【アイタタタタッツ!!!激痛】尿路結石は糖尿病と関係あるの?【1】

「えぇ~っと・・・・・石では、ないですね・・・」・・・2016年7月中旬。ここは真夜中の総合病院、救急診療。若い医師の診療の見立てだ。医師はマウスを片手に、緊急患者の「血液検査の結果票らしき紙」と、「映し出された腹部エコーのモニター」を交互に見ている・・・

点滴を受けながら診療台に寝かされた、痛みと戦いぐったりした緊急患者の男が、診療結果を聞いている

・・・・・その、お・と・この名は!

「メタボ豚造(´(00)`)」・・・身長174cm、体重85㎏、当時53歳。の、私。
(ちなみに、今の私は、スリム鳴造(^∀^)ノ゚、体重63kg、55歳である。)

この日私は、就寝前のキリキリした下腹部の激痛が収まらず、その症状から、直近11年の間に2回発症していた「尿路結石」であろうと自己判断し、強い痛みのため自分では運転が出来ないので自家用車の後部座席に横たわったまま、妻の運転で夜間緊急診療の病院に現われたのであった。

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若い医師 「えぇ~っと・・・・・石では、ないですね・・・」

メタボ豚造「ええっ?先生・・・っ。い、石ではないとすると、うっ、じゃ一体あの激痛は、何の病気・・」

点滴が効いて痛みがほぼ収まりつつあったものの、これまで発症していた尿路結石ではないという診療結果により、腹部激痛の原因が判明していない事が、心配になりました。重大な、何か健康や今後の人生に決定的な疾患なのか・・・次の瞬間には恐怖と不安に陥りました・・・・・しかし。。。ここは救急診療の夜間緊急の現場だ・・・

メタボ豚造「い、石ではないとすると、うっ、じゃ一体あの激痛は、何の病気なん・・」

「ですか?」と、豚造が言うより先に・・・医師が答えた。

若い医師 「・・・う~ん。何でしょうか。普段行きつけの病院で、一度詳しく診てもらったら如何でしょうか?」

メタボ豚造「あ、あの・・・センセ・・痛みの、げ、原い・・ん・・は一体・・」

若い医師「それでは私は、これで!」(ピシャリ!)

メタボ豚造「・・・・(´(00)`)・・・」 

ここは次から次へと緊急患者が運ばれてくる夜間救急診療。容態の悪化した重篤な患者も多いはずだ。高齢者や小さな子供のような体力の劣る患者であれば、一刻を争う、緊急医療の戦場なのだ・・・。高齢者でもなく緊急疾患でもない、クソデブとは言え、痛み止めの点滴を打ったら回復した、壮健な50代の男(メタボ豚造)にいつまでも関わっている暇など、ないのだ。残り少なくなった点滴液に繋がれた私(メタボ豚造)を残し、若い医師は、次の患者への対応のためか、踵を返してすばやく立ち去っていった。

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(それにしても、深夜救急の場合の診療代は、当然かなり高額です。点滴を終えて少し休んで痛みが収まって帰宅する前には、病院の事務方が「診療費精算機」の前までご案内して下さいます(苦笑)この日は血液検査、点滴、超音波エコー、痛み止め薬の処方などで、合計約1万円弱の診療代でしたね。このように急に体調が悪くなって高額なお金がかかるのを予防するためにも、普段から「スリム&ヘルシーな生活」を心掛けてまいりましょう!)

