「食物繊維」をモリモリ食おうYO!【特に穀物】③整腸効果&生活習慣病予防

人間のエネルギー源となっている「たんぱく質、炭水化物、脂質」という「三大栄養素」・・・
そのなかの「炭水化物」を構成する「糖質と食物繊維」のうち、エネルギーにならない食物繊維を除外して、もののホンではエネルギー源を「たんぱく質、糖質、脂質」としている解説や引用も多いですが、正式には「炭水化物」を三大栄養素のひとつとしているようです。
なお、国(厚生労働省)は、三大栄養素の呼称を改めて「エネルギー産生栄養素(えねるぎーさんせいえいようそ)」としているようです。

エネルギー産生栄養素バランス.png

引用マーク始め1.pngエネルギー産生栄養素(えねるぎーさんせいえいようそ)

食物中に含まれる身体に必須の成分のうち、たんぱく質・脂質・炭水化物の総称。
人間の身体になくてはならない栄養素のうち、エネルギー(カロリー)源となる「たんぱく質・脂質・炭水化物」を『エネルギー産生栄養素』と呼んでいます。
以前は、三大栄養素とも言われていました。
なお、栄養とは、呼吸、消化吸収、排泄、運動、成長、繁殖などの生活現象を維持し、健康な日常生活を送るために必要な物質を外界から摂取し、これを利用し、不要なものを排泄しながら生命を維持していくことを指します。
一方、栄養素とは、生活現象を営むために外界から摂取しなければならない物質のことであり、具体的には、たんぱく質やカルシウムなどがこれに該当します。
このように、栄養と栄養素には、明確な違いがあるものの、混同もしくは誤って理解されている場合も多く見受けられます。
【出典;厚生労働省HP「e-ヘルスネット」より引用させていただきました。】引用マーク終わり.png

そして、エネルギー源(カロリー)となる「三大栄養素」に、エネルギー源とはならないが体の調子を整える重要な栄養素「ビタミン・ミネラル(無機質)」を加えて「五大栄養素」といいます。
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引用マーク始め1.png代謝を促す手助け役のビタミンやミネラルが足りなければ、せっかくとった三大栄養素もエネルギーに変えられず、からだの中で余ってしまいます。
その余った状態が血液中に起きれば高血糖・高脂血症になるし、脂肪細胞に蓄えられれば肥満につながってさらに血糖値を上げやすい状態を引き起こします。
これが糖尿病の原因のひとつになっているのです。
【スリム鳴造蔵書;笠原友子著;「糖尿病は栄養をとれば健康に戻る」P28より抜粋引用しました。】引用マーク終わり.png

上記引用の笠原先生のおっしゃるとおり、ビタミン・ミネラル不足の食習慣により、現代人の生活習慣病発症者が増加している一面も見逃せないとスリムちゃんは考えます。

更に、炭水化物を糖質と食物繊維に分けて、エネルギー源の三大栄養素を「たんぱく質、糖質、脂質」とし、「ビタミン、ミネラル」と炭水化物から糖質を除いた「食物繊維」を加えた「六大栄養素」として紹介されているケースも見かけます。
三大栄養素(エネルギー源).jpg
六大栄養素.jpg
1.精製炭水化物の摂取増加
2.動物性たんぱく質脂質の摂取増加
3.上記1と2を包括した加工品の摂取増加
4.未精製食物の摂取激減

上記4つは、私が食生活部門における生活習慣病の原因と考えているものです。
いわゆる「糖質制限推進派センセ方」は、上記1のみをセンセーショナルに取り上げたのみならず、ここ10年では「急進化」してしまい、何と、食物繊維を含む未精製食材も含めた、人類にとって欠かせない最重要栄養素のひとつである「炭水化物そのもの」を悪者にしてしまいました。
日本人の肥満や糖尿病発症の原因として、糖質制限推進派センセ達は口角泡を飛ばす勢いで「糖質の摂り過ぎが原因なんだ!肉や脂は幾らでも食って良い」とし、何と「米や穀物などの主食を食うな!」としておられます。
しかし、残念ながら、そんなセンセ達の「米を食うと病気になる」とのご高説に対しては、下表の統計による「歴史」がせせら笑っているようです。
消費量の推移(農林水産省).gif
糖質制限推進派センセたちが「徹底的に悪に仕立てた米」は年々消費が減っているのに、成人病や肥満者や糖尿病罹患者が増えているという、厳然たる事実・・・・
そして、糖質制限推進派センセ達が「高たんぱく高脂質食が健康に良い。肉は体力の限界近くまで食って大丈夫」との発言との因果関係はないものの、統計では年々肉や脂の消費が増えると同時に、生活習慣病発症者が激増しているのです。
「炭水化物が人類を滅ぼす。肉脂は体力の限界近くまで食って良い。」と、人類史上類を見ない最低最悪のホンを書いた頭の悪いセンセ方がいましたが、統計上では真逆で、「炭水化物が減ったことと、肉脂の摂取過剰が日本人を滅ぼす」と書くのが事実に近いでありましょうwww
    ↓
カロリーバランスの推移.png
【上表は、厚生労働省の統計資料です。戦後70年間で脂質は何と7%から約30%と、大幅に摂取割合が増大しています!一方の炭水化物摂取割合は、8割から6割と大きく減少しています。】

