「食物繊維」をモリモリ食おうYO!⑧本当に腹ペコなのは「誰?」僕?私?それとも腸内細菌?

当シリーズではこれまで「食物繊維」の種類や、摂取することの大切さなどを専門家のご意見や色んな記事を引用したりしてご紹介してきました。

しかし、かつての「食物繊維」についての評価は、人間の消化酵素で消化されない、つまりエネルギー源として使うことができないためか「食べもののカス」として経口食物としては軽視されていたことは、私を含めてある程度の年齢を経ている人ならばご記憶にあることでありましょう。

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近年では「食物繊維」の重要な役割として、胃や小腸での消化・吸収をゆっくり穏やかにして血糖値の急上昇を避ける作用があったり、また、小腸で消化されずに大腸に到達し腸内細菌ご一同の「大ご馳走」となり腸内発酵されて、人間の体に多くの有用な役割を果たす「短鎖脂肪酸」を生み出すことが認められるようになり、重要な栄養素として積極的な摂取が推奨されるようになっております。

これからの食物繊維の考え方.jpg

昔から「腹持ちが良い」・・・という言葉があります。

腹持ちが良いとは
「よく噛まないと消化できないものを食べている」
「小腸では吸収されず未消化まで大腸に届いている状態」で、あろうかと思います。

長時間お腹が減らない・・・と感じるのは「ヒトとしての僕や私」というよりも「大腸に暮らす腸内細菌の皆さん」が食事中である状態ではないでしょうか。
つまり「未消化の食物繊維をゆっくりまったりと腸内細菌の皆さんが食べている状態」、すなわち「腸に食物繊維などが残っている状態」であろうと、スリムちゃんは推察します。
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糖質(食物繊維が少ない炭水化物)や肉や魚などのたんぱく質脂質、そしてそして現代文明で製品化された「糖質と動物性たんぱく脂質が加工された工業食品」に片寄った食生活であれば、すべて小腸で吸収されてしまっているので、「カラダ全体で食物が全く残っていない状態」と言えましょう。
 
この状態が「食事はしっかり朝昼晩摂っているのに、すぐにお腹が減ってしまう」と考えるならば、「腸内細菌がご馳走とする栄養素である食物繊維の不足」でありましょう。

つ・ま・り。。。。は、です。

食物繊維が含まれた食物が少ないかほとんど摂取しない場合は、「僕や私」つまり「ヒト」が食物をすべて小腸で吸収するので「その奥の大腸に暮らす腸内細菌の皆さんがお腹が減って困っている状態」でありましょう。

「炭水化物が人類を滅ぼすんだ!」
「炭水化物の食べ過ぎで早死にしてはいけません」
「断糖すればガンは99%治る、鬱も治るんだ」
「体の不調は糖質過剰および栄養不足のせいなんだ」
「肉玉子チーズを30回噛んで食え。便秘は気にするな」

・・・・と、このように、とにかく「炭水化物」を徹底的に悪者にした医者たちは、食物繊維を豊富に含む炭水化物さえ目の敵にしているので、「腸内細菌の皆さんと共存する気がない」愚かな連中だと言っても、過言ではなく言い足りないくらいです。
もちろん、血や骨を作る素となる「たんぱく質」や、人体運営をスムーズにする「脂質」もしっかり摂取しなければなならいことは、もう今更言うまでもありません。

だからと言って、医師免許を持ちながら「炭水化物は人類を滅ぼす」とかいった極めて頭の悪くて、故意悪意さえ感じる極端な発言を繰り返している輩どもは、本当に性質の悪い連中です。
糖質そして動物性たんぱく脂質、さらにこの2つ(糖質+動物性たんぱく脂質)を組み合わせた「精製工業食品」の過剰摂取こそが健康に良くないことは、今や世界中で広く知られていることであります。
糖質と動物性たんぱく脂質が加工された工業食品.jpg

そんな中、「糖質制限推進派センセ方」は、ただひたすら「糖質および炭水化物のみ」を悪者に仕立てているのが大問題でありましょう。
確かに、糖質過剰摂取も一因となりデブメタボで糖尿病などを発症した人(正に私もこのケース)にとっては、「糖質制限食事法」によって血糖値が安定して体重の減量効果が得やすいという「火急的すみやかな一時療法」として効果があるのは、私自身実感しています。

と・こ・ろ・が。。。。。。だ!!!

