【番組感想】糖質制限ダイエットは正しいのか?⑯馬鹿夏井vs阿呆幕内

番組名「深層ニュースFRIDAY」(BS日テレ)
特集「糖質制限ダイエットは正しいのか」の視聴感想記。。。。
「16回目」です。
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2016年8月4日・・・・・
「糖尿病」という診断を頂戴した当時53歳のブログ主「スリム鳴造(当時はメタボ豚造)」
その日から、巨大掲示板2ちゃんねる(現5ちゃんねる)の「身体・健康板」で糖尿病関連のスレを猛烈な勢いで読み漁りました。
罵詈雑言、玉石混交、真実大嘘、親切罵倒が飛び交う便所の落書きとも揶揄される「巨大掲示板」・・・
多くの人々の書き込みを見ていると「糖質制限」というキーワードが頻繁に出てくる事に気が付きました。
糖質制限の効能に惹かれたというよりも、賛成反対問わず忌憚遠慮なしの人々が織りなす「膨大なむき出しの書き込み」に惹き込まれたと言えます。
そう、私は無数無名の人々が、文字の世界で殺伐と交差するこの「巨大掲示板」が居心地が良いという、根っからの「2ちゃんねらー」でありました。
次に私は、Googleで「糖質制限」を検索し、ヒットした関連動画数十本を次から次へPCにダウンロードしたりお気に入りに入れたりして、デスクワーク時にはそれら数十本の動画を聞きっ放し(講演者の話に引き込まれた動画は一旦仕事の手を休めて、視聴した。)にして仕事することが、それから約半年間のルーティンになりました。
さ・ら・に。。。。。で、ある。
動画で見た「糖質制限を勧める人々」のホンをすみやかに大量に買うために、毎週日曜日はリュックを背負って大型書店へ行くのが、やはり半年くらい続きました。KIMG1972.jpg
その結果、購入した健康関連民間向け書籍(医学書ではない)は、糖質制限関連ホンを中心に約80冊近くに及んでしまいました。

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【画像出典;スリム鳴造蔵書「糖尿病治療の深い闇」著者;桐山秀樹】

上記画像は、私が健康関連ホンを買い漁っていた当時、ごく早い時期に購入して何回も繰り返し読んでいた本です。
著者は、旅やホテルに関する著作を数多く発表されているというノンフィクション作家である桐山秀樹先生。
桐山先生は、57歳当時「身長167.8cm、体重最大92㎏」で糖尿病宣告されて、その後「糖質制限食事法」により1年半後のこの本を執筆された頃(2011年秋)には体重が25kg減量し血液検査の結果も正常化されたと書かれています。
この本は、桐山先生の「糖質制限」実践記、そして従来の糖尿病治療の問題点などドキュメンタリータッチで描かれており、大変読み応えのある1冊でした。

大げさでもなんでもなく「人生の分かれ道たる"糖尿病発症"」に対して、何も手を打たず、反省もせず、ただ流れに任せて「栄養も考えない、糖質の摂り過ぎも気がつかない」で、「医療機関に任せる」という事にしていたら、今頃は私自身、恐らく「体重は減っておらず、薬による低血糖を防ぐために糖質食いまくり、で、薬の種類がどんどん増える」という状態に陥っていたかもしれません。
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一方で「糖質制限の実践」にしたって、「糖質制限を推進するお医者センセに対して反証検証もせず、ただ崇拝する」ような姿勢だと「お医者様に任せる」と全く同じで、短期的に効果はあっても長期的には健康状態は長くは続かず、しかも「糖質を敵」と見做しているから「代謝機能や糖耐性機能が悪化」していいたかもしれません。
「糖質制限」イラストレーター  acworksさん.jpg

医者でもない専門家でもない「ひとりの糖尿病発症者」である桐山先生が、プロの作家のテクニックで赤裸々に綴っている本の内容に、2016年夏当時の糖尿病発症直後の私は、桐山先生の体験談や医療を取り巻く状況について正に「感情移入できる、等身大のリアル本」として、大いに役立たせていただいた「渾身の1冊」でありました。