つ・ま・り。。。は、です。
実際には「1.加工加糖された糖質過剰摂取」と「2.動物性タンパク質や脂肪の摂り過ぎ」の両方そして、それに加えた「3.上記1と2を包括した加工品の摂取増加」が、健康に良くないのではと推察しています。
そして、「4.未精製食物の摂取激減」とは、生の食材から遠ざかった食事が増えた生活習慣とも言えましょう。

カロリーバランスの比較.png

不足すると三大栄養素が十分にエネルギー(人体の構成および動力)に取り込めない微量栄養素であるビタミン・ミネラル・食物繊維。
本特集では、ややもすれば「糖質」や「炭水化物」などとごちゃ混ぜに一括りにされて、その存在を軽視され続けてきた「食物繊維」にスポットライトを当てています。
さ、それではここで再び厚生労働省HP「e-ヘルスネット」を引用して「食物繊維」について整理してみましょう。

引用マーク始め1.png食物繊維とは?

食べ物の中に含まれ、人の消化酵素で消化することのできない物質。
整腸作用など身体の中で有用な働きをすることが注目され、第6の栄養素といわれることもある。

食物中に含まれている、人の消化酵素で消化することのできない物質のことです。
多くの種類がありますが、水に溶けない不溶性食物繊維と水に溶ける水溶性食物繊維に大別できます。
不溶性食物繊維はセルロース・ヘミセルロース・キチン・キトサンなど、水溶性食物繊維にはペクチン・グルコマンナン・アルギン酸・アガロース・アガロペクチン・カラギーナン・ポリデキストロースなどがあります。
食物繊維は、便通を整えて便秘を防ぐうえで欠かせないものです。
また、脂質・糖・ナトリウムなどを吸着して身体の外に排出する働きがあるため、これらを摂り過ぎることによって引き起こされる肥満や脂質異常症(高脂血症)・糖尿病・高血圧など生活習慣病の予防・改善にも効果が期待できます。
日本人の通常の食生活では食物繊維を摂り過ぎることはほとんどありませんが、いわゆるサプリメントなどで多量に摂り過ぎるとミネラルなどの吸収を妨げることもあり、注意が必要です。
【出典;厚生労働省HP「e-ヘルスネット」より引用させていただきました。】引用マーク終わり.png


このこのさんによるイラストACからのイラスト.jpg
このこのさんによるイラストACからのイラスト


厚生労働省のご説明のとおり、食物繊維の果たす役割としては・・・・

●整腸効果(便通を整えて便秘を防ぐ)
●生活習慣病予防(脂質や糖を排出する働き)

そして、食物繊維は、通常の食生活では摂り過ぎということはないとの事ですから、逆に
「意識して積極的に摂取すべき」
なのでありましょう。

日本人の食物繊維摂取量.jpg
上表のとおり、日本人の食物繊維量は、年々下がっています。
特に、食物繊維を効率よく腸の奥まで届けて腸内細菌のご馳走となる「穀物由来の」食物繊維が激減しています。
今の日本人は「穀物由来の食物繊維摂取が少ない」ことも、色々な成人病や肥満につながっている一因ではないでしょうか?