糖質制限推進派センセどもは、調子に乗って「ダイエットにも効果ある」として「痩せ願望が異常に強い日本人」それも「健康な人たち」を煽るという、取り返しのつかない大失態を平成時代に行ってきました。
一般の人がSNSやFBグループで閉鎖的に実践するのとは訳が違い、「健康情報に強烈な影響力を持つ医師免許を持つ連中」が「糖質制限は誰でも痩せる驚異のダイエット法」だと煽動してしまい、一般庶民の人々の健康にデメリットをもたらしてしまったことは、正に平成という時代の/暗部/恥部/呪部/駄部/であったと言っても言い足りないくらいの事件でありました。

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確かに「ブドウ糖果糖や精製された糖質ばかり食うことはよくない」という意味での糖質制限は理解できますが、「腸内細菌をないがしろにした炭水化物悪者論」を著作やマスコミを通じて垂れ流して、ましてや「驚異のダイエット法だ」「誰でも簡単に痩せられる。痩せないわけがない」と、日本人の「痩せ願望」にまで、「医師が著作やブログや講演」で言及してきた「平成を通じてのご高説」は、日本人全体の健康にとって大きなマイナスとなり、万死に値する「医療行為」であったと言えましょう。
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食物繊維を多く含む炭水化物さえ「糖質制限という名の下で」敵対視し摂取を極端に控え、そしてそれを補うために「たんぱく脂質食だ」「MEC(肉玉子チーズ)食だ!」「プロテインだ!EAAだ!」とばかりに、たんぱく質脂質をたっぷり摂取する極端な糖質制限の長期的かつ日常習慣的な実行は、「腸内細菌が飢えて困るから」腸内環境を悪化させる腸疾患のみならず、体脂肪の蓄積や脂肪肝、糖尿病、高血圧の発症などの生活習慣病、がんや免疫機能の低下をもたらすという研究結果や科学的解明が数多く報告されてきているようです。
糖質制限で大腸が劣化!知らないと危ない大腸との付き合い方.jpg

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【画像は、医師の日比野佐和子先生が「虚血性脳発作症で死にかけた」と言われた当時に食べていた普段の食事内容。
糖質を抜き、大好きな肉、そしてチーズが中心のメニュー、こうした糖質制限ダイエットが異変を招いたのだと日比野先生ご本人が証言されています。

ま、シンプルに考えますに、未消化で大腸に届く食物繊維を豊富に含む炭水化物を食べないと「腸内細菌の皆さん」は飢えてしまう、ゆえに「僕や私も不健康になる」ということでしょうな。
すぐにお腹が減る人、つまり現代人は食物繊維不足の腸内細菌の飢餓により「腹持ちが良くない」と言えるのではないでしょうか。

現代文明人の腸内細菌の多様性や数の激減は今や絶滅危惧種のリストに載せても良いくらいだと言われるくらいに、食物繊維不足の問題が懸念されているようです。
とりわけ過剰に加工された「精製糖質+動物性たんぱく脂質」ばかりの食事によって、1000兆ともいわれる腸内細菌の住人ご一同の健康と安全が確保されないならば、すなわち「僕や私つまり人体の健康」にとっても良いわけがありません。

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「3食きっちり食べているのに、すぐお腹が減り、また食べてしまう」
・・・・という場合には、一度自分のお腹まわりを触って考えてみようと思います。

「僕が、私が、腹減っているのか?」否、そうではなく・・・・・
「腸内細菌の皆さんが、腹減っているではないか」・・・と。


スリムちゃん読者様である「僕や私」は、食物繊維が豊富に含有された炭水化物をしっかり食べて、「腸内細菌の皆さんと楽しく共存」していきましょうぞ!
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「食物繊維」をモリモリ食おうYO!【特に穀物】シリーズ


     
⑧腹ペコなのは”誰?”・・僕?私?腸内細菌?
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