なお、桐山先生は、私が糖尿病発症した2016年8月に先立つ同年2月に心不全でお亡くなりになられていたことも、この本を購入した当時には当然ネットニュースで頻繁に検索で登場しておりましたので知っておりました。

もちろん、ネットでは糖質制限実践者の死について様々な憶測が語られていましたが、それも含めて私は「治療としての糖質制限食事法の有用性」と「糖尿病という病気の恐ろしさ」を教示いただいた桐山先生の著書が大いに役立ち、糖質制限を実際に実践して効果があったので、桐山先生には感謝の言葉しか見当たりません。
「自主的に病気と向き合う」のは誰でも難しいです。
私もです。
その中で同じ糖尿病発症者として、桐山先生はご著作を通じて「病気と立ち向かう勇気」を私に授けてくださいました。


桐山先生。
本当に、ありがとうございました。

糖質制限ダイエット【賛成派】

 ●夏井睦・・・「日本糖質制限医療推進協会 顧問」
   著書「炭水化物が人類を滅ぼす」
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糖質制限ダイエット【反対派】

 ●幕内秀夫・・・「管理栄養士」
   著書「世にも恐ろしい糖質制限食ダイエット」
  ●日比野佐和子・・・「医師(VTR出演)」
     著書・・・著書多数(健康食事法、目が良くなる本など)
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【前回のあらすじ】
「つまり具体的にいうと、じゃ、糖質制限ダイエットが与える悪い影響はなんでしょうか?」
と、男性司会者がご質問されました。その回答として・・・・・・

糖質制限ダイエット「反対派」幕内先生
             ↓
 ●今回ブームになった背景には、糖質制限で3ヶ月で20kg痩せたというホテル評論家の方の書いた本が大ヒットした事も大きな原因である。
 ●そのホテル評論家の方が61歳で心筋梗塞で亡くなった。
 ●それで一挙に医療関係者から「(糖質制限は)おかしい(危険)」という声が上がり始めた。
 ●痩せることは間違いないが、長期に実践することの安全性は検証されていない。


糖質制限ダイエット「賛成派」夏井先生
    ↓
 ●(糖質制限は)全く安全だと思う。
 ●(糖質制限を実践して)僕は今8年間で、江部先生は20年近い。
 ●20年やって何ともなければ、あと20年(長期的実践)やっても大丈夫じゃないか。

糖質制限ダイエットが与える「悪い影響」について、反対派の幕内先生は「有名実践者が亡くなったことで危険性の声が上がり始めている」とし、社会の受け止め方の変化は解説されましたが、「人体に及ぼす生理的危険性」は一切ご回答されませんでした。
一方の賛成派の夏井先生にしたって、「僕や江部先生が長期間実践してるから全く安全」とされており、「片寄った食事法でどのように人体にとって安全なのか」はご回答されていません。幕の内弁当のイラスト3.png夏ちゃん.png


う~ん。。。う、ぬぅ・・・・

なお、番組ではこの後、当特集記事では既にご紹介した「反対派;日比野佐和子先生」がVTR出演され、ご自身の経験談として「長期間、糖質制限ダイエットを実践して命の危険を感じた」と証言されるのですが・・・
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(夏井先生の「僕や江部先生が長期間実践してるから全く安全」とのご発言を受けて・・・)

幕内先生【談】
みんな、その、数名の話ばかりなんですよ。それが大規模調査・・・・
夏井先生【談】
(幕内先生の話を強引に遮って)
それから、さっきの「ホテル評論家」の方、「桐山さん」っていう方なんですけども・・・・

糖質制限が人体に与える悪い影響は具体的には語らず、個人のことは言いたくないといいながら「ホテル評論家の死」を「世にも恐ろしい糖質制限」と結び付けようとする、反対派幕内先生の回りくどい態度は、視聴者としてあまりいい気持ちはしない。
だが、「繰り返すブームに過ぎない」という主張の中での、「糖質制限を推進していたホテル評論家の死」とあくまで「社会的に話題になった一件」として語っているのでは致し方あるまい。

と・こ・ろ・が。。。。。だ!!!

