最大の体重を記録し日常的に体調が悪かった当時、なぜこの本を買ったのか既に記憶が定かではありません。
恐らく「肥満と体調悪化による将来への不安」により、何かアクションを起こさなければと焦燥していた時期でしたので、手元に置いておけば、いつか役立つだろうと購入したのでしょう。
この本については買うのは買ったが、実は今日に至るまで読んでいませんでした。
本特集「ヘルシー長寿研究会」では、この「文藝春秋2016年6月号」の「百歳まで生きる」の記事の中から色々とご紹介してまいりたいと思います。
まず今回は、ジャーナリスト伊田欣司さんが書いた「スーパー百歳が実践する健康法」という5人の100歳超えの皆さんにインタビューした記事からの引用です。
1.陸上現役選手、宮崎秀吉さん(当時106歳)
●100m走と砲丸投げの105歳~109歳の部で世界記録を打ち立てギネスブックに登録された。
●マスターズ陸上に出場したのは92歳のとき。それまでの人生では本格的なスポーツとは縁なし。
●食事は、朝食「トースト、薄切りのハム、牛乳、トマト、ブロッコリーなどの野菜、バナナ、こしあん」
昼食「夏はそうめん、冬はにゅうめん、たまにはインスタントラーメン」
夕食「週5日は牛肉」
●長生きの秘訣「よく噛む事。一口入れたら30回は噛んでトロトロにする」
2.現役水泳選手、長岡三重子さん(当時102歳)
●女子1500m自由形100歳~104歳の部にただ一人出場。保持する世界記録は25種目。
●水泳を始めたのは80歳。夫の経営する卸問屋引き継ぎで94歳まで1人で切り盛り。
●食事は、朝食「刺身。ブリが大好物」夕食「すき焼きかカルビ焼きの牛肉」
●その他「豆料理、回転ずし、肉うどん、スティックシュガー3~5本入りの甘いコーヒー」
●長生きの秘訣「時間をかけて食べる。よく眠る。」
3.銀座の有名カフェ店主、関口一郎さん(当時102歳)
●銀座で珈琲店を経営してから68年。週に4,5日は出勤してコーヒー豆の焙煎を手がけている。
●甥の運転するスクーターの後部席で甥の背中にしっかりつかまって通勤している。
●食事は、すべて自炊。朝食「パン、ハム、お新香、果物」
夕食「ご飯、魚または肉料理」
●長生きの秘訣「コーヒーと煙草。身近にストレスの原因を置かないこと」
4.101歳まで現役サラリーマン、福井福太郎さん(当時104歳)
●101歳まで、スーツにネクタイ、ビジネス鞄で、乗り継ぎ電車通勤1時間。
●好物は、「白米、うなぎ、蕎麦」
職場では「ハンバーガーやコンビニ弁当」
●長生きの秘訣「101歳まで毎日8000歩から1万歩は歩いていた。」
5.現役医師、高橋幸枝さん(当時100歳)
●週1回の診察を担当する病院の理事長。決裁書類や決算書の中身を確認する業務をこなす。
●食事は細かいルールは決めていない。朝食はパンかご飯。
●長生きの秘訣「食べたいものを食べる。よく噛むことを意識する」
「百寿者に共通するのは、年齢が百歳を超えたという1点だけといわれるほど、長寿の秘訣を探り出すのは難しい」と述べられたうえで、5人のスーパー百歳の皆さんを取材した執筆者の伊田欣司さんは以下のように書かれています。
「実際に会ってみると、皆さんに共通しているのは、前向きな性格、負けず嫌い、明瞭な受け答え、ユーモアのセンス、肌の色艶の良さという似通った印象が残る」と。
そして5人全員が未来に目を向けていることが印象的だったそうです。
う~ん。
もし自分が百寿者になるためには、どの方のライフスタイルを参考にすれば良いのでしょうか・・・
それは、よく分かりません。
読者の皆さんはどのような感想を持たれましたでしょうか?
ただ、この記事に出てくる5人の百寿者は、スポーツや仕事を通じてどなたも「毎日、目的をもって活動しておられる」ことが共通点でありましょう。
また、食事も皆さん、ご飯・パン・肉・魚・豆、さらには「甘いもの」など、何でも召し上がっているようです。
「スーパー百寿者」とは、健康で自立した生活を過ごされている100歳超えの方々であります。
さ。
今回の記事の締めくくりとして、満を持してこの「スーパー百寿者」に登場して頂きます。
【敬老SP】入院していた100歳のおじいちゃんが毎日筋トレで凄い肉体を手に入れた。
筋トレに年齢は関係ない、、、衝撃のラスト3分&衝撃の腹筋。
【動画出典;ザ・きんにくTV 【The Muscle TV】】
何とこの動画では、我らが「腹筋崩壊太郎」こと、中山きんに君先生の100歳になられる御祖父が元気に登場されております!
肌つやも良く受け答えもしっかりされている、元気いっぱいの御祖父さまでございます。
さすが、いつも元気で明るい筋肉芸人きんに君先生のご親族。
この孫にしてこのお祖父さん有り!w
とにかく明るくて面白くて、そして人生に前向きな100歳お爺ちゃんです。
この動画を見ていると、気分がホッコリして、やがて涙腺緩む感動に見舞われること請け合いです。
少々長い視聴時間ではありますが、必見の動画です。
ヘルシー長寿研究会【2019敬老の日】シリーズ
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