「食物繊維」をモリモリ食おうYO!⑨昭和のように令和を食おう!

拙ブログの特集「ヘルシー長寿研究会」において、NHKためしてガッテンの「長寿&がん予防で注目! 腸内細菌パワー覚醒術。(2019年11月放映)」なる番組の視聴感想の記事を書きました。

ヘルシー長寿研究会(7.長寿は腸寿。ガッテンだ!)【2019敬老の日】

その番組は、健康長寿者が多く暮らし大腸がんの罹患率も低いという京都府北部の「京丹後地域」について特集している内容で、そこに暮らす健康長寿の皆さんの腸内環境は極めて良好とのこと。
腸内環境を良好にする腸内の善玉菌を増やすために京丹後の皆さんがモリモリ食べているのは「水溶性食物繊維」・・・・
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調査結果では、京丹後の健康長寿さんたちの食生活の特徴として、「海藻」など水溶性食物繊維を多く含む食材を他の地域より多く召し上がっているのが「健康長寿」の一因として考えられるそうです。

<水溶性食物繊維を多く含む食品>
☆海藻
☆大麦など全粒穀物
☆根菜類
☆豆類
☆イモ類
☆キノコ類

いかがですか?
上記の<水溶性食物繊維を多く含む食品>のリストを見てお気付きの通り、どれもこれも基本的には「未精製の食物そのものを頂く」&「日本人が伝統的に食べてきたもの」であると、いえるでしょう。
一方で、ヘルシー長寿食として、最近では「地中海食」などが脚光を浴びているようです。
「地中海食」とは、オリーブオイル、全粒穀物、野菜、果物、豆、ナッツが豊富で、チーズとヨーグルトは頻繁に食され、魚も食されるが、肉、鳥、菓子の消費は控えめな地中海沿岸諸国の伝統的な食事であるとウイキペディアに紹介されていました。
「日本の伝統食」「地中海食」「沖縄の伝統食」「その他各地域の伝統食」・・・・どれを甲乙付けるのではなくて、それぞれの地域の自然や環境に根差した食事を、それぞれの「当地の人々」が今も取り入れている頻度や習慣が多いか少ないかも長寿健康生活に大いに影響しているのではあるまいか、それを「京丹後地域の人々の食習慣」に見ることができるでしょう。
【画像出典;スリム鳴造蔵書「美味しんぼ28巻、長寿料理対決!!」より抜粋引用させていただきました。】

地中海沿岸や沖縄や京丹後地域で「健康長寿者」が多いのは、もちろん、各々の地域の伝統料理すなわち「地産地消の食生活」の食材・メニューも素晴らしいのでしょうけれど、それよりも「その食事を続けている人の割合が多い地域」という要素です。
そして、それらの「伝統食」で共通しているのは、「地野菜、海産物、穀物、豆、果物、きのこ」・・・
ずばり「食物繊維が豊富に含まれていること」でありましょう。

た・だ・し。。。。で、ある。

ややもすると、TV番組などが腸内環境改善のテーマで「納豆が良い」「●●ヨーグルトが良い」と特集されると、翌日のスーパーでは当該食品がすべて売り切れという事は日常茶飯事的に経験するものですが、短種類の食物をそれのみ短期間食べたとて、ほとんどが腸内まで届かず、届いても効果があるかどうかは分からないというのが専門家の主たる意見のようです。
スーパー売り切れ.png


腸内環境を改善するためには、やはり健康長寿者が多い京丹後地区の人々の食生活を見習って、日常的に「食物繊維が多く含まれた食物を多種多様にバランスよく食べること」が大切ではないか、と、スリムちゃんは考えます。

一方で、食物繊維を多く含む野菜・果物・未精製穀物などの炭水化物を制限して、たんぱく質脂質をたっぷり摂取する「極端な糖質制限の長期実行」は、大腸に暮らす「腸内細菌の皆さん」にご馳走が届かず飢えてしまいます。
その結果、腸内環境を悪化させて悪玉菌を増やしたり、中性脂肪の蓄積や動脈硬化、糖尿病、高血圧の発症などの生活習慣病、がんや免疫機能の低下をもたらすという研究結果や科学的解明が数多く報告されてきているようです。
まぁ、そうは言っても、メタボの人が短期間に可及的速やかに痩せるためなどに実践する「糖質制限」は、食事療法のひとつとしてスリムちゃんは支持しますが、しかししかし、やはり長期日常的には「腸内環境」を整えることがより重要でありましょう。
腸内細菌Loves食物繊維.jpg

日本人の腸内には炭水化物を分解する菌がほかの国民より多いことが最近の研究で判明しているようです。
そして逆もまた真なりか、日本人は欧米人と比べては、たんぱく質を消化吸収できる能力に劣るようです。
未精製の穀類・根菜・海藻・味噌・納豆・きのこ・・・・・つまり、植物性食品がメインの食生活。
日本人はこのような食事に体を適応させてきたのでしょう。

そして、日本人にとって最も健康的な食事パターンは1975年(昭和50年頃)の食事だとの研究結果がネットニュースに出ていたことも記憶に新しいところです。
日本食-1975年-メニュー.jpg
【出典:https://www.sankeibiz.jp/ 】

1975年(昭和50年)の頃の食事は、それ以前の時代よりもタンパク質摂取が増えて栄養状態が良くなった点と、また、それとは逆に、それ以後の時代に増加していった動物性脂質や「超加工精製工業食品」の摂取量が、まだ今よりかなり少なかったという点が特徴ではないかと、スリムちゃんは推察します。

そして。。。で、あ・る。
そんな1975年から約50年年近く経過した、2020年・・・21世紀を暮らす超現代人。
もちろん栄養素の過不足に気を付けてたんぱく質もしっかり摂取する21世紀の食事をキープしながら、地産地消で高食物繊維な食物を大事にした食生活を少しでも意識して日常に取り入れる・・・・・・
つまり、「昭和にように令和を食おうぜ!」
それ、すなわち、「腸内細菌の常連さん」に、しっかりご馳走となって届く食物繊維をモリモリ食ってまいりましょう。

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