ここで賛成派の夏井先生が突然、例によってお相手の話を遮って、誰も聞いてもいないし、既に次の話題に変わっているのに、ワザワザ「さっきのホテル評論家の件だが・・・」と持ち出して蒸し返して、何と「桐山さん」と実名を生放送で出してしまった。

夏井先生【談】

それから、さっきの「ホテル評論家」の方、「桐山さん」っていう方なんですけども・・・・
彼が糖質制限を始めたのは、もうあの、血管病変がもう末期状態で始めたんですよ。
で、あれから元に戻ることはないんで、一応血糖も下がったしヘモグロビンA1cも下がりましたが、末梢血管の状態も実は最悪の状態でして、何年かか来てて、しかも、心臓の血管の状態も良くなかったみたいです。

ですので、アレ(桐山先生)は、もう、仕方・・・、僕の良く知っている人ですけど、アレ(桐山先生)はもう仕方ないと思います、あそこまで血管の状態が酷ければ・・・・・

何言ってんだこいつ.jpg

ちなみに、桐山先生の死因は「心不全」ということ以外は一切発表されていません。

ですので他人様の死因をどうだこうだと偉そうに語るのは、すべて他人の勝手なそれぞれの立場や商売による「我田引水」になります。
内輪やご自身のブログならともかく、公共の電波では「他人様の死因をこうだったああだったと断定気味に語る」は「馬鹿以外何者でもない。」と言っても過言ではなく言い足りないくらいです。
それが、たとえ、糖質制限ダイエットに賛成だろうが、反対だろうが・・・・だ。

おい!

よくもまあ、夏井は他人様を名指しして「アレは血管ボロボロだったんだ」と、生放送で全国の視聴者に向けてペラペラしゃべり倒せるものだな!
ご存命当時の桐山先生に面と向かって言えるのかよ。
「死人に口なし」・・・性根が腐っている。
何者でも何様でも何某でもない・・・・・・・・・・・・・・


幕内先生【談】

私も(桐山氏の死因が)糖質制限食だけが原因だとは思っていません。
とにかく、食事の問題は因果関係が難しい・・・・・・

夏井がバカなら、幕内はアホである。
幕内は、なぜ人類にとっての炭水化物や糖質の重要な役割を、視聴者に語らなかったのか?

夏井「小腸で全部グルコースになるだろ?」
幕内「はい、なりますよ、でも」

はい、なりますよ・・・じゃないでしょ!
「未消化性でんぷんは小腸で吸収されず、大腸に届いて短鎖脂肪酸を産み出し、人体に有用です」と、なぜ糖毒馬鹿の夏井先生に言わないのか?
「はい、なりますよ」・・・じゃないよ。
「複合も単棟もすべて糖質が悪。覚せい剤と同じく人類に毒」と明らかに人類最低最悪の持論を展開する夏井に、なぜ、複合糖質における食物繊維や腸内細菌やビタミンミネラルの有用性の話で対抗できなかったのか?

反対派の幕内は、結局、糖質制限ダイエットの人体に与える影響についてはしっかり語らなかった。
「7年周期だ、ブームは繰り返すんだ、ホテル評論家が死んで危険性が騒がれ始めたんだ」と、評論家風情で社会現象しか語らないアホであろう。

もちろん最大のバカは、世に名が出ている作家さんとはいえ、亡くなった方の実名をここで出して生放送事故を起こした夏井なのではあるが・・・・・
「ホテル評論家の方」と言えばいいのに、敢えてワザワザ「実名」を出すところに、夏井の夏井による夏井のための夏井が考える「炭水化物が人類を滅ぼす利権」を何が何でも死守したい必死さが伝わってくる。


さて、下記のリンク先に、この番組進行を書き起こしたサイトがあります。

もちろん、夏井先生が勝手に死因をでっちあげて桐山先生を貶めたチャプターは、当然、品位に欠ける内容で、倫理的にも今や何の反論もできない死者である他人様を好き放題自己解釈で語るという、あまりに頭の悪すぎる馬鹿な内容なので、上記書き起こしサイトでは一切、再現されていません。

