「ヘルシー長寿研究会」シリーズにおいて、前々回、前回と沖縄の長寿問題と伝統料理について特集してまいりました。
沖縄の食材、食物を、相性との効率にて工夫された調理法で定着していった「郷土料理」、すなわち沖縄の伝統長寿食について、その特徴を調べてみました。
●食物繊維が豊富に含まれる食物(サツマイモ、根菜類、ソバ)を主食とした、未精製炭水化物を摂取
●筋力が衰える高齢期になっても豚肉、豆腐(島豆腐)など、良質なタンパク質を摂取
●地域や外来の海藻類(もずく、昆布など)など、食物繊維ビタミンミネラルを摂取
●琉球石灰岩の土壌と紫外線の量が多い太陽のもとで育ったミネラル豊富で抗酸化力が高い「島野菜」を摂取
今回は、ヘルシー長寿食を楽しむために沖縄の郷土料理を食いまくりです。
広島の歓楽街「流川」にやって来ました。
本日、スリムちゃんブログが来店したのは・・・・・
●沖縄居酒屋 比嘉商店
[ここに地図が表示されます]
広島市中区流川町4−21 エルザビル1・2階
広島電鉄、胡町電停;徒歩約3分
●オリオンビール
ご存知、沖縄産ビール。
爽やかでスッキリとしつつも、優しい喉ごしのビールです。
●島らっきょうの浅漬け
ご覧のとおり、細身で小ぶりなのが「島らっきょう」の特徴のようです。
しかし小ぶりながら香りと辛みは強く食べ応えがあり、口当たり優しいオリオンビールに良く合います。
●ゴーヤのシャキシャキサラダ、ミミガー
島らっきょうに続いて島野菜のメインスター「ゴーヤ」が降臨!
コリコリ食感豚耳「ミミガー」を食べながら、泡盛を大至急オーダーです。
●泡盛直火請福(じかびせいふく)
度数30度。チェイサーのヘルプでロックで頂きました。
身が「キリっ」と堅くしまった「島豆腐」は植物性たんぱく質の宝石箱や!
●もずくの天ぷら
サクサクしながらもモチモチしてる不思議な食感でしたが、これが美味い!
初めて食べたレシピでしたが、やみつきになりそうな一品です。
●泡盛ハイボール
●ラフテー
三枚肉の角煮ですが、よく煮込んでいるのでしょうか、脂身が抜けてお肉の旨味が凝縮されています。
糖の代謝をサポートするビタミンB1が豊富に含まれた豚肉を美味しく調理する沖縄料理は、ヘルシー長寿を強力にサポートしてくれるでしょう。
●ジューシー
沖縄の炊き込みご飯で、季節の行事やお祝いの席などで登場する郷土料理のようです。
●軟骨ソーキそば
ソバと言っても麺そのものはうどんに近い見た目ですが
ウイキペディアによりますとソーキとは、沖縄で一般的に豚の骨付きあばら肉のことをさすとのこと。
豚肉は骨も全部食べられるほどよく煮込んであります。
お出汁はあっさりしており、優しいお味で全部飲み干しました。
●サーターアンダギー
会計を済まして店を出るときに、お店の人からデザートお土産として頂きました。
沖縄風揚げドーナツと言った感じでしょうか。
今回は、豚肉や島野菜など正に「沖縄郷土食」の一端を味合うことができました。
どのメニューも、塩分が少なく味付け口当たりも優しい料理という印象を持ちました。
料理自体がトゲトゲしておらず、五臓六腑に優しく染みわたるのでしょう。
あくまで私感に過ぎませんが、大らかで明るい沖縄の風土も関係しているのではと思いました。
このたびの首里城全焼はとても残念で心痛む出来事でした。
た・だ・し。。。で、ある、と、スリムちゃんは考えます。
どんな地域に住もうとも各々困難や苦難があるのがこの世の常ではありますが、「大らかでカラダに優しくヘルシーな沖縄料理」が地元の皆さんをしっかり支えてくれる限り、沖縄のシンボルである首里城も、きっと近い将来に逞しく楽しく、そして優しく再建されることでありましょう。
ヘルシー長寿研究会【2019敬老の日】シリーズ
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(6.沖縄料理を食いまくり)
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