そして厚労省は、「サプリメントなどで多量に摂り過ぎるとミネラルなどの吸収を妨げることもあり、注意が必要」と、「食物繊維はきちんと食物から摂りましょう。サプリ盲信にご注意」と注意喚起を国民に呼びかけて食物繊維の説明のページを終えています。

ネットやTwitterを検索しておりますと、最近では「糖質制限で体調が良くならない」人も増え続けているようです。
そのような「糖質制限不調者の顧客層」「異常に渾身や健康に拘ってメンタル壊れた層」を商機としターゲットとした「糖質制限食事法やダイエット法」が、今や多派化・急進化・過激化してしまい、多くの「宗派」ができているようです。
そして「微量栄養素(ビタミンミネラル食物繊維)不足はサプリやビタミン剤やプロテインで補えば良い」との片寄った食事法が、「さ迷える健康オタクジプシー民」の間で、のめり込んでいく人も多いようです。
それこそが「承認欲求が強い人が陥りやすい、21世紀ネット時代のもう一つの恐ろしい病巣である」と、スリムちゃんは考えます。

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上記画像は、私が約30年前に購入して蔵書していた本です。
長い間、本棚で埃をかぶっていたこの本を、最近じっくり読んでいます。
糖質制限も実践してそのメリット・デメリットを体験している私ですが、この本は初版「平成元年」という大変古い本でありながら「食事と健康」について大変役に立つ情報が満載であります。
私は今、丸元先生のこの本を噛み締めるように大切に大事に、読んでいます。
この本に書かれている「食事と健康」のポイントとして

・摂取すべきは全粒穀物、果物、野菜、ナッツ、豆、植物性たんぱく質
・控えるべきは赤い肉、加工肉(ソーセージ、ベーコン、ハム)、砂糖入り飲料
、精製炭水化物食品

つまり、
「精製していない、食物繊維ビタミンミネラル豊富な穀物を摂取しよう」
「加工された食品を控えて、新鮮でなるべく未加工のものを摂取しよう」と、言うものです。
このメッセージは、平成の30年を通り越した「令和の入口に立つ現在」こそ、再び新たに脚光を浴びてくるものと思われます。
この丸元先生のアドバイスこそ、本特集「食物繊維をモリモリ食おう」ひいては「生涯スリム&ヘルシーを
目指す」当ブログの水先案内人になってくれるものでありましょう。

ところで、この丸元先生のご説に対して、糖質制限というビッグビジネスと化した宗教が幾つもの枝分かれ・分派したあげくの「排他的でブサイク教祖センセを頂点とした各宗派」の中の人が、陰湿な批判をしているYoutubeを見てしまいました。
「メガビタミン」とかいう特に怪しい一派で、そのグループの幹部センセらしき男性が、「今、水溶性食物繊維が流行ろうとしているが、その提唱者だった丸元先生は78歳でお亡くなりになられた」と・・・・・・

この幹部センセ「メガビタゾンビ」は、「食物繊維取ったら長生きできない」とでも、言いたいのでしょうか・・・・
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メガビタゾンビは「今、食物繊維が流行ろうとしている」と発言し、焦燥感や危機感を隠そうともせずヒンヒンメソメソとYoutubeですすり泣いていますが、食物繊維摂取の重要性は「流行りではなくて、国(厚労省)も推奨している国民への健康喚起」でありましょう。
同時に、厚労省は「サプリ過剰摂取に注意」との注意喚起を呼び掛けています。
「長期的な」健康維持を望む人は、決して「メガビタゾンビ」が勧める「糖質制限+ビタミン+プロテインでの食事療法」なんか実践しないことが重要でありましょう。
サプリやビタミン剤の日常的な長期服用は、「加工された糖質や動物性脂質が中心の食事」で生活習慣病が増えていることと同じで、体に負担をかけてしまい、ましてや「サプリやビタミン剤が手放せない人生」という事にもなりかねません。
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ビタミンサプリを日常的に反復継続して摂取することで精神的にも手放せなくなることは、盲信信者/リピート顧客となって、クソ医者やそのグループにお布施を続けることでもありましょう。
食物繊維ビタミンミネラルなどの微量栄養素については「しっかりと食物から摂取する」ことを、おススメ申し上げます。
(可及的速やかな治療が必要な方で、対症療法として一時的にビタミン・サプリを要する人もいるでしょう。そういう方は、ブサイク医師を頂点とした宗教的FBグループなんかに参加しないで、正式な保険適用での医師の診療の元で、安全に実施されることをおススメ申し上げます。)


次回は、食物繊維の役割を取り上げてまいります。


「食物繊維」をモリモリ食おうYO!【特に穀物】シリーズ

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