【高雄病院 食生活10箇条】

1.主食は未精製の穀物が好ましい(玄米、全粒粉のパンなど)
2.白パン・白砂糖など精製炭水化物の摂取は極力減らす
3.発酵食品(味噌、漬物、納豆など)をきちんと食べる
4.液体でカロリーを摂らない(飲み物は水、番茶、麦茶、ほうじ茶など)
5.魚介類はしっかり食べ、旬の野菜や海藻はしっかり食べ、旬の果物も適量採る
6.季節の野菜や海藻はしっかり食べ、旬の果物も適量摂る
7.オリーブオイルや魚油(EPA,DHA)など身体に良い油脂は積極的に採る
8.牛乳は極力減らし、チーズやプレーンヨーグルトは適量摂る
9.できる限り化学合成添加物の入っていない安全な食品を選ぶ
10.食事は楽しく、ゆっくり、よくかんで

【スリム鳴造所蔵;糖尿病治療の深い闇(著者、桐山秀樹)P109~110より引用】

上記引用は、夏井先生から「アレ(桐山氏)は最初から血管ボロボロだったから仕方ない」と、全国民に向けて貶められてしまった桐山秀樹先生のホンからの引用「食生活10箇条」です。 

「未精製炭水化物の摂取、発酵食品、ビタミンミネラル、液体糖質の危険性、旬の野菜海藻・・・」

非の打ちどころのない、素晴らしい10箇条である、と、スリムちゃんは思います。

そして皮肉なことに、この素晴らしい「食生活10箇条」こそ、糖質制限で夏井先生が師匠と仰ぐ京都高雄病院の江部先生の「一般の健康な方への10箇条」として紹介されているのです!!!

 もちろん、糖尿病患者に対する10箇条を別に用意されている江部先生ですが、とにかく上記引用の10箇条こそは、すなわち本番組の視聴者層である「糖質制限ダイエットに関心のある一般の健康な日本人」に向けたものと同等として見做して良いでしょう。

健康な人に対して江部先生は「主食は未精製穀物を」と、はっきり、しかも「第1条」で、力強く宣言されておられます。

しかもしかも「海藻、野菜の積極摂取」と「魚介類はしっかり、肉は適量」と、何と長寿食にも言及されています。

江部先生は「精製炭水化物を減らして、主食は未精製(複合)穀物で」など、反対派の幕内先生と同じおススメをされていることに驚きます。

夏井先生の「複合も精製も糖質は摂取自体が危険」という考えと全く違うのが、江部先生の健康な方へのかつてのメッセージだったのです。

「炭水化物が人類を滅ぼす」などといった、人類史上最低最悪の愚かな主張は1ミリたりとも入っていない江部先生の10箇条でありましょう。

それが、なぜ?

なぜなぜなぜ???

なぜどうして、「糖尿病の治療法としての糖質制限」が拡大解釈されて、捻じ曲げられて「一般人のダイエット法としての糖質制限」として、「糖質は経口自体が悪だ」という人類にとってあり得ない、激しい主張をしてカッコ悪い癖に「驚異のダイエット法だ」と煽りまくった夏井先生を顧問にした「糖質制限推進医療協議会」と成り下がって落ちぶれてしまったのか・・・・

桐山先生ありがとうございました.jpg

【画像;スリム鳴造蔵書、桐山秀樹先生の著作2冊】

さて、ここからは、特定のセンセ盲信一派やFBグループなどに一切属さない自由人、私スリム鳴造が「糖質制限実践者の底辺1市民」として、以下の通り、糖質制限食事法を世に普及してくださった桐山秀樹先生に謝意をお伝えしたいと思います。

桐山先生は、明らかに糖質制限食事法で健康になられた。
しかし、何より重要なことは、ドキュメンタリー作家として多くの人に「こんなやり方もあるんだよ」と道しるべを示したことだろう。
桐山先生は、糖質制限の効用そして糖尿病の恐ろしさを広く一般市民に伝えるという、素晴らしい仕事を残された。

桐山先生。
ありがとうございました。

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