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この頃の私は、「多忙」を自分への言い訳にして、健康診断を受けておらず、体重計にも載らず、数年前までの運動習慣(年に数度、市民ランニング大会に参加していました。)も行っておらず、「食べたいものを腹一杯食べる」生活を過ごしていました。「食べたいもの」とは、「どんぶり白米、うどん、ラーメン、そば、菓子パン、甘いコーヒー、スナック菓子、カップ麵」などが中心でしたね。当時は体調が日常的に悪く、次のような症状がありました。

(2016年8月4日の糖尿病宣告の後すぐに、自分に起きている不調症状を箇条書きにメモしておいたのが、このブログで記事を書くときに役立っています。)

1.「激しい喉の渇き」

2.「就寝中尿意で目ざめ」

3.「就寝時の大イビキ(無呼吸症候群?)」

4.「日中の激しい眠気」

5.「就寝時に頻繁なこむら返り」

6.「就寝時の呼吸困難(低血糖症?)」

7.「股関節の痺れや膝の痛み」

8.「起床時の右側後ろ頸動脈の痛み」

9.「虫刺されではない太ももに大量発生している謎のブツブツ(湿疹)」

10.「足の、主に親指の爪が黒く変色」

11.「ぎっくり腰、五十肩」

・・あと、お腹がすいた時のイライラ感が以前より増しているような気がしていました。それに加えて、その前年に追突事故に遭って頸椎捻挫で通院していた事もあったり、夜間の真っ暗な道を歩行中、道と勘違いして誤って側溝に転落してしまい、頭を庇うため咄嗟に右腕を受け身に使うと右指薬指骨折で救急車で運ばれたりと、体のどこかが絶えず不調・不快の状態でした。

そして、さ・ら・に。。。。。。。。。で、ある。

直近約11年間で、複数回発症していた

12.「尿路結石」が、ありました。

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そ、し、て。。。。。 上記の「夜間救急診療」から約半月後・・・・・2016年8月4日に、私自身が前に通っており、親族も世話になっている大病院で、改めて血液検査を受けました。

(上記のとおり、夜間救急診療を受けた時も血液検査は実施していましたが、その時の医師は結果について何も言ってくれませんでした。  恐らく、私が点滴で痛みが取れて緊急対応状態ではなくなったからで、あとは行きつけの病院なりの診療を受けてください・・との事だったのでしょう。この対応は緊急救急時には当然であったろうと思います。) 

その結果・・・・

女性医師 「検査の結果です。糖尿病ですね。」

メタボ豚造「え?糖尿病・・ですか?(一瞬で恐怖におののく私)」

女性医師「血糖値とHbA1cがオーバーしています」

メタボ豚造「ヘ、ヘモグロビンエーワンシーって何なんですか?」

・・・糖尿病と聞いて私は当然ですが、狼狽しました。“一生治ることがなく一生薬を飲み続けなければならない”、“症状が進むと、インスリン注射や透析が待ち受けている”、そして“心臓病、失明、腎不全、足の切断といった合併症"・・・そのように見聞した病状の知識は、もちろん人並みにはありますので、その病気が大変厄介なものであることは「頭では理解している」つもりでした。と、同時に、恥ずかしながらHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)という、過去数か月間の血糖値の平均値という検査項目名は無知だったのです。

「病名は知っているし、症状などもある程度知ってはいたが、しょせん他人事であって自分の身に降りかかるまでは詳細は知らない」それは、過去約11年間で2回発症した尿路結石の時もそうでした。最初に発症する前から多くの方から実際の症状や痛みを聞いていました。でも自分が実際に尿路結石を発症するまでは他人事でした。そして今。再び・・・。

糖尿病・・・・・・・恐怖におののくと同時に、かっこいい風に言わせてもらえば「病気に立ち向かうため」、宣告されたその日から、2ちゃんねるなどのネット情報や、ホンや動画を見まくって勉強させていただき、私のような「2型糖尿病(*注意)」に罹患した人は食生活を改善すれば、健康に戻れることも出来るとの情報を得て、その後、血糖値を始めとした血液検査の数値もほぼ正常になって、上記に箇条書きで記した「数々の体調不良」も、11.の「ぎっくり腰、五十肩」を除いては、現在のところは、再発や症状もなく元気で過ごすことができています。そう、正に「情報や検索こそ、最高の治療・薬」なのです。」


