1.小麦粉を水で溶いたものを薄く伸ばして生地を作る。
2.焼いた生地の上に野菜や肉といった具を重ねてひっくり返す。
3.生地でふたをして「蒸し焼き」にするのが特徴。
4.中華麺を加えることが多い点と、具材としてもやしを用いることが
決定的なオリジナリティとなっている。
↑
~~ウィキペディア「広島風お好み焼きの特徴」より抜粋~~
3.生地でふたをして「蒸し焼き」にするのが特徴。
4.中華麺を加えることが多い点と、具材としてもやしを用いることが
決定的なオリジナリティとなっている。
↑
~~ウィキペディア「広島風お好み焼きの特徴」より抜粋~~
そして、我らが「ヘルシー広島焼2号」においては、上記特徴のうち
1の「小麦粉」を水で溶いたもの~を以下のとおり変更したものです。
↓
「大豆粉・粉チーズ・グルテンパウダー」を水で溶いたもの~
さ。次は「一般広島焼」と「ヘルシー広島焼2号」の
栄養成分を比較してみましょう。
栄養成分を計算するお好み焼きの材料は、おおまかですが、
「生地、キャベツ、もやし、豚肉、卵、中華麺その他調味料等」
・・・・で、作られたレシピとします。
栄養成分は、ホンやネットでに数多く掲載されておりますので、
5つほどのレシピを適当に抽出して、その平均値を
「一般広島焼」の栄養成分として概算計算いたします。
Aレシピ | Bレシピ | Cレシピ | Dレシピ | Eレシピ | |
総カロリー ㎉ | 869 | 764 | 571 | 652 | 639 |
たんぱく質 g | 26.75 | 26 | 18 | 23.1 | 28.2 |
脂質 g | 45.46 | 26.8 | 35.7 | 23.2 | 16.8 |
糖質 g | 74.3 | 92.4 | 37.4 | 77 | 85 |
食物繊維 g | 8.3 | 7.2 | 4.6 | 5.3 | 9 |
上記5レシピの平均値を計算します。(A+B+C+D+E)÷5 ∴
①「一般広島焼の栄養成分」
・エネルギー 700㎉
・たんぱく質 24.4g
・脂質 29.6g
・糖質 73.2g
・食物繊維 6.8g
次に、「ヘルシー広島焼2号」の栄養成分を概算計算します。
計算式は、上記Aの「一般広島焼、栄養成分」から、
生地の栄養成分を除いた「生地以外の栄養成分」を求めます。
そして、
「生地以外の栄養成分」に
「ヘルシー広島焼2号の生地栄養成分」を加えて算出します。
*生地の栄養成分表→ヘルシー広島焼2号【14】生地作り。混ぜ混ぜ♪
②「ヘルシー広島焼2号の栄養成分」
・エネルギー 702㎉
・たんぱく質 38g
・脂質 37.5g
・糖質 44.2g
・食物繊維 8g
Oh yeah!上記のとおり、「一般」と「ヘルシー2号」の
広島焼の栄養成分を計算しました。(概算なので、ご容赦ください。)
2つのお好み焼きの総カロリーはほぼ同じ数値でありながら、
ヘルシー2号広島焼は、一般広島焼と比較して
・たんぱく質が約1.5倍、脂質が約1.3倍の「栄養力アップ↗」
・糖質(血糖を上げる)が、約4割減の「ヘルシー力アップ↗」
・・・・という、「高タンパク高脂質かつ低糖質」を目指す
ヘルシーレシピに近づいた一品であると言っても良いでしょう!
ところで、
厚生労働省の『日本人の食事摂取基準(2015年版)』によりますと、
3大栄養素の摂取目的比率の理想は、おおよそで以下のとおりです。
厚労省: たんぱく質15%:脂質25%:炭水化物60%
一般広島焼: たんぱく質18%:脂質22%:炭水化物60%
(炭水化物=糖質+食物繊維、お好み焼きは糖質が8~9割)
どうですか?
一般広島焼は、厚労省の推奨する摂取バランスと、ほぼ一致していますね。
「一枚で色々な栄養素が取れる広島焼」という宣伝文句には嘘偽りはなく、
豚肉や卵でたんぱく質やビタミンが取れるし、キャベツなど野菜もたっぷり。
た・だ・し。。。。。。。。。。。。で、ある。
お好み焼はやはり生地と麺の「小麦粉のダブル糖質祭り」であるゆえに、
気を付けて食べないと、太りやすい食材であることも事実でありましょう。
(この事実、広島では言ってはいけません。空気を読めって奴かw)
そ・れ・に・加えて。。。。。です。
お好み焼と言えばビール、ビールと言えばお好み焼き・・・
・・・という人が多いでしょう。もちろん、メタボ時代の私もMeTooでした。
しかし、ビールや日本酒などの「醸造酒」は糖質が多く含まれているため、
中高年の人(私も含む)は、若い人と較べて糖を取り込む筋肉量や
糖処理機能が落ちているために、
「ダブル糖質祭りのコナモンお好み焼き」+「ビールをグビグビ」
=「糖質の摂り過ぎ→ブドウ糖が血管にあふれる」
∴「血管を傷つける→糖尿病発症」・・・と、なるリスクも考えられます。
さて、上のほうで書いた栄養成分比率に
「ヘルシー広島焼2号」の数値を加えます。
厚労省: たんぱく質15%:脂質25%:炭水化物60%
一般広島焼: たんぱく質18%:脂質22%:炭水化物60%
ヘルシー2号: たんぱく質30%:脂質30%:炭水化物40%
ヘルシー広島焼2号は、厚労省や一般焼に比べて、たんぱく質2倍です。
脂質もたっぷり取れ、炭水化物(糖質は大幅ダウン、食物繊維はアップ)は
約35%ダウンなので、
ヘルシー広島焼は、一般広島焼より栄養豊富でヘルシーなレシピなのです!
(ドヤッ!ここは誰が何と言おうと自慢させて頂くわwwwww)
でも、それでもなお糖質が1食で44gもあるので、糖尿病宣告を受けた私とか、
血糖値が高い予備軍の人などにとっては、ヘルシー広島2号であっても、
お好み焼自体が「要注意レシピ」であることに変わりありません。
今回のヘルシー2号は「生地は糖質オフに成功したが、麺はそのまま」なので。
まー、月に1~2回ですかね。お好み焼きを食べるのをオノレに許すのはw
ビールも500mlを1本だけで、あとは焼酎に切り替えるで、手を打ちましょう。
(あくまで、私の方向性。読者の皆さんは各々自己判断してくださいませ)
次回は、
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