(*注意)2型糖尿病とは?(出典;ウイキペディア、「2型糖尿病」より抜粋)

https://ja.wikipedia.org/wiki/2%E5%9E%8B%E7%B3%96%E5%B0%BF%E7%97%85

                             

2型糖尿病(にがたとうにょうびょう)は高血糖症インスリン抵抗性、相対的インスリン不足が特徴の長期的代謝異常である。一般的症状は多渇症(異常な喉の渇き)、多尿症、原因不明の体重減少である。その他の症状には多食症(空腹感の増加)、疲労感、傷が治らないまたは治りにくいことが含まれる。ほとんどの症状は少しずつ現れる。長期の高血糖症による合併症には、心疾患、ストローク、糖尿病網膜症 があり、結果的に失明、腎不全、手足の血流の悪化による手足の切断などがある

2型糖尿病の1番の原因は肥満と運動不足である。人によっては遺伝的になりやすい場合がある糖尿病の約90%が2型糖尿病であり、その他10%は1型糖尿病妊娠糖尿病である。




さて、記事のタイトルは「尿路結石と糖尿病の関係」でした。


現在おおむね、体調不良の諸症状も収まっていますが、やはり心配なのは、「アノ恐怖の激痛の再来」・・・・そう、尿路結石の再発です。糖尿病発症前の「メタボ豚造」時代は、医者から処方されたボルタレンという痛み止め座薬を冷蔵庫にストックしておりまして、激痛が起こる予感があった症状の時は、あわててお尻から差し込んで発作を抑えていたつもりになっておりましたが、今は使用期限もはるかにオーバーしたので、痛み止めもすべて廃棄しております。

・・・「もう痩せたし血糖値も安定してるから、結石はできないし・・激痛も、ない、よね?たぶん・・でも、さて?」

心配のタネが消えない理由。

     ↓

実は、糖尿病発症後に「血糖値を下げる、健康的に痩せる」ため、「タンパク質脂質などの栄養をたっぷり取って、血糖値を上げる糖質摂取を抑える」という食事法を勉強したのですが、同時に「尿路結石」の治療食事についての情報にも接しておりました。それは・・・・・

                   ↓

尿路結石になる食事の原因として、戦後の食生活の欧米化により、「動物性脂肪や動物性たんぱくなどの摂取が増えたことによる、高脂肪・高たんぱくの食事、野菜や海藻の不足など」が原因として考えられる・・・・・

                   ↑

・・・・・と、記載されているホンやネット情報が多かったのです。つまり尿路結石を防ぐためには「タンパク質や脂質を減らすべき」と書かれている情報が多く、私が勉強してきた糖尿病を治すための「タンパク質と脂質の摂取を増やす(糖質は控えめ)」という食事法とは相容れない内容なのです。そのまま情報を読めば、真逆と言っても良い内容でしょう。


た・だ・し。。。。。。。。。。。。。。。で、ある。


そうは言っても、私自身は、糖尿病を治すための食事法(タンパク質と脂質の摂取を増やして糖質は控えめ)を実践した効果により「健康的に過ごしている」のは事実ですし、そして、糖尿病発症宣告から今日までのここ2年間では、尿路結石も発症してないし、その痛みの予感(下腹部がチクチク痛み始める)も一切ないのです。

このシリーズはで、糖尿病を治すために有効であると私が信じて実践してきた栄養豊富な「高タンパク高脂質」な食事習慣が、巷で言われているように「尿路結石を発症し易い」のか、それとも、それは「古い常識、通説」で実際は違うのかどうか、ググってみたり、自分の経験から、予想したいと思います。(お医者さんなどの専門家ではないし、エビデンスもなく、私個人の感想記事だと思って読み進めて頂けましたら幸いです)

アイタタタッタタッツ!!・・と、尿路結石の痛みを知ってる皆さん。ぜひ続編も、お読みくださいませ!!!

 

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